telnetコマンドで、sendmailの25番ポートに接続し、直接、メールを送信してみます。
この操作で、メール送信時のデータの流れが、だいたい理解できると思います。
Linux# |
telnetでの送信時のプロトコルの流れを、以下の図で表します。
SMTPとは、メールを送信するときのプロトコルです。
以下に、よく使うSMTPコマンドの一覧を掲載します。
詳細な定義は、以下のRFCで定義されています。
HELO クライアントドメイン名 | クライアントをメールサーバに認識させる |
---|---|
MAIL FROM: 送信元メールアドレス | 送信元をメールサーバに認識させる |
RCPT TO: 送信先メールアドレス | 送信先をメールサーバに認識させる |
DATA |
メールのデータを転送を開始する
データの先頭に"."のみを入力すると、終了する。 データの中に、Subject: From: などが含まれる。 メールを受信した時に表示される、From: は、このデータの一部である。 そのため、簡単に偽名を利用できる。 |
QUIT | メールの送信を終了する。 |