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圧縮ファイルについて

***.lzh,***.zipとは?

インターネット上でほしいファイルをダウンロードしたとき、よく***.lzhとか***.zipというファイル名を見かけます。
これはそのまま実行しても意味の無いものです。というのは、このような種類のファイルは一般に「圧縮ファイル」または「書庫ファイル」と呼ばれ、専用のアプリケーションで元の形に戻す(一般的に「解凍」と呼ばれる作業)必要があるのです。

何故このような面倒なプロセスを踏まなければならないのか?と、あるいは疑問を持つ人もいるでしょう。
もともと「ファイルの圧縮・解凍」という概念は、パソコン通信の世界で普及したものです。
ファイルの圧縮を行うと、そのままでは使用できない形になる代わりに、ファイルサイズを小さくすることができます。
サイズが小さくなるとネットワーク間でのファイルの受け渡しの時間が短縮されるので、電話代の節約にもなるしモデムの負担も減ります。
また、ダウンロードサイトの管理者にとっても圧縮形式を使えばより多くのファイルを保管できるので、非常に好都合です。

そういう訳で現在、圧縮形式はたいていのダウンロードサイトで使用されています。
これを利用するためには、お手持ちのデスクトップには圧縮・解凍用ソフトをインストールしておく必要があります。
ソフトはたいていがシェアウェアですが、手に入れるのにそれほどお金はかからないはずです。

圧縮・解凍に使用するアプリケーション

これらは「窓の杜」で手に入れることができます。
種類がいくつかあるので、使いやすいと思ったものを選んでください。
この時留意しなければならないことは、圧縮関係のツールのいくつかを使用するためには<unlha.dll/unzip.dll>というファイルを別途手に入れる必要がある、ということです。
この事については後述することにして、先にASH内で使われているツールを例として紹介することにします。

紹介するソフトはどちらもWIN95/WIN98用のものです。

unlha.dll/unzip.dllについて

圧縮・解凍操作の核を成しているものです。
unlha.dllはLZH形式のファイルの操作に、unzip.dllはZIP形式のファイルの操作にそれぞれ必要です。
たいていのソフトはこのファイルによってサポートされているので、圧縮・解凍ソフトを手に入れる前に先ず探しておいた方がいいでしょう。
また、これは有名なソフトなのでたいていのサイトに置いてます。紹介するまでもなく、簡単に手に入るでしょう。
unlha.dllはいくつかバージョンがあるので、ファイル名はunlha**.dll(**にはバージョンに応じた数字が入ります)となっています。
unzip.dllも同様に。現在での最新バージョンはunlha32.dll/unzip32.dllです。

手に入れたら、システムフォルダ(a:\windows)か、もしくは圧縮・解凍用ソフトと同じフォルダにコピーしてください。
これで準備は完了です。



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