■■ エコクレイジー 草案5 ■ 問題点  悪評の溜まり方が弱い  スート置きが可能になった為、狙い所は分かりやすくなったがジレンマはなくなった。特に金に困らないのがよくない。  まず、よかった点は競り負けてもやることがある点。  投資についてはいいが、収入強化は金に関係なくやれてよさそう。つまり、競りに負けたら、無償で収入を強化するか、あるいは投資額でエコポイントを得るか。これは、早い段階でエコカードを手に入れていたら得られるメリットであり、後半の数字の大きいエコカードを狙うことに対抗する形になる。  んー  スートはゲームが分かりやすくなるが、やはり厳しいか。スートでなく数字にするとどうか。  つまり、同じ数字であれば重ねられる。4を1枚置くか、それとも1を4枚置くか、的な感じ。この場合、低い数字が多めに出る、あるいは取れる状況にならないと意味がない。また、点数的なボーナスもどうするか。  とりあえず、枚数。1枚目はなし、2枚目以降は既に配置されているカード枚数。だから、1を3枚置くとボーナスが3になるので、合計6。弱い。  エリアで考えたらどうか。仮に1〜3ぐらいのエリアがあり、2枚目以降は1枚配置する毎にエリアの基本値が入るとする。まぁ、普通3に置くと思うが、それだと1を3枚置けば3+3×2=9となる。エリアの数字は同時に収入なので、ジレンマ的にもよい。  収入強化については、ノーリスクで出せるがワンタイムという感じはいかが?  最初に4金、8金、×2金みたいなのがあり、使用したカード分の臨時収入を即時受け取る。×2は収入のあるエリアを1つ選んで入る。つまり3が最大値なら6金?という感じ。  この場合、各自が手札にする必要ない気がする。場に共通の収入強化カードがあり、順位でそれを1枚取るのがいいか。  エコ投資をどうするか。  とりあえず、現状のルールでいい。エリア+配置数字の合計払うと、配置枚数分だけポイントが入る。分かりやすく、エリアをなくしてもよい。エリアはなくすか。  悪評をどうするか。  資金トップと、最下位が1枚ずつ受け取る感じかなー。0金で捨て競り対策にもなる。が、ここまで来ると同値スタP近優先がかなり面倒だ。VPの低い方優先でいいかな。同値ならスタP近優先で。  点数スケールが落ちれば、悪評のマイナス自体は変えなくても良さそうかな。  後、カードの数字バランスだが、後半にも1がないと、1を集めるメリットが減るので調整が必要だろう。そもそも、現状の感じだと初回に5を取ったとしても、エコ投資しにくいし、重なりにくいしで使いづらいので、最初から大きい数字が出てもよいように思う。 (!--大まかな変更点--) ・全面改訂 ■ 概要  エコノミックアニマルのあだ名を返上し、これからはエコを追求するエコアニマルを目指そう!  そして、エコでクリーンな社会を築き、将来世代に安心安全な地球をプレゼントするのだ! ■ コンポーネント  3〜5人? ◇エコカード(12枚)  地球環境を守る様々な取り組みが記載されたカードです。  赤青黄の3スートがあり、エコポイント(=EP)が1〜3の数字で表されています。 1・2・3=2・1・1 ◇スーパーエコカード(12枚)  エコカードと同じですが、EPの数字幅が3〜5となっています。 3・4・5=2・1・1 ◇エコノミーカード(30枚)  金を生み出す商業、工業施設です。  赤青黄の3スートと1〜4の数字があり、数字がそのまま定期収入となります。 3スート:1・2・3・4=3・3・2・2 ◇ベースカード(16枚)  1〜4の数字が書かれたカードです。  これら4枚を1セットとして扱います。 ◇悪評チップ() ◇マネートラック&マーカー(4枚) ◇サイコロ(1個)  3人プレイ時に使用する12面体サイコロです。 ■ ゲームの準備  エコカードとスーパーエコカードを、よくシャッフルしてそれぞれ山とします。  エコノミーカードはよくシャッフルし、全プレイヤーに6枚ずつ配って手札とします。余ったエコノミーカードは使用しませんので、ゲームから取り除いておいてください。  次に、各プレイヤーにベースカードを1セットずつ配り、表向きにして手元に置いてください。この4枚を【エリア】とします。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。  スタートプレイヤーが決まったら、スタートプレイヤーから時計回りで順番に”9+順番”金だけ得てください。4人プレイであれば、10金、11金、12金、13金となります。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行します。  各ラウンド毎に競りを行い、2巡(3人プレイ時は3巡)したらゲームが終了します。  