インストールは、以下の方針で行います。 これにより、クライアントへの影響をできるだけ少なくすることができます。
インストールは、以下の流れで行います。 各サービスのインストールの最初に、事前準備がありますが、作業の効率化のため、最初にまとめて行います。
以下の手順で、FreeBSD(98)をインストールします。
設定は、矢印キーで移動して、スペースキーで選択されます。
まず、kernel floppyで起動します。 途中で、MFS root floppyと入れ替えます。
デフォルト(Skip kernel Configuration)を選択します。 IRQやIOポートの指定などハードウェアの設定が必要な場合もあります。
sysinstallが自動起動され、日本語メニューを使うかどうかを聞いてきますので、Yesを選択します。
Do you use Japanese message: Yes |
sysinstallメインメニューでは、カスタムモードでインストールします。
カスタムを選択して表示される、カスタムメニューは、上から順に設定していきます。
C(カスタム)を選択 |
3(パーティション)を選択 複数のディスクがある場合は、スペースでディスクを選択 wd0, wd1, wd2: IDEディスク da0, da1, da2: SCSIディスク |
A(ディスク全体を使用) Q B(ブート)を選択 |
4(ラベル)を選択 ・uxsv01の場合 wd0, C(作成), 1100M, FS, / wd0, C(作成), , SWAP da0, C(作成), , FS, /var da1, C(作成), , FS, /usr da2, C(作成), , FS, /home Q ・uxsv02, uxsv03の場合 wd0, C(作成), 1500M, FS, / wd0, C(作成), 1500M, FS, /home (マシンによって異なる) wd0, C(作成), , SWAP Q |
5(配布ファイル)を選択 B(カスタム)を選択 [X]bin [X]98bin [X]98src [X]sys [X]XF86336 B(基本) [X]bin [X]lib [X]9set |
6(メディア)を選択 2(FTPサーバからインストール) U(URLを指定), ftp://ftp/pub/FreeBSD/ |
fxp0 | lnc0 | ed6(マシンによって異なる) IPV6:No DHCP:No ネットワークの設定 ホスト:sv01(未使用のホストを利用) ドメイン:ash.jp IPv4ゲートウェイ:10.0.1.1 ネームサーバ:10.0.1.1 IPv4アドレス:10.0.1.1(未使用のアドレスを利用) ネットマスク:255.255.255.0 |
7(コミット)を選択 |
総合メニュー:Yes |
インストール後の、基本的な設定を行います。
設定は、インストール後でも、/stand/installコマンドで変更できます。
R(Root パスワード) password: freebsd |
U(ユーザ管理) U(新しいユーザの追加) ログインID:inst UID:301 グループ:wheel パスワード:freebsd ログインシェル:/bin/csh X(終了) |
T(タイムゾーン) UTC:No TimeZone:Asia, Japan |
Cancelを選択 導入終了を選択 リブート |
再起動すると、ブートメニューが起動されます。
パーティションとスライスを選択し、スペースで自動起動に設定されます。
自動起動に設定すると、次回からは、ブートメニューは表示されません。
LANカードが2枚ある場合は、以下の設定を行います。
unix# vi /etc/rc.conf ・uxsv01の場合 hostname="uxsv01.ash.jp" network_interfaces="ed6 lo0" ifconfig_ed6="inet 10.0.1.1 netmask 255.255.255.0" defaultrouter="10.0.1.254" ・uxsv02の場合 hostname="uxsv02.ash.jp" network_interfaces="fxp0 lo0" ifconfig_fxp0="inet 10.0.1.2 netmask 255.255.255.0" defaultrouter="10.0.1.254" ※uxsv01停止時のalias追加 ifconfig_fxp0_alias0="inet 10.0.1.1 netmask 255.255.255.0" ※uxsv03停止時のalias追加 ifconfig_fxp0_alias0="inet 10.0.1.3 netmask 255.255.255.0" ・uxsv03の場合 hostname="uxsv03.ash.jp" network_interfaces="fxp0 lo0" ifconfig_fxp0="inet 10.0.1.3 netmask 255.255.255.0" defaultrouter="10.0.1.254" ※uxsv02停止時のalias追加 ifconfig_fxp0_alias0="inet 10.76.21.124 netmask 255.255.255.0" |
確認は、再起動後、ifconfigコマンドで、IPアドレスが割り当てられていることを確認します。
unix# ifconfig unix# ping |