カウンターで……


 んー、いい朝だ……( ̄▽ ̄)

……と、思ったら、なんだか日が差す方向が違うような……
 なんてことは無い。昼過ぎまで寝てたと言うことだ。

 わはは、やっぱり昨晩は飲みすぎたかな。( ̄▽ ̄)
結局、朝まで飲んでたからなぁ。朝に起きろと言う方が、無理と言うものだ。
 ……そか。

 昼飯には遅い。飲みに来るには早い。 
今の時間なら、酒場の方も誰もいないだろう。
 早めに飲み始めれば、早く潰れて、早起きできるだろう、きっと。
うん、そうしよう。( ̄▽ ̄)

 半分酔いの残った頭で、訳のわからない結論を出した君は、酒場へと降りて行く。
…………

 やっぱり、だれもいない。
ひっそりと静まりかえり。
 ……いつもなら、ルネッサの高いびきが聞こえてくる所だ。

って、誰もいなきゃ、注文もできんやん( ̄ー ̄)

しゅ……ぴた。

 ん?
なんか音がする。

何をやっているかと……

……カウンターで、カードをめくっているのはフューリー。
 熱心な様子……たぶん……で、それを覗きこんでいるのはゼファ。
無言で気配も無くやってるから、全然気づかなかったよ( ̄▽ ̄;)
 
 なるほど。
フューリーさんって、占い師だったんだな。
 たしかに、そう言われれば、なんとなく神秘的と言うか、独特の雰囲気があると……
ゼファ、なに占ってもらってるんだろうなぁ。
 やけに神妙だよなぁ。
なんだか、この占いに世界の運命がかかっているとでも言うような……
 な訳無いか。(笑)
女の子が占ってもらうことと言えば……恋占いとか?d( ̄▽ ̄)
……( ̄▽ ̄)<−興味津々

 よく考えたら、自分、お客なんだよな。
いつまでも、無視され続けている訳にもいくまい。<−こじつけ
……ねねね、なに占ってもらってるの?

ゼファ「……?」
フューリー「占い……?」

……またまた。カードを使ってやる事といったら……

フューリー「ギャンブル」
ゼファ「だよ?」

…………ギャ……( ̄▽ ̄)
……ン……( ̄〜 ̄)
ブルぅ?( ̄o ̄;)
 なんじゃあそりゅあ!! d(>▽<)

フューリー「冬。
 全てのものに等しく過酷な季節。
か弱いニンゲンに、わずかに与えられた娯楽と言えば、酒と賭けくらいのもの。
……そうじゃない?」

 ……いや、まぁ、その。

ゼファ「嫌い?」
 ……いえ、そう面と向かって言われると……

好きです。<(^〜^;)

ゼファ「やる?」
フューリー「レートは、チップ一枚に1だけど」

 ……1……
 ふ、服一枚とか?d( ̄▽ ̄;)

ゼファ「……」
フューリー「……(−−)」

……軽いジョークです、すべりました、すみません(T▽T)

フューリー「チップ一枚、寿命1年かな」
ゼファ「そのくらい?」

……ごめんなさい、悪かったですから、いじめないで下さいよぅ(T▽T)


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