xsl:when エレメント


xsl:choose と xsl:otherwise と連携して、複数の条件分岐を提供する。

文法

<xsl:when
    expr="script-expression"
    language="language-name"
    test="pattern"  >

属性

expr
評価の結果ブール値が得られるスクリプト式。この式が TRUE で、test パターンが成功した場合、xsl:when の内容が出力される。これらのテストのどちらかが成功しなかった場合、同じ xsl:choose ブロック内の次の xsl:when または xsl:otherwise がテストされる。
language
expr 属性の式に使われているスクリプト言語。未指定の場合は、祖先の language 属性で指定されているカレントのスクリプト言語が使われる。そのような属性がない時は、JScript(ECMA 262 言語仕様と互換性があるもの)が使われる。この属性の有効値は、HTML の SCRIPT エレメントの language 属性と同じである。
test
カレントの context に対してテストされる XSL パターン。デフォルト値は"."である。これはカレント・ノードの評価を表し、故にいつも true である。完全な説明は、XSL Pattern Syntax を見よ。

エレメント情報

親に含めるエレメント数 制限なし
親となるエレメント xsl:choose
子となるエレメント xsl:apply-templates xsl:attribute, xsl:choose, xsl:comment, xsl:copy, xsl:element, xsl:eval, xsl:for-each, xsl:if, xsl:pi, xsl:value-of, output elements

特記事項

xsl:choose で選択される分岐のひとつを記述する。デフォルトの分岐は、xsl:otherwise エレメントで記述される。

単純な条件のテストには、xsl:if エレメントを使用せよ。



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