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HTMLの標準化

HTML4.0仕様の特徴と利点

 HTML4.0仕様の特徴は、文章の内容と表現(書式)の分離にあります。 HTML4.0仕様では、表現(書式)に関するデータは、スタイルシートで定義することとし、HTMLでは、文章の内容のみ記述するようになっています。
 そのため、HTML4.0仕様には、以下の利点があります。

 HTML4.0strict仕様では、FONTタグやCENTERタグなど使用できません。 色指定、文字サイズ指定、フォント指定、書式指定は、すべてスタイルシートで定義します。 そのため、HTMLファイルは、コンパクトになります。  また、デザインを変更する場合も、スタイルシートを切り替えるだけで、いろいろなプレゼンテーションを行うことができます。 ですから、文章を記述する場合に、デザインを考えなくてよいため、効率があがります。

 このページは、HTML4.0仕様に準拠して作成しています(一部、XHTML1.0仕様に書き換えてあります)。 しかし、スタイルシートに対応していないブラウザで表示しても、それなりに見えるように配慮したデザインとなっています。
 IE8, IE7, IE6, Firefox3, Opera10, Sleipnir2で、確認をしています。 もし、表示が乱れる場合は、ブラウザのスタイルシート機能をOFFにしてください。

HTML4.0仕様を使ったサンプル

HTML4.0とHTML3.2の違い

 以下にHTML3.2とHTML4.0で同じ内容の文章を作成してみました。  ソースを比較して見ると、いかにすっきりするかがわかります。

HTML4.0のスタイルシートの違い

 スタイルシートは、複数のHTMLで共通に使えるので、色や文字サイズなどのデザインを変更する場合に、簡単に変更できます。 スタイルシートを変更するだけで、以下のようなバリエーションが簡単に作成できます。

XHTML1.1仕様

 HTMLの仕様書の最新版は、W3CよりXHTML1.1が正式勧告となっています。
 HTML4.0より、記述のあいまいさが減り、判りやすくなっています。
 HTML4.0とXHML1.1には、以下のような違いがあります。

 将来的には、XHTML形式が主流になると思われますが、XML宣言をするとIE6が互換モードになり、スタイルシートの表示が正しく行えないという問題があります。

HTMLの仕様書

 HTMLは、W3Cによって標準化が検討されています。 HTML関係の仕様書には、以下のものがあります。
 HTMLの仕様書の最新版は、XHTML1.1です。
 日本語訳のページも掲載していますが、正式な仕様書はW3Cの英語版ですので、参考程度に利用してください。

CSSの仕様書

 CSSは、W3Cによって標準化が検討されています。 CSS関係の仕様書には、以下のものがあります。
 CSSの仕様書の最新版は、CSS2.1です。
 日本語訳のページも掲載していますが、正式な仕様書はW3Cの英語版ですので、参考程度に利用してください。
 CSS3の仕様書は、モジュール単位に分割されています。ここでは、主なモジュールのみ紹介しています。

HTML構文チェッカー

 HTMLの記述が、W3Cが勧告した仕様の文法に合っているかを調べるために、下記のような構文チェッカーがあります。

スタイルシートデザイン




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