フリーのデータベースであるPostgreSQLと、商用のデータベースであるOracleを例に、データベースの環境設定方法、運用方法、プログラミング方法などについて、まとめてあります。
データベースとは、データ(data)基地(base)の造語で、データを格納するためのシステムです。
PostgreSQLやOracleは、リレーショナルデータベース(RDB)と呼ばれるデータベースです。
また、データベースにアクセスするための言語として、SQLが使われています。
以下に、データベースの基本について説明します。
PostgreSQLと、Oracleの、インストール方法や環境設定方法について説明します。
PostgreSQLと、Oracleの使い方について説明します。
データベースでプログラムする場合は、各種のAPIが用意されています。 これらのAPIを使ってプログラムすると、データベースにあまり依存しないプログラムができます。 ただし、データベースへの接続やSQLの仕様の違いなどにより、各データベースに依存する部分もあります。
Perlを使う場合は、DBD/DBIモジュールを使います。
Javaを使う場合は、JDBCドライバを使います。
C言語は、データベースを最も高速にアクセスできます。 PostgreSQLでは、libpqというライブラリで提供されています。 また、Oracleでは、Pro*Cという、プリコンパイラで提供されています。
PHPは、HTMLの中にプログラムを埋め込む形式の言語です。 JavaのJSPや、IISのASPのようなものです。
Oracleでは、XMLを使ったデータベースアクセス環境が構築されています。 XMLの場合、階層的なデータを扱えるため、かなり便利になります。
PostgreSQLやOracleでは、多国語対応されています。 従って、localや環境設定のエンコーディング指定で、複数の言語に対応できます。