Windows版では、簡易インストーラが付属しています。
weblogic600sp1_win.exeを実行すると\bea\配下にインストールされます。
言語の選択 日本語(デフォルト) ライセンス契約の条件に同意 インストール内容を指定 Server with examplesを選択(デフォルト) Bea社のディレクトリを作成 c:\bea 製品のディレクトリを作成 c:\bea\wlserver6.0sp1 ネットワーク情報の設定 ドメイン名:ash ホスト名: www(ホスト名を指定) Windowsのサービスとしてインストール no(デフォルト) システムパスワードを作成 ユーザ名:system パスワード:YourPassword(8文字以上のパスワードを指定) インストール開始 |
評価版では、1ヶ月間有効のライセンスキーが自動的に登録されます。
「スタート」「プログラム」「BEA WebLogic E-Business Platform」「WebLogic Server 6.0」「Start Default Server」で、デフォルトドメイン(ash)のWebLogic Serverが起動します。
設定を変更する場合は、bea\wlserver6.0sp1\config\ash配下にある、startWebLogic.cmdファイルと、config.xmlファイルを修正します。
トップページ(http://localhost:7001/)にアクセスすると、BEA WebLogic Serverの画面が表示されます。
WebLogicサーバ6.0には、ビルドツールとしてAntが含まれていません。
ASHのサンプルは、build.xmlで記述されていますので、Antをインストールする必要があります。
以下に、Antのインストール方法について説明します。
以下のサイトから、jakarta-ant-1.4.1-src.zip をダウンロードします。
http://jakarta.apache.org/builds/jakarta-ant/release/v1.4.1/src/ |
jakarta-ant-1.4.1-src.zip を展開します。
コマンドプロンプトを開き、展開したディレクトリに移動します。
DOS# cd jakarta-ant-1.4.1 DOS# build.bat DOS# copy dist\bin %JAVA_HOME% DOS# copy dist\lib %JAVA_HOME% |
Antの設定ファイルはXMLで記述されているため、Antを実行するためには、JAXPが必要となります。 以下の2つのjarファイルをクラスパスで設定したlibディレクトりに格納する必要があります。
jaxp.jar perser.jar |
WebLogicサーバ6.0と6.1では、デプロイメント記述子のDTDバージョンが異なります。 ASHのサンプルの、ejb-jar.xmlのDTD宣言を書き換える必要があります。
●WebLogicサーバ6.0の場合のDTD宣言 <!DOCTYPE ejb-jar PUBLIC '-//Sun Microsystems, Inc.//DTD Enterprise JavaBeans 1.1//EN' 'http://java.sun.com/j2ee/dtds/ejb-jar_1_1.dtd'> ●WebLogicサーバ6.1の場合のDTD宣言 <!DOCTYPE ejb-jar PUBLIC '-//Sun Microsystems, Inc.//DTD Enterprise JavaBeans 2.0//EN' 'http://java.sun.com/dtd/ejb-jar_2_0.dtd'> |
WebLogicサーバ6.0と6.1では、ディレクトリ名が異なります。 build.xmlのproperty設定などの変更が必要です。
●WebLogicサーバ6.0の場合のディレクトリ <property name="WL_HOME" value="c:/bea/wlserver6.1" /> ●WebLogicサーバ6.1の場合のディレクトリ <property name="WL_HOME" value="c:/bea/wlserver6.0sp1" /> |
WebLogicサーバ6.0と6.1では、デフォルトアプリケーション名が異なります。 build.xmlのproperty設定などの変更が必要です。
●WebLogicサーバ6.0の場合のデフォルトアプリケーション名 <property name="APNAME" value="DefaultWebApp_myserver" /> ●WebLogicサーバ6.1の場合のデフォルトアプリケーション名 <property name="APNAME" value="DefaultWebApp" /> |
デフォルトアプリケーション名を変更する場合は、config.xmlの内容と、applications配下のディレクトリ名を変更することで、変更可能です。