ちびちび。
ちびちび。
ちびちび。
……と、カウンターの隅で、辛気くさくちびちびやってるのは……
えっと、サヴィの金魚のフ……
ルネッサ「あら、クラーラ。あんたが一人だなんて、珍しいじゃない」
……そう、クラーラだった。
クラーラ「う……うん」
ルネッサ「今日はどうしたのよ、大将のサヴィは」
クラーラ「ん……ちょっと……」
……何だ、サヴィいないんだ。んじゃ、ここはひとつ声でもかけてみよう。( ̄▽ ̄)
クラーラ「え……? あ、あの、あのぅ……(−−;;;)」
ルネッサ「なによ、アンタ、いきなり割り込んできて
ジェイド「ルネッサさーん?」
ルネッサ「はーい? 何よ〜?
……ち、しょうがないわね。ちょっと開けるけど、変なことしちゃだめよん( ̄〜 ̄)」
……あら、行っちゃった……
クラーラ「……(..;)」
……どうも、改めまして、こんばんわ(^^)
クラーラ「…ど、どうもぉ…(..;)」
……今日は、お一人で?(^^)
クラーラ「…は、はぃ…(..;)」
……(^^)
クラーラ「……(..;)」
……は、話が進まない……( ̄▽ ̄;;)
クラーラ「…す…すみません…人と話すの…苦手なもので(..;)」
……あのサヴィと一緒だと、振り回されて大変じゃない?
クラーラ「そ……そんなことないです!! G(>o<)」
……わっぷ!? (>ー<)

クラーラ「あっ……と、す、すみません……(..;)」
……あ、いいのいいの。ちゃんと声出せるんじゃない(^^)
クラーラ「は……はぃ……(..;)」
……(^^;)
クラーラ「あの……サヴィちゃん、誤解されやすいんですけど……ほんとは、すごく強くて、優しくて、面倒見がいいんです……」
……でも守銭奴( ̄▽゜ ̄)
クラーラ「そ……それも、ほんとは理由があるんです……」
……どんな?
クラーラ「こ、これ……誰にも言うなって言われてるんですけど……」
……大丈夫、言わない言わない( ̄▽ ̄)<−こういうのが一番信用できない
クラーラ「サヴィちゃん……妹六人を、一人で支えてるんです……両親とも亡くしてしまって」
…………そりゃ、大変だわ( ̄〜 ̄;)
クラーラ「そんなにつらくて大変なのに、普段はとっても明るく振る舞ってて……」
……いや、あれはアレが地だと思うぞ ヾ(−−;)
クラーラ「あたし、サヴィちゃんの力にならなきゃならないのに……足引っ張っちゃって……面倒かけて……」
……サヴィがあれじゃ、お互い様だって( ̄〜 ̄;)
クラーラ「でも……でもぉ……ぐすっ(;−;)」
ルネッサ「はい、お待たせん。勝手に酒開けたりしてないでしょうねん( ̄▽ ̄)」
クラーラ「ひっく……ぐすっ(;−;)」
ルネッサ「アンタ……また女泣かせてんのん……? (=ー=)」
……ちがぁう!! G(>▽<)