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WebLogicサーバ5.1について

 WebLogicサーバ5.1の設定方法です。
 WebLogicサーバの設定は、バージョンによって異なりますので、注意してください。 WebLogicサーバ6.1についてもあります。 WebLogicサーバ6.0から設定ファイルなどがXML化されて、非常に分かりやすくなっています。

WebLogicサーバ5.1のファイル構成

 WebLogicサーバ5.1の主なファイル構成です。

licence/WeblogicLicence.xml ライセンスファイル

weblogic.properties         WebLogicサーバの設定ファイル
startWebLogic.sh            WebLogicサーバの起動用シェル

myserver/                   WebLogicサーバのデータ格納ディレクトリ
myserver/public_html/       Webデータ格納ディレクトリ
myserver/servletclasses     Servlet格納ディレクトリ

myserver/weblogic.log       WebLogicサーバのシステムログファイル
myserver/access.log         WebLogicサーバのアクセスログファイル

WebLogicサーバの設定

ポート番号の設定

 WebLogicサーバの使用するポート番号をweblogic.propertiesファイルに設定します。 ポートは、HTTP用と、HTTPS(SSL)用と、2つあります。

weblogic.system.listenPort=7001
weblogic.security.ssl.enable=false
weblogic.system.SSLListenPort=7002

ドキュメントルートの設定

 WebLogicサーバのWebデータを格納するディレクトリを設定します。 デフォルトでは、myserver/public_html/となっています。

weblogic.httpd.documentRoot=public_html/

セッション管理の設定

 セッション管理は、cookieによる方法と、URL rewritingによる方法があります。

 weblogic.propertiesには、以下のように設定します。

cookieによる場合
  weblogic.httpd.session.cookies.enable=true
  weblogic.httpd.session.cookie.name=WebLogicSession
  weblogic.httpd.session.sessionIdLength=52

URL rewritingによる場合
  weblogic.httpd.session.cookies.enable=false
  weblogic.httpd.session.cookie.name=WebLogicSession
  weblogic.httpd.session.sessionIdLength=52

セッションのタイムアウト時間の設定

 セッションのタイムアウト時間は、秒単位で指定します。

weblogic.httpd.session.timeoutSecs=3600

データベース接続の設定

JDBCドライバ

 WebLogicサーバから、Oracleデータベースにアクセスする場合、以下のJDBCドライバが利用できます。

接続プール

 接続プールとは、データベースに対しJDBC接続する場合に使います。 接続プールを使うと、データベースへの接続が保持されるため、クライアントからアクセスするときのデータベース接続が不要になります。 また、DBMSのパスワードといった情報を、直接プログラムする必要もなくなります。
 接続プールの設定では、JDBC用URL、JDBCドライバ、データベース名、データベースのユーザ名、データベースのパスワードなどを設定します。

サーブレットの登録

 サーブレットは、weblogic.propertiesファイルに登録することで、アクセスできるようになります。

weblogic.httpd.register.サーブレット名=フルパッケージ名
weblogic.httpd.initArgs.サーブレット名=arg1=value1,arg2=value2

参考リンク

 BEA社のサイトでは、日本語マニュアルが公開されています。 そのため、GooやGoogleなどで検索することができて、非常に便利です。



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