■■ エコクレイジー 草案11 (!--大まかな変更点--) ・エコ推進の価値を少しだけ下げる為、基本のエコカードの数字をちょっとだけ上げる(=競りの価値を高める)。 ・悪評の仕組みを変更し、0個からは1個、1個以上あったら2個得るよう変更。つまり、こまめにファイナンスで悪評を減らし、0をキープするプレイを微推奨 ・悪評のマイナス点を1個−1EPに変更 ・ESG債を変更。悪評−1についても、1〜2ラウンド目に出ると悲しいので、悪評0ならEPが入るよう変更 ■ 概要  エコノミックアニマルのあだ名を返上し、これからはエコを追求するエコアニマルを目指そう!  そして、エコでクリーンな社会を築き、将来世代に安心安全な地球をプレゼントするのだ! ■ コンポーネント  3〜5人? ◇エコカード(24枚)  地球環境を守る様々な取り組みが記載されたカードです。  エコポイント(=EP)が2〜6の数字で表されています。 2:3:4:6=7:7:5:5 ◇経営カード(12枚)  ESG債(Environment・Social・Governance)を発行し、ファンドから資金を調達します。  そうして調達した資金や、調達した資金で行う宣伝・エコ活動などを表します。  4種類が各3枚ずつあります。 ◇ベースカード(15枚)  企業の基本的な収入を表すカードです。  1、2、4の3枚を1セットとして扱います。 ◇悪評チップ() ◇マネートラック&マーカー(4枚) ◇サイコロ(1個)  3人プレイ時に使用する12面体サイコロです。 ■ ゲームの準備  エコカードと経営カードを、よくシャッフルしてそれぞれ山とします。  そうしたら、経営山から3枚引いて表向きに配置し、そこを【ファンド】としてください。  次に、各プレイヤーにベースカードを1セットずつ配り、表向きにして手元に置いてください。この4枚を【ベース】とします。  各【ベース】は企業が持つ事業を表し、数字はその事業から得られる利益を表しています。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。  スタートプレイヤーが決まったら、スタートプレイヤーから時計回りで順番に”9+順番”金だけ得てください。4人プレイであれば、10金、11金、12金、13金となります。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行します。  各ラウンド毎に競りを行い、2巡(3人プレイ時は3巡)したらゲームが終了します。  以下の手順に従って進行させてください。 1:計画フェイズ  エコカード山から2枚引いて、それを表向きに配置します。  この配置された2枚が提案されたエコ政策となり、このラウンドにおける「投資」の対象となります。 2:投資フェイズ  エコ政策に対して、いくら金を投じるかを競います。  全プレイヤーは投資する金額(=投資額)を秘密裏に決定し、全員が決定したら一斉公開してください。  3人プレイ時は、4人目の仮想プレイヤーが必要です。スタートプレイヤーがサイコロを振り、出目を「仮想プレイヤーの投資額」となります。仮想プレイヤーの使用した金が決まってから、他のプレイヤーは投資額を秘密裏に決定してください。  公開後、投資額の多い順に順位を決定します。  複数いた場合、スタートプレイヤーから時計回りで近い方が優先してください。  順位が決まったら、投資額分だけ自分の金を減らしてください。  以下、順位により処理が異なります。 ◎1位/2位  エコカードを1枚ずつ獲得します。  まず1位のプレイヤーが好きなエコカードを取り、2位が残りの1枚を得てください。  得たエコカードは、直ちに【ベース】へ配置します。  自分の【ベース】を1つ選んで得たエコカードを配置し、”【ベース】の数字+配置したエコカードの数字”分のEPを得てください。  例えば、4の【ベース】に1のエコカードを配置したら、4(【ベース】の数字)+1(エコカードの数字)=5EPを得ることができます。  もしも、既に【ベース】に他のエコカードが配置されていた場合、数字が同じであれば追加する形で同じ【ベース】に配置できます。  その際に得られるEPは変わりません。既に配置されているエコカードは参照しないので、注意してください。  もしも数字が異なる場合、既に配置されているエコカードを全て捨て札とし、それから配置を行ってください。  また、他にエコカードが配置されていない【ベース】があっても、そこを必ずしも選ぶ必要はありません(収入を減らさない選択もできる、ということです)。 ○3人プレイ時  仮想プレイヤーが1位、ないし2位になった場合、そのエコカードは捨て札になります。  仮想プレイヤーが1位になったら、数字の高い方を選択し捨て札としてください。 ◎3位/4位  「投資額が最も少なかったプレイヤー」は、世界的な悪評が高まります。  4位のプレイヤーは、悪評を1枚得てください。もしも、既に悪評を持っていたら、追加でもう1枚得てください(これは、ESG債で悪評を得た際にも適用されます)。  次に、3位のプレイヤーから以下のどちらかを行うことができます。 ・経営  ESG債を発行してファンドから資金調達し、エコ活動を行います。  【ファンド】にある好きな1枚を選んで捨て札にし、その効果を適用してください。  イメージ戦略:調達した資金を宣伝やエコ活動に注ぎ込み、悪評を1つ減らします。悪評がない場合、2EPを得ます。  トレンド創出:”15−現在のラウンド数”分の金を得ます  12金+悪評1:12金と悪評を1つ得ます  投資額:このラウンドに支払った投資額と同じ金を得ます ・エコ推進  既にあるエコ政策に投資して、EPを得ます。  好きな【ベース】を1つ選び、投資額がそこに配置された”エコカードの枚数×2”分以上であれば、”エコカードの枚数”分のEPを得ます(ベースカードは枚数に含まれないので注意してください)。  もしも投資額に余裕があれば、複数の【ベース】を選ぶこともできます。  例えば、2の【ベース】にエコカードが3枚配置されていた場合、投資額が6以上であれば、3EPを得ることができます。 3:ラウンド終了  各プレイヤーは、「エコカードが配置されていない【ベース】」の数字を合計し、その合計分だけ金を得ます。  次に、【ファンド】に残っているカードを全て捨て札にし、経営山から3枚引いて補充します。山が尽きたら、捨て札をリシャッフルして経営山を作り直してください。  それらが終わったら、スタートプレイヤーを1つ左隣に移し、新しいラウンドを開始してください。  以上を繰り返し、2巡(3人プレイ時は3巡)したらゲームが終了します。  所持金を最も多く残しているプレイヤー(複数いれば、その全て)は悪評を1個減らしてください。  最後に、悪評数分だけEPを減らしてください。  最後に、最もEPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。複数いたら、悪評の少ない方が勝利します。それも同じなら引き分けとしてください。