しゃがむべきか、進むべきか
ゲーム終了時に残った手札はマイナス点になる為、それまでにどれだけ手札を減らせるか。が本ゲームの基本となります。
手札となるカードには2〜8の数字が等枚数あり、山から1枚引いてそれを手札に加えるか、あるいは「引いた数字と、(手札にある)同じ数字を一緒に場に出す」かを選びます。そして、場に出したカードの枚数が得点として数えられます。
つまり、手札に入れる程、場に出す際の枚数を増やす(=高得点を狙う)ことができますが、なにせ引いたカードと同じ数字しか出せない為、運が悪いと出す機会を失いマイナス点になるリスクも背負っています。
なら即出せば良いかと言えば、「既に場に出ている数字と同じ数字は出せない」というルールがある為、出した後に同じ数字を引いてしまうと単純にマイナス点になります。
その他にも様々な要因が加わり判断を難しくさせるのですが、基本的にはこの見切りのタイミングが肝となります。
偉大なミュージシャンの力を借りよう!
山から1枚引いた際、それを手札に入れるか、場に出すかに加え、第3の選択肢があります。それは、クロスロードへ行って悪魔と契約し、死んだミュージシャンのスキルを手に入れることです!
やり方は簡単。山から引いた1枚を他のプレイヤーに渡すだけ。そうしたら、場に残っているミュージシャンから1人を選び、そのスキルを手に入れることができます。
ただし、これには当然デメリットが生じます。
まず悪魔と契約したペナルティとして、一定のマイナス点が付けられます。
次に、他のプレイヤーにカードを渡した際、その渡されたプレイヤーは手札に入れるか、あるいは場に出すかの選択ができる為、実質的に1手番与えていることになります。
と、確かにデメリットは大きいのですが、スキルはとても強力。これをいかに使いこなし、デメリットを上回るメリットを出せるか、腕の見せ所となります。
襲い来る突然死! そして伝説となる
ゲーム終了条件は山が尽きた時ですが、もう1つ特殊な終了条件があります。
それは、手札の数字合計が「27」になった時、そこで突然死して27クラブの仲間入りをすることです。
ゲームが終了すると手札枚数がマイナス点になるのですが、27を作って終了を宣言したプレイヤーは、ボーナスとしてその手札枚数を半分として数えることができるのです!
これにより、まだまだゲームは終了しないと油断し、手札を溜め込んでいるプレイヤーを一気に叩くことができ、それがゲームに大きな緊張感を生み出しています。