■■ エコクレイジー 草案3 ■ 問題点  競り落としたカードを必ず配置しなければならないので、収入が低くなりすぎるような競り参加ができない。なので、捨て置き場を作るべきではある。  また、8倍だと、結局そこに4を置いたプレイヤーの勝ちになるのではないか。という問題を解決した方がいいと思われる。  まず、エリアを元の1〜4の4枚構成に戻す。  そして、継続点という考え方を導入する。つまり、配置した時に倍数ボーナスはもらえるが、その後、収入の代わりにEPがもらえるとする。  つまり、収入時にカードが配置されていなければ金として、配置されていればEPとしてもらえる。カードの数字は、配置した時のボーナスのみに適用。つまり、1のカードを初回に4に配置した場合、ボーナスの4+8ラウンド×4で36EPが入る。これは、最終ラウンドに4に4を配置した16EPを遥かに上回る収入となる。  まぁ、バランス的にはそれもどうなの感があるので、現実的なラインだと8ラウンドで16稼ぐ程度。つまり、半分ぐらいのボーナスがあるといいのかな。つまり、4なら2、3と2なら1、1はなし。3と2で差が出ないので、0→2→4→6でもいいかも知れない。カードを配置したら、次ラウンドから0→1→2→3で継続ボーナスがもらえるとする。  仮に1を即6に配置したら、6+3×7=27。6に4を配置したら24。つまり、これでもちょっと多い。いきなり収入が6金減るデメリットとどう向き合うか、という部分か。2なら、絶対お得という感じだろうから、正直危険かな。  継続ボーナスが0→0→1→2ぐらいなら良い。これだと、2×7=14。仮に0→1→2→4として、1を置いたら4+14=18。4を置いたら16なので、初回に2を4に置けたら22だから5差になってしまう。  まぁ、でもやっぱりそんなぐらいかな。 (!--大まかな変更点--) ・ベースカードの1をなくし、残りの数字を差がつくよう変更 ・同時競りに変更 ・セットアップを前のルールに戻す ・開始時所持金変更 ・エリアが全部埋まると悪評減るボーナス ・4枚目以降を競り落とすとボーナス ・悪評ペナルティとセットボーナスの数字を調整 ■ 概要  エコノミックアニマルのあだ名を返上し、これからはエコを追求するエコアニマルを目指そう!  そして、エコでクリーンな社会を築き、将来世代に安心安全な地球をプレゼントするのだ! ■ コンポーネント  3〜4人? ◇エコカード(14枚)  地球環境を守る様々な取り組みが記載されたカードです。  赤青黄とオールマイティーの4属性と、エコポイント(=EP)が1〜3の数字で表されています。 ◇スーパーエコカード(12枚)  エコカードと同じですが、EPの数字幅が2〜4となっています。 ◇ベースカード(12枚)  収入を表す、2、4、8の数字が書かれた3枚1セットのカードです。 ◇悪評チップ() ◇マネートラック&マーカー(4枚) ■ ゲームの準備  エコカードとスーパーエコカードを、よくシャッフルしてそれぞれ山を作ります。  次に、各プレイヤーにベースカードを1セットずつ配り、受け取ったら表向きにして手元に置いてください。この3枚を【エリア】とします。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。  スタートプレイヤーが決まったら、スタートプレイヤーから時計回りで順番に”14+順番”金だけ得てください。4人プレイであれば、15金、16金、17金、18金となります。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行します。  各ラウンド毎に競りを行い、2巡(3人プレイ時は3巡)したらゲームが終了します。  以下の手順に従って進行させてください。 1:計画フェイズ  【注目1位】と【注目2位】のエコカードを決定します。  スタートプレイヤーは【注目1位】と【注目2位】に、それぞれエコカード山から1枚ずつ引いて表向きに配置してください。  5ラウンド(3人プレイであれば7ラウンド)目以降であれば、スーパーエコカード山から引きます。要は、最後の1巡は数字の平均値が上がる、ということになります。 2:メインフェイズ  全プレイヤーは、使用する金額を秘密裏に決定します。  全員が決定したら公開し、金を使用した順に1位と2位を決定してください。複数いた場合、スタートプレイヤーから時計回りで近い方が優先されます。  この2枚のカードの競りを行い、一番多く金を出したプレイヤーが【注目1位】の、次に多く金を出したプレイヤーが【注目2位】のエコカードを得ることができます。  ”自分が宣言した値”分だけ金を【ストック】へ戻してください。  3番目以降のプレイヤーは、エコカードを得ることができません。  ”自分が宣言した値の半分(端数切り捨て)”分だけ金を戻し、残りの半分は【ストック】へ戻します。つまり、競り落とせなかったら、提示した額の半分を失うということです。  次に、エコカードを落札したプレイヤーは、自分の「まだエコカードが配置されていない」好きな【エリア】を1つ選び、そのベースカードの下に得たエコカードを配置します。  そうしたら、”(配置された)ベースカードの数字×(配置した)エコカードの数字”分のEPを得てください。  もしも全ての【エリア】にエコカードが配置されていたら、それを「エコアニマル」とし、手元に置いて”エコカードの数字”分のEPを得ます。また、自分以外のプレイヤーは悪評を1つ得てください。 ◎アピール  落札したプレイヤーは、エコ活動を世間に喧伝して自己アピールすることができます。  ”自分が宣言した値”と同じだけ金を支払う毎に、得ている悪評チップ1枚を捨てるか、あるいは1EPを直ちに得ることができます。  例えば、3金でエコカードを落札した場合、追加で6金支払うと悪評を2個まで減らすか、EPを2まで得ることができます。 3:評価フェイズ  環境活動への投資が少なかったり、金をたくさん持っていたりすると、世界的な悪評が高まります。  「最も多く金を持っているプレイヤー」と「現在得ているEPが最も少ないプレイヤー」は悪評チップを1枚ずつ得てください。複数いたら、その全てが受け取ります。また、この2つの条件は重複し、悪評チップは1ラウンドで最大2枚受け取れます。  次に、エコアニマルを所有しているプレイヤー(=全ての【エリア】が埋まっているプレイヤー)は、その活動が評価されて悪評が減少します。  所持している悪評チップ1枚を【ストック】へ戻してください。  この処理は悪評チップを得た後に行うので、このラウンドで得た悪評をそのまま捨てることもできます。 4:ラウンド終了  各プレイヤーは、”(エコカードが配置されていない)【エリア】の数字合計”分だけの金を得ます。  最大所持金はなく、いくらでも金を持つことができます。  それが終わったら、スタートプレイヤーを1つ左隣に移し、新しいラウンドを開始してください。  以上を繰り返し、2巡(3人プレイ時は3巡)したらゲームが終了します。  各自悪評チップを数え、以下のペナルティが発生します。   1   : −1EP   2   : −3EP  3〜 4 : −6EP  5〜 7 :−10EP  8〜11 :−15EP 12〜   :−21EP  次に、同色のエコカードがあれば、その枚数に応じて以下のボーナスを得ます(複数色あれば、それぞれ加算できる)。  1枚  : 0EP  2枚  : 4EP  3枚  : 9EP  4枚以上:15EP  最後に、最もEPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。 ■ エコカード ・ノーマル  1:2:3=2枚:1枚:1枚  マルチ=1が2枚 ・スーパー  2:3:4=2枚:1枚:1枚 <赤> 二酸化炭素削減46% 二酸化炭素削減30% 二酸化炭素削減20% 二酸化炭素削減10% <青> 太陽光発電 水力発電 風力発電 バイオマス <緑> 電気自動車 エコポイント 不法投棄厳罰化 レジ袋有料化 <マルチ> 啓蒙活動