●ローマ&ヴァチカン市国(2日目)●

一夜明けて、本日は丸一日自由行動の日!
電池切れたままのカメラを持って再びヴァチカンへ。
目指すはヴァチカン美術館!!

いやしかし、フィルムが無くなるのは予測していたけど、
電池の事は考えてなかったーー。不覚。
と、いうわけでこのページはテキスト中心です。ごめんなさい(泣)。
考えてみれば、フラッシュもたくさん焚いたしなァ。皆さんも要注意。


●ヴァチカン市国●

と、いうわけでタクシーにてヴァチカン美術館に午前9時ごろ到着。
ちょっと並んだだけで、ほとんど待たずにスムーズ入場。
朝早くから並んで待っている人たちもいますが、8時45分の開館で
9時にはスムーズに入れてしまうので、あまり意味ないかも。

大きならせん階段を上り、近代的なホールにある受付にて、
日本語ガイドのCDを借りる。クレジットカードorパスポートと引き換えという
厳重ぶり。規模が大きいと色々大変なのね…。あ、出口でちゃんと返してもらえますよ
ちょっと怖かったけど、借りたのは正解でした。
あと、ガイドブック(日本語版あり)を入り口で先に購入して、
見ながら周るのもいいと思います♪

中は、博物館・絵画館(それぞれがまた細かく分かれています)、そして
クライマックスはもちろんシスティーナ礼拝堂!
エジプト文明、古代ローマ文明にはじまり現代絵画に至るまで、
筆舌に尽くしがたいスケール。
すごすぎて、私にはとても文章にできません…。地球の人間としておすすめとしか。
おすすめはやはり、「署名の間」にあるラファエロの「アテネの学堂」、
システィーナ礼拝堂のミケランジェロ「最後の審判」「天地創造」。
CDガイドの語りも、システィーナ礼拝堂の部分は、やたら熱く、長かったです(笑)。
もっと美術史まじめに勉強しておけば良かったな〜。

あまりにも規模が大きいため、所要時間別にモデルコースが設定されているのですが、
実は私は気づかずに見始めてしまいました(笑)。
やっぱり自由行動は好きなだけ観賞できて良いですね!
ちょうど5時間かかったので、おそらく「5時間コース」をまわったのでしょう(そのまんまやん)。
まともに全部観賞しようとすると、1週間はかかるとか…。

9時に入館して出口に着いたのが午後2時。
感動感激に興奮しつつも、おなかはぺこぺこ。足もくたくた。
館内に設けられている食堂で、昼ご飯を食べました。
セルフサービスでトレイに好きなおかずをのせ、レジで精算という、
大学の学食のようなところでした。味もそこそこ。パスタがいろいろありました。

  

ヴァチカン宮殿(美術館)を出た後、出口そばの露店で、カメラのリチウム電池を発見。
やっと見つけた喜びで、思わずおじさんの言い値で買ってしまう。
3万6000リラ(約2,160円)。

しばらくして、「電池ってそんなに高かったけ〜?」と疑問に。
その後、他の露店で1万2000〜1万5000リラで売っているのを見かけ大ショック!
ガーン! 3倍だー! ボラれたー!
露店などで値札のついてない商品は、ふっかけてくるので注意しましょう。

店の人と上手く駆け引きができれば、逆に安く買えるみたいです。
おみやげ品のキーホルダーなんかは、ねばってるとどんどん値下げしていくんですよ。
おまけを色々つけてくれたり。いったい原価いくらやねん!(笑)
これも海外ならではの楽しみということで。

観光客相手の商売人は、露店のおじさんでも、ほとんどの人が日本語話してきた(!)のには
驚きました。最低でも値段は日本語で言ってくれるのです。さすがだー。
あとは英語がテキトーにわかれば買い物には不自由しませんヨ。


●コロッセオ●

コロッセオ

古代円形闘技場「コロッセオ」
5万人収容というから、東京ドームと同じ規模。
やはり観光客でいっぱい。入場に今までで一番
待ちました(30分くらい)。
チケット売り場のお兄さんは、男性に向けても
ウィンクをくれる愉快なハンサムさん(笑)。

コロッセオの周りで、あやしいコスプレ戦士に
いきなり肩をつかまれて超びっくり!!!
ぎゃーー!
戦士は写真とりましょー!(日本語)
と、しつこい! どうせタダではないので、
「お金ないっす〜(適当な英語)
と必死で逃げたら、最後に捨てゼリフで
「ビンボー!(もちろん日本語)
と言われた。…がーん!!
なんでローマのエセ戦士に貧乏呼ばわり
されなあかんのじゃー。変な日本語覚えるなよぅ(泣)。
今となっては、写真撮っとけばよかったかなとちょっと後悔?(笑)

コスプレ戦士に襲われる


●真実の口●

この中に真実の口が

有名な真実の口はサンタ・マリア・イン・
コスメディン教会という小さい教会の中に
あります。
実はそれを知らなくて、教会の向かいにある
「真実の口広場」をしばらくウロウロ…。

ちなみに、教会と広場の間の通りは、
交通量が多いのに、横断歩道に信号が無い!
シスターが平然と車の隙間を抜けつつ
渡っているのを見て呆然。
ドライバーに渡る意思を目で伝えながら
渡るそうです。…死ぬかと思いました…。

イタリアの交通マナーはとにかくすごいですよ。
大阪・名古屋なんか比較になりません(泣)。

←口のみならず、鼻の穴にも手を入れてみたり

真実の口


●おみやげもの●

観光に力を入れすぎて、ほとんど買い物の時間が無くなってしまった私。
夕方、慌ててスペイン広場周辺のお店をまわる。
いくら明るくても7時30分で閉店のイタリア。大急ぎ!

イタリアと言えばスタイリッシュな雑貨!
かわいい店がある〜と近づいて見ると、携帯電話の店だったり。
さすがに携帯は日本で使えません(笑)。でもかわいかったな〜v

キッチン雑貨はさすがに、変わったデザインが色々ありました。
日本にもかなり輸入されているので、見た事ないものを中心に物色。
見ていると、日本製のそばちょこなんかも発見。
イタリアーノはこれを何に使うのかしら?

ちなみに私は猫の顔型のなべ敷きと、
絵の具のチューブ型調味料入れを購入。
ヨーロッパでは商品を包装する習慣が
ないのだけれど(ムダが無くて◎)、
日本人の私の為に、わざわざ慣れない
ラッピングをしてくれました。
別にいいのに〜。すいません。

ローマで買った雑貨

  

●マクドナルド●

イタリア最後の夕食は、スペイン広場付近のマックに決定。
昨晩、豪華ディナーを済ませたので、手軽に行く事に。
時間を気にしなくていいし、言葉わからなくてもメニューは判るしね。

なんと、ここのマックにはサラダバーなる物がありました。
ハンバーガー類も日本の物よりレタスやトマトが多く入っているみたいでした。
イタリア人は野菜好き? ヘルシーで嬉しい♪

それは非常に良いのですが、
何と言ってもイタリアンマックの最大の特徴は
「のんびり」
でしょう。はっきり言って遅いんです。列が一向に進まない。
でも、待っている人たちは気にする様子もなく、談笑して楽しそう。
店員さんも同じく人懐っこい笑顔。
なんておおらかなんだ!

しかし、これでは「ファースト」フードとは言えないのでは…。
いや、日本人がせかせかしすぎなのか。
相当のろまな私ですら、価値観がくつがえされました。
心が癒されます(笑)。やー、ホントに


その後、昨日と同じホテルで1泊したのち、
レオナルド・ダ・ヴィンチ空港からミラノ経由で
日本への帰路についたのでした。

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