このページでは、ファイル転送するときに利用するFTPプロトコルについて説明しています。
FTPプロトコルとは、FileTransferProtocolの略で、ファイル転送するときに利用しているプロトコルです。 FTPプロトコルは、TCP/IP上のプロトコルで、通常21番ポートと20番ポートを使ってアクセスします。 詳細な定義は、以下のRFCで定義されています。
最初に、「telnetでFTP?」と言うタイトルですが、はっきり言ってできません。
それは、FTPプロトコルでは、データ転送用のポートは、コマンド送信用のポートとは別のポートを利用するためです。
telnetでは、1つのポートを使った通信しか、サポートしていないからです。
ただ、ユーザ名とパスワードを使った、ユーザ認証だけは、telnetでもできます。
そこで、以下に、telnetを使った、FTPのユーザ認証を行ってみましょう。
telnetでできるのは、FTPのユーザ認証だけですが、これを知っていると、FTPサーバの起動状態を調べたり、ユーザがログインできるかどうかを確認することができます。 ただし、ログイン後は、QUITコマンドを入力するぐらいのことしかできません。
Linux# |
まず、ユーザ名を入力します。
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次に、パスワードを入力します。
今回は、annonimous FTPを使いますので、マナーとして、メールアドレスを入力します。
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telnetでは、他に何もできませんので、QUITします。
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残念ながら、telnetでできるのは、ここまでです。
そこで、次のftpコマンドでファイル転送で、ftpコマンドを使って、FTPプロトコルの解析をしてみます。