■■ Crossroads 草案4 ■ 問題点  まだ1回も試していないが、おそらく機能しない。  現状の方式の場合、まずパスが発生せず引いてリリースするかホールドするかのゲームになると思われる。  その原因として、より多い枚数がプレイされた際に引っ込める方式だと、今までのようにマイナス点にできるから、という理由で既リリースの数字を渡す理由がない。というか、むしろ渡すと枚数で切り返される可能性もあり、基本的にホールドするしかなくなる。  また、渡した際に利点、つまりスキル修得がなかった場合、単に手札損になる可能性が高く、場合によってはアシストすらあり得るのでやる価値を感じられない。  やはり、各数字につき出せるのは1度だけ、とするのがいい。  そして、早出しとスキルについてのデメリットを付ける方向性で考えた方がいいだろう。  まず、早出しのデメリットはマイナス点を押し付けられる可能性があること。  だが、これは実際にはそんなに押し付けられない可能性が高い。まだ可能性がある場合、ホールドするという選択肢が残る為だ。ただし、ホールドして引かなかった場合は丸損になるので、これもまたリスクがある。ので、どうせリスクがあるなら早出しでいいや。という判断になるのは分からないでもない。  1つの方向性として、引いたカードは一旦手札に入れて、そこから1枚を出す。という形にしてみるか?  この場合、貯めることにややメリットがある。また、腐ったと理解したらパスで渡せるので、そこも意味がある。  一度手札に入れて、自分の手番で1回だけリリースができる形式にし、パスで渡した相手はそれで即出せないようにする(即出せるのをスキルにする)。  スキルについては、マイナス点をつける。1枚−1VPが妥当ではある。  あるいは、使い切りにして使用したら戻す形式でもいい。ただ、それよりは、イメージを優先したい。つまり、クロスロードで偉大なアーティストが憑く感じ。  基本は1枚を得る。  んで、新しく得る際に交換するか、加えて持つかの選択ができる。んで、終了時に複数持っていたらマイナス点がちょっと多めにつく。という感じか。 (!--大まかな変更点--) ・タイムリミットを手札から場へ。公開情報化 ・スキルの仕様を変更 ・プレイの仕様を変更 ■ 概要  「悪魔よ、我が魂と引き換えに超絶技巧を与えたまえ!」  今夜もまた、十字路に潜む悪魔に魂を捧げる愚か者がいる。  呪われた27歳を乗り越え、アーティストとして大成しよう! ■ コンポーネント  3〜5人用 ◇ジャンルカード(42枚)  音楽ジャンルを3〜9の数字で表したカードです。  各数字につき、6枚ずつあります。 3:グラムロック 4:グランジ 5:オルタナ 6:パンク 7:プログレ 8:ブルース 9:ハードロック ◇スキルカード(7枚)  悪魔と契約することで得られる超絶技巧です。  3〜9の数字があり、各カード毎に特殊な効果を持っています。 3:ゲーム終了時、各数字につき1枚ずつ、手札を捨て札にできる 4:ゲーム終了時、自分の「最も枚数の多い数字」の枚数を2倍にする 5:手番時、山から2枚引いて好きな方を選び、残りを山の上へ戻す 6:【作品置き場】にプレイした自分の数字は、より多い枚数がプレイされても手札に戻らない 7:パスで渡されたカードを捨て札にしてもよい 8:手番中に1回だけ、好きな手札1枚の数字を+1か−1して扱ってもよい 9: ■ ゲームの準備  ジャンルカードをよくシャッフルして山を作り、各自2枚ずつ引いて手札とします。  次に、スキルカードを番号順に表向きで並べ、そこを【クロスロード】としてください。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。 ■ ゲームの進行  スタートプレイヤーから時計回りで手番を繰り返し、山が尽きるか、特定の条件を満たすとゲームが終了します。  自分の手番になったら山から1枚引いて「リリース」「ホールド」「パス」の中からいずれか1つを選んでください。 〇リリース  新曲としてリリースします。  引いたカードを表向きで手元に置き、そこを【作品置き場】としてください。この時、手札に同じ数字があれば、それも一緒にリリースすることができます。  ただし、既に自分の【作品置き場】に同じ数字がリリースされていたり、あるいはいずれか1人でも【作品置き場】に同じ数字をより多くリリースしていた場合、リリースすることはできません。  例えば、3の数字をリリースしたい場合、自分が既に3をリリースしていたらできません。また、他に3を2枚出しているプレイヤーがいたら、3を2枚以下でリリースすることはできません。3枚以上ならリリースできます。 ・リリース後の処理  これがその数字の初めてのリリース(=他の誰もリリースしていない)であれば、【クロスロード】からその数字と同じスキルカードを手元に置いて「スキル」としてください。スキルにはそれぞれ固有の特殊効果が設定されています。テキストに従い、その効果を適用してください。  既に同じ数字がリリースされていた場合、他のプレイヤーはそれを手札に戻してください。つまり、全プレイヤー含めて、各数字は1組ずつしか同時に【作品置き場】に存在しないことになります。 〇ホールド  引いたカードをそのまま手札に入れます。  リリースできる状態であっても、ホールドを選択することもできます。 〇パス  他のプレイヤー1人に、引いたカードを表向きにして手渡します。  その後、渡されたプレイヤーは「リリース」か「ホールド」のどちらかを行ってください(手番プレイヤーと違い、パスはありません)。  これらの処理が終わったら、次の順番のプレイヤーに手番を渡します。  この時、山が尽きていたらゲームが終了します。  また、手札の数字合計が「27」であった場合、強制的にゲーム終了を宣言することもできます(これは任意で、行っても行わなくても構いません)。  ゲームが終了したら、スコア計算を行ってください。 ■ スコアリング  【作品置き場】にあるカード1枚につき1VPを得てください。  次に、手札とスキルカード1枚につき−1VPされます(最低値は0以下にもなります)。  そして、最終的に最もVPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。複数いる場合は、ゲームが終了した手番プレイヤーの左隣から、時計回りで最も近いプレイヤーが優先されます。それも同じなら、引き分けとしてください。