PostgreSQLについて
PostgreSQLとは、SQLでアクセスが可能な、フリーのデータベースです。
PostgreSQLのインストール
以下に、PostgreSQLのインストール方法について説明します。
JDBCドライバや、DBD/DBIモジュールを使う場合などは、ソースからメイクします。
入手元
インストール環境
OS |
Free BSD 4.2 |
Java |
JDK 1.1.8 |
メイク環境 |
gcc 2.95.2, gmake-3.79.1 |
データベース管理者(pgsql)の作成
pgsqlというユーザを作成し、pgsqlでインストールを実行します。
unix# adduser(pgsqlユーザの作成)
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インストール方法
ソースを展開し、GNU makeを使ってメイクします。
FreeBSDのデフォルトのmakeでは、メイクできません。
FreeBSDでは、GNU makeは、gmakeというコマンドになっています。
manコマンドなどのドキュメントは、別にインストールする必要があります。
unix# cd /usr/local/src
unix# gzip -cd ../pub/postgresql-7.0.3.tar.gz | tar -xvf -
unix# cd postgresql-7.0.1.2
unix# cd src
unix# ./configure --with-perl --enable-multibyte=EUC_JP
unix# gmake
unix# gmake install
unix# cd ../doc
unix# gmake install
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JDBCドライバのインストール方法
Java用のJDBCドライバは、自動的にインストールされないので、別途、インストールする必要があります。
JDBCドライバには、1.0と2.0がありますが、FreeBSDでは、JDK1.1.8なので、JDBC1.0を使う必要があります。
また、JDBCドライバのメイクには、カレントディレクトリにCLASSPATHを設定しておく必要があります。
JDBCドライバを利用する場合は、各個人の環境にCLASSPATHの設定が必要です。
unix# cd src/interface/jdbc
unix# setenv CLASSPATH "${CLASSPATH}:."
unix# gmake jdbc1
unix# mkdir -p /usr/local/pgsql/share/java
unix# cp postgresql.jar /usr/local/pgsql/share/java/.
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個人環境の設定
unix# vi .login
# PostgreSQL
setenv PGLIB /usr/local/pgsql/lib
setenv PGDATA /usr/local/pgsql/data
setenv LD_LIBRARY_PATH /usr/local/pgsql/lib
setenv PATH "${PATH}:/usr/local/pgsql/bin"
setenv MANPATH "${MANPATH}:/usr/local/pgsql/man"
setenv CLASSPATH "${CLASSPATH}:/usr/local/pgsql/share/java/postgresql.jar"
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データベースの初期化
unix# initdb
unix# postmaster -S -i
unix# vi /usr/local/pgsql/data/pg_hba.conf
host all 10.76.21.125 255.255.255.128 trust
unix# createdb testdb
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