■■ メトロイドヴァニア 草案17 (!--大まかな変更点--) ・ボス強化。弱点を設定し、高Insも戦闘で活躍できるよう変更 ■■ ストーリー  信心深い男がいた。  神の存在を信じて疑っていなかった。だが、その信心に迷いが生じた。  王国を襲う戦火、疫病、数多の死。乗り越えたのは神の御業でなく、人の絆。果たしてこの世に神は在るやいなや。  その男の信心の揺らぎにつけ込むように、闇が囁きかけてきた。  天使を呼べばよい。隠された闇を暴き立て、天使がそれを浄化する。かくて人の手に負えぬ闇は晴らされ、同時に神の御業が再現される。一石二鳥ではないか。  男はその言葉に動かされ、城の地下深くに閉じ込められていた闇を解き放った。  闇はその言葉通り、人々の心に潜む闇、原罪を解き放った。  変容する人々。王国は一夜の内に滅び去り、男の期待通り、魔を滅ぼすべく天使が降り立った。  男の名はウルザ。  かつての名君は、今や狂王として滅びた王国に君臨する。 ■ コンポーネント  1〜4人用 ◇マップボード(1枚)  王国の全体図を表すボードです。  1つ1つのマスは「ルーム」を表し、それら複数のルームからなる1つの区画「エリア」によってマップは構成されます。  一部エリアには「エリア効果」が設定されています。エリア効果は以下のアイコンで表されます。 赤サイコロ:赤脅威 青サイコロ:青脅威 黒サイコロ:黒脅威 手X:スキル使用禁止 虹X:アセンション禁止  また、通常のルームとは別に、特殊な効果を持った「レストルーム」「イベントルーム」「デンジャールーム」「キールーム」「ボスルーム」があります。 ◇ステータスカード(4枚)  天より遣わされた、白き乙女の能力値を表します。  キャラクターには「信仰(Piety)」「意思(Will)」「敏捷(Agility)」「霊感(Inspiration)」の4つの能力値があります。 ◇セフィラカード(11枚)  地上にばらまかれた神の力です。  回収に成功したら、1度だけその力を使うことが許されています。  プレイヤー全員で共有し、誰でもその効果を使用することができます。 ◇ルームカード( 枚)  各ルームの詳細を表したカードです。  そのルームを通過する為の「難度」が設定されています。また、一部ルームには難度の代わりに、QTE(クイックタイムイベント)が設定されています。  また、特定の条件を満たすことで発生する、「サブイベント」がある場合もあります。 ◇イベントカード( 枚)  王国で遭遇する出来事が記されたカードです。  一部ボスが弱体化したり、マップが変化するなど、様々な恩恵を得ることができます。  各イベントは「派生イベント」と、それを発生させるのに必要な「記憶の花」が設定されています。 ◇従者カード( 枚)  白き乙女の従者として、同じく天より遣わされた使い魔です。  従者はゲーム開始時に選択し、ゲーム終了時まで選んだ従者を変更できません。  また、各従者毎に最初に得られるアクション、スキルが決まっています。 ○アクションカード(48枚)  白き乙女の基本行動(アクション)を表すカードです。  「ダッシュ(D)」「ジャンプ(J)」「プレイ(P)」「ガード(G)」の4種類があります。 ○スキルカード( 枚)  通常のアクションとは異なる特殊な能力です。  発動に必要な条件と、その効果が設定されています。 ◇ボスカード(10枚)  身体が異形化し、正気を失った元人間たちです。  倒すことで、白き乙女を強化することができます。  各ボスには、「ライフ」と「特性」、そして3つの「ボスアクション」が設定されています。 ◇サイコロ( 個)  4面体、6面体、8面体、12面体、20面体のサイコロです。  それぞれ、赤・青・黒・白の4色があります。 ◇プレイヤーマーカー(4個)  マップボードに配置し、白き乙女の現在位置を表します。 ◇探索マーカー(120個)  探索済のルームを表すマーカーです。 ◇時計マーカー(24個) ◇ライフトークン( 個)  白き乙女やボスの残ライフを表します。 ■ ゲームの準備  アクションカード、スキルカード、ルームカード、イベントカード、セフィラカードをよくシャッフルし、山を作ります。  派生イベントは、イベント山には加えず、中を見ないようにして箱にしまっておくなどしておいてください(ゲームプレイ中、指示があればこれを取り出し、公開してください)。  マップをテーブルの中央に広げ、デンジャーレベルの「1」にマーカーを配置します。  ボスカードは空いてるスペースに並べます。  各種マーカー、トークン、サイコロは【ストック】にまとめて置いてください。  各プレイヤーは白き乙女を1人選んで手元に置きます。  そして、対応するプレイヤーマーカーをマップの「S」マスに置き、ステータスカード4枚を並べてください(順番は自由)。  そうしたら、【ストック】からライフトークンを6個得て、キャラクターカードの上に置きます。