以下の手順に従って進行させてください。 1:計画フェイズ  【注目1位】と【注目2位】のエコカードを決定します。  スタートプレイヤーは【注目1位】と【注目2位】に、それぞれエコカード山から1枚ずつ引いて表向きに配置します。  5ラウンド(3人プレイであれば7ラウンド)目以降であれば、スーパーエコカード山から引いてください。 2:メインフェイズ  提案されたエコ政策に対して、いくら金をかけて実現するかを競います。  全プレイヤーは使用する金額を秘密裏に決定し、全員が決定したら一斉公開してください。  3人プレイ時は、4人目の仮想プレイヤーが必要です。スタートプレイヤーがサイコロを振り、出目を「仮想プレイヤーが使用した金」となります。  公開後、一番多く金を出したプレイヤーが【注目1位】の、次に多く金を出したプレイヤーが【注目2位】のエコカードを得ることができます。  複数いた場合、スタートプレイヤーから時計回りで近い方が優先してください。  これらの処理が終わったら、使用した金を支払います。  1位と2位のプレイヤーは、”自分が宣言した値”分だけ金を【ストック】へ戻してください。 ◎アピール  1位と2位のプレイヤーは、エコ活動を世間に喧伝して自己アピールすることができます。  ”自分が宣言した値”と同じだけ金を支払う毎に、得ている悪評チップ1枚を捨てることができます。  例えば、3金でエコカードを落札した場合、追加で6金支払うと悪評を2個まで減らすことができます。 ◎3人プレイ時  仮想プレイヤーが1位、ないし2位になった場合、そのエコカードは捨て札になります。 3:セットフェイズ  エコカードを落札した1位と2位のプレイヤーは、自分の【エリア】を1つ選んでエコカードを配置します。  次に、配置した【エリア】にあるカード(ベースカード含む)の数字を合計し、”合計値”分だけのEPを得てください。  もしも、既に【エリア】に他のエコカードが配置されていた場合、スートが同じであれば同じ【エリア】に加える形で配置できます。スートが異なる場合、どちらか1つのスートを選び、それを全部捨て札としてください。  エコノミックカードであった場合、スートに関係なくどちらかを全て捨て札にしてください。  また、3位以降のエコカードを得られなかったプレイヤーも、支払った金を「投資」とし、以下のどちらかのアクションを行うことができます。 ・エコノミックアクション  経済活動を活性化させ、基礎収支を増やします。  投資以下の数字の手札1枚を、好きな【エリア】1つに配置してください。  この時、エコカードと同様に同じスートであれば同【エリア】に配置できます。異なるスートか、あるいはエコカードであった場合は、どちらかを全て捨て札にしてください。 ・エコアクション  既にあるエコ政策に投資して、EPを得ます。  好きなエコカードが配置された【エリア】を1つ選び、その”数字合計”分だけ投資を減らし、その【エリア】に配置された枚数分のEPを得てください。この後、まだ投資が残っていれば、他の【エリア】を選ぶことができます。 4:評価フェイズ  環境活動への投資が少ないと、世界的な悪評が高まります。  「現在最も多く金を持っているプレイヤー」は悪評チップを1枚ずつ得てください。  複数いたら、その全てが受け取ります。 5:ラウンド終了  各プレイヤーは、「何もカードが配置されていないか、あるいはエコノミーカードが配置された【エリア】」の数字を合計し、その合計分だけ金を得ます。  また、最大所持金はなく、いくらでも金を持つことができます(ただし、最終的に金はEPにならないのでゲーム終了時にたくさん残していても意味はありません)。  それが終わったら、スタートプレイヤーを1つ左隣に移し、新しいラウンドを開始してください。  以上を繰り返し、2巡(3人プレイ時は3巡)したらゲームが終了します。  各自悪評チップを数え、以下のペナルティが発生します。   1   : −1EP   2   : −3EP  3〜 4 : −6EP  5〜 7 :−10EP  8〜11 :−15EP 12〜   :−21EP  最後に、最もEPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。複数いたら、4の【エリア】の数字合計の大きい方が勝利します。それも同じなら引き分けとしてください。 ■ エコカード ・ノーマル  1:2:3=6枚:4枚:2枚 ・スーパー  2:3:4:5=6枚:4枚:1枚:1枚 <赤> 二酸化炭素削減46% 二酸化炭素削減30% 二酸化炭素削減20% 二酸化炭素削減10% <青> 太陽光発電 水力発電 風力発電 バイオマス <緑> 電気自動車 エコポイント 不法投棄厳罰化 レジ袋有料化 <マルチ> 啓蒙活動