■■ スーパーエコロジー 草案1 ■ 問題点  初手のオールインワンが強すぎ問題。  一応、初手から1金ずつ足す感じだと良いかも知れない。  大まかな問題として、まず最初にエコカードを選択する意味が殆どない。また、全掛けに対抗できない場合、単に金の消費機会を失うばかりか、競り落としもできないので後手番がかなり厳しい。というのが問題に感じた。  とりあえず、カード選択はスタPが行うので良いだろう。意味があるかどうかは、この後考えるとして。  一先ず、一発競りなんだが、一番金持ってる人しか勝てないのはちょっとつらいかな。  例えば、2枚競りにする。  つまり、1位と2位がそれぞれエコカードを1枚ずつ得るという形になる。という形式にして、ラウンド数を少なくするのもありなのか?  仮にその場合、最初にオールインワンしても、2→11みたいな落とし方をしてしまうと、2金で2位のカードを奪われることになる。初手が若干有利だし、無駄金を出しにくいという仕組みにもなる。  今は半金戻しだが、計算が若干面倒なので全額ロストでもいいような気がしないでもない。一捻りするなら、カードに最高額を指定し、最高額をベットしたプレイヤーがいればその時点で掛け金は全戻し。いなければ、競り負けたら全ロストというやり方もあるか? まぁ、ちょっと無駄かなぁ、という気がしないでもない。だが、全ロストだとギリギリで競り負けて3位になると何もかも失ってしまうので、流石にどうなのか。という気分になる。半返しでいいだろう。  低めの数字を「1」に置くのが定石臭いのをどうするか。  まず、点差を小さくする所から考える。現状、最大で1〜4幅があり、「4」に1を置くことはない。16と4では差がいくらなんでも大き過ぎる。仮に1〜3とし、3は滅多に手に入らない場合、まぁ、2を置くことを仮定すると8と4の差だから4差となる。  となると、後は悪評を取る可能性の問題ではあるが、いきなり「4」に置くのがリスキー過ぎるとしても、1と2で悩む場面は作りたい。  うーん  悪評ペナルティの枚数幅を減らして調整するか。2巡で終わるとして、8ラウンド。つまり、最大で16枚悪評を取るが、まぁ、その半分の8枚ぐらいが分水嶺となるだろう。つまり、8枚から1枚につき−2VPぐらいかな。で、5枚から−1VP。となると、10枚から−3VPとか。  ただ、この計算方法って差がつかないというか、単に−2VPになったら脱落と言ってることは変わらない。基本的にecoポイントが1〜3だと、どうやってもマイナスにしかならない。  例えばエコポイントを毎ラウンド制にする。  つまり、手番終了時にエコポイントをエリア×数字だけもらう。これなら、最初に4エリアに1を置く戦術も十分にあり得る。ただし、非常に差がつくので、とにかく早くエコポイントを競り落とさないと追いつけなくなる。この場合、エコポイント基本値に数値差はあった方がよい、ということになる。  だが、4のカードを4エリアに置くと、1ラウンド毎に16点入るのは流石にどうか。それに、まかり間違って初手に3とか出た日には、最後手番がオールインワンで競り落として4に配置し、以後7ラウンド12点ずつ入ることになってしまう。  そうするぐらいなら、ペナルティ点を調整した方がマシといえる。3〜4枚で−3VP、5枚で−5VPみたいな感じ。  また、セットコレクションボーナスをもう少し強化して、色を集めることで1でも十分戦えるようにするのがいいだろう。  後、悪評をなくす処理を入れる?  たとえば、もっともランクの高いエコ施設を持っていたら悪評1つ消えるとか。あるいは、これは4の施設のみの特殊効果でもいい。つまり、初手や2手目で4を埋めるのは十分あり。という訳だ。  それなら、3、4枚程度は悪評が減ると仮定して、悪評1枚からペナルティを設けるのも十分ありかも知れない。  この処理を入れる場合、初手1を4のエリアに配置は十分にあり得る。  なので、数字幅を1〜3にするので問題ないだろう。また、スタPは3枚から2枚、1位と2位を選ぶのも十分ありではある。が、ランダムでもよい。まぁ、ランダムかな。選ばせるとダウンタイムが増える可能性高いし。  となると、最大8ラウンド×2で16枚。ウィドウ含めて20枚程度で構成するのがいいだろう。  比率的には、マルチの1が2、各色1:2:3=3:2:1でいいか。  後はタイトル。  スーパーの上だとハイパー、ウルトラ、アルティメット、ミラクルとか?  アルティメットが使えないなら、ウルトラエコロジーかなぁ。 ■ 概要  エコでクリーンな社会を築き、将来世代に安心安全な地球をプレゼントしよう! ■ コンポーネント  3〜4人? ◇エコカード(24枚+12枚)  地球環境を守る様々な取り組みが記載されたカードです。  「黎明」と「成熟」の2種類があり、成熟の方がより高度な内容となっています。  また、赤青黄の3つの属性と、エコポイント(=EP)が数字で記載されています。 ◇ベースカード(16枚)  収入を表す、1〜4の数字が書かれた初期カードです。 ◇悪評チップ() ◇マネートラック&マーカー(4枚) ■ ゲームの準備  エコカードの黎明と成熟を、それぞれをよくシャッフルして山を作ります。  次に、各プレイヤーにベースカード1〜4を1枚ずつ配り、受け取ったら表向きにして手元に置いてください。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行します。  各ラウンド毎に競りを行い、”プレイヤー人数×3”ラウンドが終わったらゲームが終了します。  以下の手順に従って進行させてください。 1:収入フェイズ  各プレイヤーは、”(エコカードが配置されていない)ベースカードの数字合計”分だけの金を得ます。  初回ラウンドは10金ですが、以降はエコカードを獲得して配置する毎に収入が減少します。  また、最大所持金はなく、いくらでも金を持つことができます。 2:計画フェイズ  最後手番(=スタートプレイヤーの左隣)は黎明山から3枚引いて表向きに【場】に配置した後、その中から好きな1枚を選んでください。  選ばれなかった2枚は捨て札になります。  もしも、3巡目(=全てのプレイヤーが2回ずつスタートプレイヤーを終えている)であれば、黎明山でなく成熟山を使用します。 3:競りフェイズ  スタートプレイヤーから時計回りで順番に、エコカードを競っていきます。  スタートプレイヤーは好きな値を宣言してください。そして、次手番のプレイヤーは宣言された値より大きい値を宣言するか、あるいはパスします。  これを繰り返して1巡したら、その時点で最も高い値を付けたプレイヤーがエコカードを落札します。  それ以外のプレイヤーは、”自分が宣言した値の半分(端数切り捨て)”分だけ金を戻し、残りの半分は【ストック】へ戻します。つまり、競り落とせなかったら、提示した額の半分を失うということです。  次に、落札したプレイヤーは、自分の「まだエコカードが配置されていない」好きなベースカードを1枚選び、その下に得たエコカードを配置します。  そうしたら、”(配置された)ベースカードの数字×(配置した)エコカードの数字”分のEPを得てください。  もしも全てのベースカードにエコカードが配置されていたら、手元に置いて”エコカードの数字”分のEPを得ます(ベースカードの数字が1として扱います)。 ◎アピール  落札したプレイヤーは、エコ活動を世間に喧伝して自己アピールすることができます。  ”落札した際に自分が宣言した値”と同じだけ金を支払う毎に、得ている悪評チップ1枚を捨てるか、あるいは1EPを直ちに得ることができます。  例えば、3金でエコカードを落札した場合、追加で6金支払うと悪評を2個まで減らすか、EPを2まで得ることができます。 4:ラウンド終了  エコへの投資が少なかったり、金をたくさん持っていたりすると、世界的な悪評が高まります。  「最も多く金を持っているプレイヤー」と「現在得ているEPが最も少ないプレイヤー」は悪評チップを1枚ずつ得てください。複数いたら、その全てが受け取ります。また、この2つの条件は重複し、悪評チップは1ラウンドで最大2枚受け取れます。  それが終わったら、スタートプレイヤーを1つ左隣(=反時計回り)に移し、新しいラウンドを開始してください。  以上を繰り返し、3巡したらゲームが終了します。  各自悪評チップを数え、1枚毎にペナルティが発生します。   〜 4 : なし  5〜 8 : −1EP  9〜12 : −2EP 13〜16 : −3EP 17〜   : −4EP  次に、同色のエコカードがあれば、その枚数に応じて以下のボーナスを得ます(複数色あれば、それぞれ加算できる)。  1枚  : 0EP  2枚  : 2EP  3枚  : 4EP  4枚以上: 8EP  最後に、最もEPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。 ■ エコカード ・黎明(24)  1:2:3=12:9:3 ・成熟(12)  2:3:4=6:3:3