わずか10回のシンプルな読み合い!
手番か来たら自分の手札1枚を、「近似値」か「同じスート」のどちらかの条件を指定しつつ他のプレイヤーに渡し、その渡したプレイヤーの手札から条件に近いカードを商品としてもらいます。
各プレイヤーが持つ手札は、「天秤カード」によって7以下、8以上の2つに分けられているので、例えば4の数字が欲しければ7以下の手札を多く持つ方のプレイヤーに、自分の手札から4に近い数字を渡して「近似値」を指定すればいい訳です。
ただし、それは絶対確実な方法ではありません。自分の手札、既に見えているカードの情報を総合し、欲しい数字/スートが本当にあるかどうかを見極めましょう! ないなら、他の有効そうなカードに切り替えるのもありです。なにせ手番は10回しかありません。なるべくミスしないよう、計画性をもってカードを集める必要があるのです。
攻防一体のオアシス!
欲しい数字、スートのカードが手札にない……
そんな時は「オアシス」を経由しましょう! オアシスには3枚のカードが置かれていて、手札から出した1枚をオアシスに置き、代わりにオアシスにある1枚を他のプレイヤーに渡すことができます。
また、オアシスは妨害にも使用できます。
他のプレイヤーが欲しがっているカードがあれば、それを先んじてオアシスに入れることにより、相手の手を遅らせることができるのです。
まさに攻防一体!
スタイルとスキル
思わぬ妨害やミスにより、予定外のカードをつかまされることもしばしばあるので、スタイル(集めたカードの得点計算方法)の決定はなるべく遅らせたいもの。
故に、スタイルを早く決定したプレイヤーには「スキル」の恩恵が与えられます。
スキルは決算時のボーナスで、全員がゲーム開始時に3枚持っています。これを、最も早くスタイルを決定したプレイヤーは3枚、次に決定したプレイヤーは2枚、最後に決定したプレイヤーは1枚プレイすることができるのです。
スタイルを早めに決定すると、欲しいカードがバレバレになってしまうという危険性はありますが、スキルによって更なる追加得点が見込めるかも知れません。
いつスタイルを決定するのか。それもゲーム中の大きな駆け引きとなります。