■■ Crossroads 草案2 ■ 問題点  ほぼ運ゲー。  2枚だと選択の余地がほぼなく、その数字を引けるか引けないかしかない。  また、押し付けられたカードは基本受け取らず捨ててしまえるので、実質パスでしかなくここにもゲーム性がない。  まず、プレイできる数字は1種1回だけに限定する。  つまり、3を1枚でも2枚でもプレイは可能だが、次に手札に来てもプレイはできなくなる。どのタイミングでリリースするかが重要。当然、一度リリースしたらその数字は優先的に押し付けられることになる。押し付けられて拒否できなければマイナス点だから、いつ切り出すか、みんな持ち持ちになってそうかの判断はいいと思われる。  押し付けられて拒否できない場合、手番じゃなくてもカードを出せる。以外のメリットが何かあると良い気がする。  押し付けられる代表例は、基本その人がプレイしたカードを引いた時に限定される。これまでは集まりそうもない数字を押し付けていたけど、1枚からプレイできるのであれば持たない理由はほぼない。と考えると、パスすることで何かメリットあってもいいのか。  手番数がかっちり決まっていると、逆算していつリリースしなければならないのか決まってしまうので、サドンデス要素は付けなければならない。  んー  各数字、それ以上でないとプレイできない制限を付ける。  つまり、1を1枚でプレイしたら、次の人は2枚以上でないとプレイできない。とする。これも我慢要素としてはありだし、強烈なインタラクションを生む。また、一応素早いリリースの意味もある。  また、スコア計算を単純に1枚1点にするとどうか。  3の価値と8の価値が同様になるので、実質意味がなくなる。枚数の少ない8を敢えて溜め込むデメリットがほぼ消滅する。  等枚数にする、というやり方はある。この場合、実質スートであり数字の意味はない。  敢えて意味を付けるなら27の合計値のみとなる。なら、3〜9の7スートでいい気もする。最短、9が3枚で27達成的な。  誰かが27を作ったら即終了し清算する場合、プレイ枚数で勝ってるなら即終わらせに行くプレイもありになる。可能なら、9が3枚で手札マイナス3で終了が最も望ましい。  で、単に狙うと運頼みになるが、そこでスキルがあるといいだろう。  スキルの取得は基本パス時とする。複数枚重ねられるよりは、スートがあって同スート1枚だけ。3スートで最大3枚まで同時保持可能ぐらいにしておくとよいかも知れない。  概ね、手札操作系、スコア系、アクション強化系の3種類が分かり易いか。  で、スキルにこそイラストが欲しい。通常の数字はブルースとかロックとか、ジャンル的なもので良いような気がする。 (!--大まかな変更点--) ・数字構成、枚数を変更 ・テーマを変更。それに合わせたルールを追加 ■ 概要  呪われた27歳を乗り越え、アーティストとして大成しよう! ■ コンポーネント  3〜5人用 ◇ナンバーカード(36枚)  アーティストとしての天運を表すカードで、3〜8の数字で表現されています。  その構成は、3〜4が7枚、5〜6が6枚、7〜8が5枚となっています。  3:4:5:6:7:8=7:7:6:6:5:5 ◇契約カード(9枚)  悪魔と契約することで得られる特殊な才能です。  ゲーム終了時に必ずマイナス点になりますが、特殊な効果を持つスキルが1つ設定されています。  5:手札が5枚以上の時、自分の手札1枚を捨て札にしてもよい  4:生死判定を無効化する(ただし、手番終了時に27以上であれば死亡する)  2:手番終了時、既にプレイしている数字を捨て札にしてもよい  3:ホールド時、追加で1枚引いて手札に加えてもよい  7:1手番につき、好きな手札2枚の数字を合計し、1枚の手札として扱ってもよい  1:手札を公開する。生死判定で死亡したら、ゲームに勝利する  6:ゲーム終了時、手札の偶数を0にし、奇数を2倍にする  :  : ■ ゲームの準備  ナンバーカードをよくシャッフルして山を作り、各プレイヤーは山から2枚ずつ引いて手札としてください。  この時、各自1回だけマリガンができます。手札を1枚、ないし2枚捨て札にし、捨て札にした枚数だけ山から引き直してください。誰か1人でもマリガンを行ったら、捨て札を山へ戻してリシャッフルします。  次に、契約カードをよくシャッフルして契約山にします。そして、3枚引いて表向きに配置し、そこを【クロスロード】としてください。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定してください。 ■ ゲームの進行  スタートプレイヤーから時計回りで手番を繰り返し、山が尽きるか、あるいは特定の条件を満たすとゲームが終了します。  自分の手番になったら、以下の手順に従って処理を行ってください。  まず、山から1枚引いて生死判定を行います。  山から引いた1枚と、手札の数字の合計が27だった場合、死亡脱落して直ちにゲームが終了します。  死亡しなかったら、「リリース」「ホールド」「パス」の中からいずれか1つを選んでください。 〇リリース  引いたカードと同じ数字の手札があれば、それらを「新曲」として一まとめにし、表向きで手元に置いてそこを【作品置き場】とします。  同じ数字の手札は同時に何枚でもリリースすることができ、必要があれば一部を手札に残しても構いません。  例えば、手札に4が3枚ある状態で4を引いた場合、手札に4を1枚だけ残し、(引いたカードと合わせて)3枚を新曲としてリリースすることもできます。 〇ホールド  引いたカードをそのまま手札に入れます。  リリースできる状態であっても、ホールドを選択することもできます。 〇パス  他のプレイヤー1人に、引いたカードを表向きにして手渡します。  この時、【クロスロード】から好きな1枚を選んで、それを手札に加えることができます。そうしたら、契約山から1枚引いて【クロスロード】へ補充してください(山が尽きたら補充されません)。  その後、渡されたプレイヤーは生死判定を行った後、「リリース」か「ホールド」、あるいは「トラッシュ」を行います。  手番プレイヤーと違いパスはなく、トラッシュを選択したら渡されたカードをそのまま捨て札にしてください。 ◎契約カードについて  契約カードを手札に入れたら、そのスキルをいつでも使用することができます。  ただし、契約カードは捨て札にできず、リリースすることもできません。そして、ゲーム終了時にはマイナス点として計上されます。  これらの処理が終わったら、次の順番のプレイヤーに手番を渡します。  この時、山が尽きていたらゲームが終了します。また、手札の数字合計が27以上だった場合も、死亡脱落して直ちにゲームが終了します。  ゲームが終了したら、脱落していない(=死亡していない)プレイヤーはスコアを計算してください。  まず、【作品置き場】にあるカードの数字を合計し、そこから手札の数字をマイナスしてください。この時、最低値は0以下にもなります。  そして、最終的に最もVPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。複数いる場合は、【作品置き場】にあるフラッシュカードの多い方が優先されます。それも同じなら、引き分けとしてください。