プロキシサーバには、squidとdelegateを使っています。 ここでは、squidの設定方法を説明します。
以下のパッケージをインストールします。
www/squid-2.3 |
squidでは、以下のファイルを利用しています。
ファイル | 内容 |
---|---|
/usr/local/sbin/squid | squidの実行プログラム |
/usr/local/sbin/RunCache | squidの実行プログラム |
/usr/local/etc/squid/squid.conf | squidの設定ファイル |
/usr/local/etc/rc.d/squid.sh | squidの自動起動ファイル |
ディレクトリ | 内容 |
---|---|
/usr/local/etc/squid | squidの設定ファイルディレクトリ |
/usr/local/squid/cache | squidのキャッシュディレクトリ |
/usr/local/squid/logs | squidのログディレクトリ |
squid用のユーザとして、以下のユーザを作成します。
ユーザ名 | グループ名 |
---|---|
squid | env |
unix# vi /usr/local/etc/squid/squid.conf (cp /conf/local/squid.conf /usr/local/etc/squid/.) squid.confの内容 |
squidで、一般的なプロキシサーバと接続する場合は、ipcは使えません。 この場合、7番のechoポートを有効にしておく必要があります。
unix# vi /etc/inetd.conf echo stream tcp nowait root internal echo dgram udp wait root internal |
キャッシュ用ディレクトリとログディレクトリのアクセス権を設定します。
また、squid.confのcache_dirで指定したディレクトリ配下を初期化します。
これらのコマンドは、インストール後に1回だけ実行します。
unix# cd /usr/local/squid unix# chown squid.env logs cache unix# squid -z |
squidは、パッケージをインストールすると、自動起動されるように設定されているため、再起動します。
自動起動を解除する場合は、/usr/local/etc/rc.d/squid.shを削除すると、自動起動されなくなります。