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WebLogicサーバ6.1について

WebLogicサーバ6.1のファイル構成

 WebLogicサーバ6.1の主なファイル構成です。 インストールディレクトリは、c:\bea\wlserver6.1としています。

set INST=c:\bea\wlserver6.1
%INST%\config\%DOM%\config.xml
 WebLogicサーバ設定ファイル
%INST%\config\%DOM%\setEnv.cmd
 ビルド用環境設定スクリプト
%INST%\config\%DOM%\startWebLogic.cmd
 WebLogicサーバ起動用スクリプト
%INST%\config\%DOM%\logs
 WebLogicサーバログ格納ディレクトリ
%INST%\config\%DOM%\applications\%APP%
 アプリケーション格納ディレクトリ
%INST%\config\%DOM%\applications\%APP%\WEB-INF\web.xml
 アプリケーション設定ファイル
%INST%\config\%DOM%\applications\%APP%\WEB-INF\weblogic.xml
 WebLogic拡張アプリケーション設定ファイル

Weblogicサーバの標準サーブレット

 WebLogicサーバでは、HTMLファイルの表示や、CGIの実行もサーブレットで提供されています。
 以下に、代表的な標準サーブレットと、提供している機能を示します。

WebLogicサーバの設定

Administrator consoleの起動

 Administrator consoleとはServerの管理リソースの設定変更等を行う機能です。
 Administrator consoleの起動方法は、Sever起動後、以下のURLをアクセスします。

http://localhost:7001/console

 起動しているServerのコンソール画面が起動します。

ポート番号の設定

Administrator consoleを利用する方法

Administrator console画面を起動

●ポート番号の設定
console画面、左フレームの「サーバ」「サーバ名」を選択
右フレームの「コンフィグレーション」「一般」タグを選択
「リスンポート」のPort番号を変更(デフォルトは7001)

●SSLの設定
console画面、左フレームの「サーバ」「サーバ名」を選択
右フレームの「コンフィグレーション」「SSL」タグを選択
有効化項目をチェック(有効にする場合はチェックし、無効にする場合は、チェックをはずす)
「リスンポート」のPort番号を変更(デフォルトは7002)

「適用」ボタン押下し、Serverを再起動

config.xmlを修正する方法

 WebLogicサーバの使用するポート番号をconfig.xmlファイルに設定します。 ポートは、HTTP用と、HTTPS(SSL)用と、2つあります。 SSLを使わない場合は、「SSL Enabled="False"」に設定します。

<Server ... ListenPort="7001" Name="examplesServer" ... >
  <SSL Enabled="True" ListenPort="7002" Name="examplesServer" ... >

ドキュメントルートの設定

 WebLogicサーバのWebデータを格納するディレクトリを設定します。 デフォルトでは、「%INST%\config\%DOM%\applications\%APP%\DefaultWebApp」となっています。

<WebServer DefaultWebApp="DefaultWebApp" ... >

データベース接続の設定

JDBCドライバ

 WebLogicサーバから、Oracleデータベースにアクセスする場合、以下のJDBCドライバが利用できます。

接続プール

 接続プールとは、データベースに対しJDBC接続する場合に使います。 接続プールを使うと、データベースへの接続が保持されるため、クライアントからアクセスするときのデータベース接続が不要になります。 また、DBMSのパスワードといった情報を、直接プログラムする必要もなくなります。
 接続プールの設定では、JDBC用URL、JDBCドライバ、データベース名、データベースのユーザ名、データベースのパスワードなどを設定します。

JDBC Connection Poolの作成方法

・管理コンソールを起動
http://localhost:7001/console
・「サービス」「JDBC」「接続プール」を選択
・「新しい JDBC Connection Pool の作成」を選択
・「一般」タブで、下記を指定
名前: Oracleプール名
URL:  jdbc:oracle:thin:@%Oracleホスト名%:1521:%ORACLE_SID%
プロパティ:
 user=%Oracleユーザ名%
 password=%Oracleパスワード%
 dll=ocijdbc8
 server=%Oracleホスト名%:1521:%ORACLE_SID%
 protocol=thin
・適用ボタンを押下

参考リンク

 BEA社のサイトでは、日本語マニュアルが公開されています。 そのため、GooやGoogleなどで検索することができて、非常に便利です。



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