■■ ウルトラエコロジー 草案2 ■ 問題点  2枚競りがあまり機能していない。  問題は、より高額を出すオークション方式にあり、初手がオールインして他をおろしまくるのが良くないと言えばよくない。  まぁ、あまり難しく考えずに一発公開競りですかね。全員で賭けた後にオープン。落札できなければ半金返し。同値だった場合はスタPに近い方。という感じ。  後は、数値幅を元に戻した方がいい。数字を2つ書き、2巡するなら下側。3人プレイ時は3巡目に下側を使うとし、下側の数値幅を少し上げる。これで、1巡目に悪評を得ても金を残す意味があるかも知れない。  金について、3金と4金の差が僅か1金しかなくてどうなのか。  もっとここをダイナミックにした方がいいかも知れない。  例えば、1、2、4、8みたいな。仮に3を引いて即8に配置すると24だが、後から5が出て配置したら40という感じで、おいそれと8に配置するのは厳しい。という感じにはなる。また、資金調達の面でもかなり厳しくなる。1.5倍の差があるから。  まぁ、1の価値がほぼないのが気になるが。1なくして2、4、8でいいかも知れない。2巡、8ラウンドで2枚競りだと16枚。まぁ、大体4枚程度手に入る筈だから、1枚余る。だから、なるべく1とか取りたくない。という意識も働くし、これはこれで良いのではないだろうか。逆に1、1、1、とか取ってしまった時、これはもうどうしようもない。基本的には、取りたくなければパスするしかない。  あるいは、4枚目以降を取ると1枚につきすごくメリットがある。数字は1倍だが、例えば、全員悪評1つ得るとか。同色ボーナスがかなり高いとか。  また、3枚埋めたら、毎ラウンド悪評1個減るとするのもいいだろう。 (!--大まかな変更点--) ・全面改訂 ■ 概要  エコでクリーンな社会を築き、将来世代に安心安全な地球をプレゼントしよう! ■ コンポーネント  3〜4人? ◇エコカード(20枚)  地球環境を守る様々な取り組みが記載されたカードです。  赤青黄とオールマイティーの4属性と、エコポイント(=EP)が1〜3の数字で表されています。 ◇ベースカード(16枚)  収入を表す、1〜4の数字が書かれた初期カードです。 ◇悪評チップ() ◇マネートラック&マーカー(4枚) ■ ゲームの準備  エコカードをよくシャッフルして山を作ります。  次に、各プレイヤーにベースカード1〜4を1枚ずつ配り、受け取ったら表向きにして手元に置いてください。この4枚を【エリア】とします。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。  スタートプレイヤーが決まったら、スタートプレイヤーから時計回りで順番に”4+順番”金だけ得てください。4人プレイであれば、5金、6金、7金、8金となります。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行します。  各ラウンド毎に競りを行い、2巡(3人プレイ時は3巡)したらゲームが終了します。  以下の手順に従って進行させてください。 1:計画フェイズ  このラウンドで【1位】と【2位】に与えられるエコカードを決定します。  スタートプレイヤーは【1位】と【2位】に、それぞれ山から1枚ずつ引いて表向きに配置してください。 2:メインフェイズ  スタートプレイヤーから時計回りで順番に、エコカードを競っていきます。  スタートプレイヤーは好きな値を宣言してください。そして、次手番のプレイヤーは宣言された値より大きい値を宣言するか、あるいはパスします。  これを繰り返して1巡したら、最も高い値を付けたプレイヤーが【1位】のエコカードを落札します。  そして、次に高い値を付けたプレイヤーが【2位】のエコカードを落札します。  それ以外のプレイヤーは、”自分が宣言した値の半分(端数切り捨て)”分だけ金を戻し、残りの半分は【ストック】へ戻します。つまり、競り落とせなかったら、提示した額の半分を失うということです。  次に、落札したプレイヤーは、自分の「まだエコカードが配置されていない」好きな【エリア】を1つ選び、そのベースカードの下に得たエコカードを配置します。  そうしたら、”(配置された)ベースカードの数字×(配置した)エコカードの数字”分のEPを得てください。  もしも全ての【エリア】にエコカードが配置されていたら、手元に置いて”エコカードの数字”分のEPを得ます(ベースカードの数字が1として扱います)。 ◎アピール  落札したプレイヤーは、エコ活動を世間に喧伝して自己アピールすることができます。  ”落札した際に自分が宣言した値”と同じだけ金を支払う毎に、得ている悪評チップ1枚を捨てるか、あるいは1EPを直ちに得ることができます。  例えば、3金でエコカードを落札した場合、追加で6金支払うと悪評を2個まで減らすか、EPを2まで得ることができます。 3:評価フェイズ  環境活動への投資が少なかったり、金をたくさん持っていたりすると、世界的な悪評が高まります。  「最も多く金を持っているプレイヤー」と「現在得ているEPが最も少ないプレイヤー」は悪評チップを1枚ずつ得てください。複数いたら、その全てが受け取ります。また、この2つの条件は重複し、悪評チップは1ラウンドで最大2枚受け取れます。  次に、4の【エリア】にエコカードを配置しているプレイヤーは、その活動が評価されて悪評が減少します。  所持している悪評チップ1枚を【ストック】へ戻してください。  この処理は悪評チップを得た後に行うので、このラウンドで得た悪評をそのまま捨てることもできます。 4:ラウンド終了  各プレイヤーは、”(エコカードが配置されていない)【エリア】の数字合計”分だけの金を得ます。  最大所持金はなく、いくらでも金を持つことができます。  それが終わったら、スタートプレイヤーを1つ左隣に移し、新しいラウンドを開始してください。  以上を繰り返し、2巡(3人プレイ時は3巡)したらゲームが終了します。  各自悪評チップを数え、以下のペナルティが発生します。   1   : −1EP   2   : −2EP  3〜 4 : −4EP  5〜 7 : −7EP  8〜11 :−11EP 12〜   :−16EP  次に、同色のエコカードがあれば、その枚数に応じて以下のボーナスを得ます(複数色あれば、それぞれ加算できる)。  1枚  : 0EP  2枚  : 3EP  3枚  : 7EP  4枚以上:11EP  最後に、最もEPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。 ■ エコカード ・ノーマル  1:2:3=3枚:2枚:1枚 ・マルチ  1=2枚