Plamo、Debianに続きRedHatの5.2rel2のインストールです。商用パッケージを買ってきました。
インストールしたマシンは以下のようなスペック。以前Plamo入れたClaymoreです。
HDDにあんまり余裕がないのでPlamoはアンインストールされることとなりました(^^;
名称 : Claymore(AT互換機) CPU : Pentium/200MHz GA : Millennium HDD : 6G(IDE) CDROM : ATAPI 10倍速 SCSI : AHA-2940 NIC : LGY-PCI-TXR(MELCO) |
フォーマット済みFDを1枚用意。CDブート可能なので、インストール用ブートディスクではなく緊急時起動用のFDとなる。
CDブートできない場合でも、ちゃんとインストール用ブートディスクが付属しているので安心だ。さすが商用パッケージである。
日本語RedHat5.2rel2のCDをドライブに入れ、マシンを再起動。
しばらくすると、ブートのプロンプトが出るので、Enterで先にすすむ。
ちなみに今回は、ただEnter押すだけのところも一つの項目にしてあるのであしからず。
キーボードの種類を聞いてくるので、jp106にしておく。
当然CDROMからインストールするので、Local CDROMを選択。
よくわからないタイトルだが、前バージョンからのアップグレードか、新規インストールがということらしい。
今回は新規インストールなので、インストールを選択。
サーバー、ワークステーション、カスタムと選択できる。
クライアント用マシンなのでワークステーションを選択しようかとも思ったが、せっかくだからカスタムを選ぶことにする。
実はワークステーションでインストールしようとするとディスク容量が不足とかいわれた。2Gあっても足りないの?(^^;
SCSIカードを自動認識する。
AHA-2940が認識された後に他のSCSIカードがあるか聞いてくるが、SCSIカードは1枚だけなので、いいえを選択する。
パーティション分割やマウントの設定を行なう。
RedHatにはFDISKのほかにDisk Druidというパーティション分割とマウント設定を同時に行なうツールが付属しているので、それを使ってみる。
メニュー形式で割と使いやすかった。まあ、このへんは好みが分かれるかもしれないが。
ちなみに、SWAP領域に32M(/dev/hda4)、Native領域に2G弱(/dev/hda3)を割り当てた。
/dev/hd4にチェックがついていることと、不良ブロックチェックを行なうにチェックがついていることを確認し、了解を押す。
7.と同様に、/dev/hda3にチェック、不良ブロックチェックにチェックがついていることを確認し、了解を押す。
フォーマット中は、プログレスバーで進行状況が確認できるので安心だ。
カスタムインストールなので、ここで色々選択するのだが、めんどくさいので「全て」にチェックし、そのまま進める。
実は必要そうなものだけ選択し、コンポーネント間の依存関係のチェックも行なったけど、なぜかインストーラが途中でコケたという話が(^^;
ここでEnterを押すと、次々とコンポーネントをインストールし始めるので、しばらく待たされる。
といっても15〜20分なので、それほど長くはない。プログレスバーも表示される。
ここからはXの設定である。
インストールのログ保存場所が表示されるので、確認したら了解を押す。
ここからX関係の設定になる。
まずはマウスが自動認識される。確認したら了解を押す。
Matrox Milleniumを選択。
手元にあったのがNECのMultisync15TVなのだが、一覧にはなかったので、一番型番が近そうなNEC MultisyncXV15+を選択した。
解像度の設定を行なう。
自動検出が楽なので、検出を選択。
最適な解像度の検出する旨のメッセージが出るので、了解を押す。
最適な解像度が検出され、確認のメッセージと選択肢が表示される。
1024*768の32bitカラーが検出されたので、そのまま利用する。
その他の設定。
これは後で設定するので、いいえを選択する。
先に設定したほうが楽なのだが、メルコのLANカードのドライバが一覧から選択できないため、先に進めないのである(^^;
JAPANを選択。GMTを使用するのチェックは外しておこう。
OS起動時に一緒に起動されるサービスの選択を行なう。
これはデフォルトのままで了解を押した。
プリンタは使わないので、いいえを選択。
rootのパスワードを設定する。
緊急用起動ディスクを作成する。
出来あがったら、FDDから取り出して、「RedHat5.2起動」とでも書いたラベルを貼っておこう。
HDDから直接起動したいので、マスターブートレコードを選択する。
オプションは特に何も設定しなかった。
メインで使用するOSはWindowsなので、/dev/hda1にデフォルトのチェックをつけておこう。
インストール終了のメッセージが表示されるので、了解を押してインストーラを抜ける。
その後、マシンを再起動する。
マシンの起動の際、bootプロンプトでlinuxと入力すればRed Hat Linuxが起動する。
起動したらrootでログインする。
メルコのLANカードは、インストーラから選択できないが、ドライバ自体はインストールされている。
これを有効にするには、/etc/conf.modulesに以下の記述を加え、再起動する。
alias eth0 via-rhine |
XFree86に、各種設定がGUIで行なえるコントロールパネルがあるので、こいつを使わない手はない。
早速XFree86を立ち上げる。
Linux# startx |
起動したら、コントロールパネルがデスクトップに出てるので、その中のNetwork Configurationを開く。
各項目に対し、以下のように設定する。
ホスト名 :claymore ドメイン :lo.ash.jp ネームサーバ:10.0.1.254 |
以下の内容を追加する。
IPアドレス:10.0.1.21 ホスト名 :claymore 別名 :claymore.lo.ash.jp |
"追加"を押し、以下のように入力。
デバイス :eth0 ネットワーク:10.0.1.0 ネットマスク:255.255.255.0 ゲートウェイ:10.0.1.254 |
"eth0"の項目に対し以下のように入力し保存した後、"有効化"を押す。
IPアドレス :10.0.1.21 ネットマスク:255.255.255.0 "ブート時に有効にする"にチェック |
以上でインストールの全工程は終了である。お疲れさまでした。
ついでだからJAVA2&一太郎Ark。
まずはRedHat付属CDのDisk6をドライブに入れ、マウントする。
Linux# mount -t iso9660 /dev/cdrom /mnt/cdrom |
以下のように実行していく。
Linux# cd /mnt/cdrom/JUSTSYSTEM Linux# rpm -ivh --nodeps jre-1.2pre-v1-L52.i386.rpm |
以下のように実行する。
Linux# rpm -ivh Ark-0624-L52.i386.rpm |
デフォルトで既にXのメニューに一太郎Arkがあるので(笑)、実行する。
何事もなかったかのように起動した。日本語入力も全く問題無し。
他のディストリビューションで苦労したのは一体何だったんだ…