ルネッサ「あら、サヴィ。今度はいきなり礼拝堂に行かないのねん?」
サヴィ「ぱーっと、景気づけしないと、やってらんないわよ( ̄o ̄)」
ルネッサ「そーいえば、前に出発の時、「今度はボロもーけよね♪」なんて言ってたけど。
もちろん、ボロ儲けして、ぱーっとツケ払ってもらえるのよね?」
サヴィ「えぅ〜……<( ̄▽ ̄;)」
ルネッサ「まさか、またダメだったの?」
サヴィ「だって、しょーがないっしょ! 始めの話じゃ、タダの悪霊退治だったんだもん!!」
……タダのって……(^^;)
サヴィ「そーよ! 成金野郎がブッたてた趣味の悪い屋敷に騒霊が出るっつーんで、わざわざこのあたしが除霊に出向いてやったのよ!!
そしたら、信じられる? その建物、太古の封印の上にわざわざ建ててんのよ?」
クラーラ「もう少しで、何か変なのの封印が解けちゃうとこだったのよね……」
サヴィ「教会特権で屋敷を没収したら、「契約違反で報酬は払えない」ですって!
失礼しちゃうでしょ? あたし、世界を救ったのかも知れないのよ?
全財産差し出して、泣いて拝み倒されても足りないとこだわよ、本来なら( ̄− ̄)」
クラーラ「でも、契約ではそうなってたし……」
ぽくっ
クラーラ「いたぁい……」
サヴィ「大体、アンタが余計なもん見つけなきゃ、さっさかさっと適当に念仏唱えて除霊した事に出来たんじゃないの! まったく、アドリブ効かないんだから」
クラーラ「でもそれじゃ、封印が」
サヴィ「明日の不確定な世界危機より、今日の確実な金よ!! 当然でしょ。 G( ̄〜 ̄)」
……(−−;)
でも、そういうのって、教会の方から報奨とか出ないもんなの?
サヴィ「……ギク( ̄▽ ̄;)」
クラーラ「え? サヴィちゃん……?」
ぽくっ
クラーラ「むきゅ」
サヴィ「あんなガンコヂヂィ軍団が、そんなにすんなり金出すわけないでしょ!
ここに来るまでの路銀にもなんなかったわよ、うん、ホント( ̄▽ ̄;)」
ルネッサ「ってことは、またツケなのねん?
まったく、そんな奴らばっかりだわよねぇ、ここの客 (−−;)」
サヴィ「ねぇアンタ、何かいい儲け口ないの?
手軽で簡単で楽で面白くて高収入なの(^▽^)」
……あるかい、そんなん(−−メ)