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FreeBSD(98)のインストール準備

FreeBSD(98)の入手

 以下のURLから、FreeBSD(98)をダウンロードします。 展開すると、98readmeディレクトリに、ドキュメントが入っています。

unix# lynx ftp://daemon.jp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD-PC98/tars/
  4.2R-R01.tar.gz           2000/12/11   16M
unix# gzip -cd 4.2R-R01.tar.gz | tar -xvf -

 展開すると、以下のディレクトリがあります。

4.2-RELEASE
 ├98bin/
 ├98doc/
 ├98readme/
 ├98src/
 ├floppy98/
 ├jcatman/
 ├tools98/
 └XF86336/

 また、以下のAT互換機用の以下のファイルも必要となります。 インストールする配布ファイルを変更すると、他にも必要となる可能性があります。

4.2-RELEASE
 ├bin/
 ├crypto/
 ├compat22/
 ├compat3x/
 └src/

 AT互換機用は、以下のURLにありますが、CD-ROMもあります。

unix# lynx ftp://ftp4.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/i386/

 今回は、FTPインストールするため、anonymousFTP可能な領域に置いておきます。 FTPサーバの~ftp/pub/FreeBSD/4.2-RELEASEディレクトリに格納します。 インターネット上のFTPサーバを指定することも可能ですが、常に同じ環境を作成するために、ローカルFTPサーバを使います。

ブートフロッピーの作成

 CD-ROMブートできない機種では、ブートフロッピーを作成する必要があります。 ブートフロッピーは、UNIXのddコマンド、または、Windows(DOS)のrawriteコマンドで作成します。 AT互換機では、fdimageコマンドでも作成できます。
 ここでは、Windows(DOS)のrawriteコマンドで作成します。 rawriteコマンドは、tools98ディレクトリに格納されています。 ドライブ名は、bやcのように指定します。

DOS# \tools98\dostools\rawrite
  \floppy98\kern144.flp
  ドライブ名
DOS# \tools98\dostools\rawrite
  \floppy98\mfsroot.flp
  ドライブ名

ソースの準備

 ソースからメイクしてインストールできるように、内部サーバに格納しておきます。 これにより、以下のメリットがあります。

 ダウンロードは、ftp://ftp/pub/FreeBSD/pub/で、アクセスできるように格納します。 格納するソースには、以下のものがあります。

モジュール名内容
dhcpdDHCPサーバ
apacheWebサーバ
mod_sslSSL対応モジュール
OpenSSLSSLライブラリ
majordomoメーリングリストサーバ
CFメールサーバ(sendmail)設定ツール
code文字コードツール
cshcshスクリプト

設定ファイルの準備

 設定ファイルのダウンロードは、ftp://ftp/pub/FreeBSD/pub/で、アクセスできるように格納します。 格納する設定ファイルは、uxsv01の/conf配下をアーカイブしたものです。

ファイル名内容
conf.tar.gz設定ファイル


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