FreeBSDでIP FilterやNATなどのファイアウォール機能を動作させるためには、カーネルの再構築が必要です。
カーネルを再構築するためには、ソース(src/sys)をインストールする必要があります。
unix# /stand/sysinstall 「C 設定」「D 配布ファイル」を選択 [98src]をチェック [sys]をチェック |
カーネルの再構築をする場合、設定ファイルGENERIC98を任意の名前にコピーして、設定を行います。 設定ファイルの修正が終わったら、カーネルをメイクしてリブートします。 カーネルの再構築には、Pentium 200MHzで、約30分程度かかります。
unix# cd /sys/pc98/conf unix# cp GENERIC98 ASH unix# vi ASH # IP Filter options IPFILTER options IPFILTER_LOG options IPFILTER_DEFAULT_BLOCK unix# config ASH unix# cd ../../compile/ASH unix# make depend unix# make unix# make install unix# reboot |