プレイヤーは３つの会社を持ち、そこから定期的な収入を得て、その金でエコ事業を競り落とし勝利点を得るのが目的となります。ただし、競り落としたエコ事業をいずれかの会社に任せると、その会社からの収入が得られなくなります。
　つまり、勝利点を得るほどに定期収入を失い、資金繰りが厳しくなるという性質を持っています。
　さらに、競り部分も「掛け捨ての一発競り」となり、競り落とせなくても使ったお金はなくなってしまう為、安易に競り金を決めることはできません。
　テーマに合わせた、常に難しい選択を迫られる、苦しい競りゲームとなっています。

　勝負を避けて資金を温存する、いわゆる「しゃがみ」の選択をとることもできます。
　しかし、本ゲームはそれにもペナルティを課しています。「競り金が少ない＝エコ事業に非協力的」ということになり、世間から非難され悪評（マイナス点）がついてしまうのです。
　これにより、安易に０金と言うのが難しくなり、基本システムと相まってゲームに大きな緊張感を生み出しています。

　金を出したのにケチをつけられる、この理不尽。テーマの持つ重苦しさを、是非とも味わってください！