ライフトークンはダメージを受けると減り、全てなくなると白き乙女は戦闘不能となり「S」マスに戻されます。  各人従者を1つ選びます。  どの従者を選んでも構いません。自由に相談して決めてください。  従者が決まったら、初期スキルをキャラクターカードの下に置きます(もう1枚の従者スキルはまだ使用しません。脇に置き、必要に応じて取り出してください)。  次に、初期アクション1枚を、好きなステータスカード(Pie/Wil/Ins/Agi)に配置して「能力値」とします。各能力値は配置されているカードの枚数に応じて、以下のような恩恵を得ることができます。  信仰(Piety):判定時に、ロールする白のサイコロ数増加。アセンションの効果アップ。  意思(Will):サイコロの面体数を1段階引き上げ  敏捷(Agility):移動時に、動けるマス数増加。スキル習得  霊感(Inspiration):ドロー枚数増加、隠し通路発見、ボスの一部特性無効化など  Insに置いたら、ドロー枚数が増加します。  以降、山から引くあらゆる行為について、追加で「Insの配置枚数」分引くことができ、その中から好きな1枚を選ぶことができます(選ばなかったカードは捨て札になります)。  Agiに置いたら、新たなスキルを習得します。  スキル山から1枚引いて、それをキャラクターカードの下に配置してください。  また、各スキルはゲーム中に「ソーン」を得るとレベルが上がります。  その場合、スキルカードの上に探索マーカーを乗せ、1個1レベルとして扱ってください(初期レベルは0)。探索マーカーが足りない場合、なにか別の物で代用してください。  それらの処理が終わったら、最初のレベルアップを行います。  アクション山から1枚引き、それを能力値として好きなキャラクターカードに配置してください。  既にアクションカードが配置されているキャラクターカードに、新たにアクションカードを配置する場合は、上に重ねるように置いてください(下になったカードを完全に隠さず、配置枚数が分かるよう重ねます)。  最後に、スタートプレイヤーを自由に決めてください。 ◎難易度の決定  本ゲームには「EASY」「NORMAL」の2つの難易度が用意されています。  「NORMAL」が難しい場合は、「EASY」で遊んでみてください。  難易度の違いは、レストルームの数になります。 ■ ゲームの進行  本ゲームは、ラウンドと呼ばれる単位で進行します。  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、全てのプレイヤーが「指定された手番数」を終えるとラウンドが終了します。これを繰り返し、24ラウンドが終了するか、「狂王ウルザ」を倒せばゲーム終了となります。  各プレイヤーの手番数は、プレイ人数に応じて以下のようになっています(2人プレイ時は、交互に手番を消費するようにしてください)。  1人:3手番  2人:2手番  3人:1手番  4人:1手番 ※2人時と4人時は、ボスのライフが1ずつ増加します。 1:ラウンド開始フェイズ  時計マーカーを、ラウンドトラックの「1」の部分に配置します。  2ラウンド目以降は、現在のラウンドを表す数字の部分に配置していきます。  また、最新の時計マーカーは同時にアクション判定の基準値となる「クライテリオン」を表します。  クライテリオンは、2ラウンドにつき1ずつ上昇します。 2:アクションフェイズ  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行います。  各自手番になったら、以下の順番で処理を行ってください。 ◎移動  基本の1に、あれば”Agiの枚数”を加えて「移動力」として、移動力分だけルームを移動します(途中止まり可)。  この時、探索済みルーム(=既に探索マーカーの置かれたルーム)は、移動力0で通過することができます。そして、止まったマスのルームに「入室」します。  この時、探索済みルームに入室することはできず、必ず未探索のルームまで移動する必要があります。ただし、ボスルームは連続して入室する(=入室し続ける)ことができ、さらに複数のプレイヤーが入室できます。  入室したら、そのマスに探索マーカーを配置してください。  これにより、(入室したルームのある)エリアの、ボスルームを除く全てのルームが探索マーカーで埋まったら、(あれば)エリア効果は直ちに失われます。 3:ルームフェイズ  入室後、そのルームの攻略度合いを、ルームカードを引いて判定します(レストルーム、イベントルーム、デンジャールーム、キールーム入室時に、この処理は不要。また、ボスルームに入室していたら後述の「ボス戦」を行う)。  ルーム山から1枚引き、サイコロを振って成否判定を行います。  Wilのレベルに応じた面体数の、赤青黒のサイコロ3つと、Pieがあればそのレベル数分の白いサイコロ(面体数はWilに応じる)を振ってください(これは強制です。Pieがあれば、必ずその分だけの白サイコロを振ってください)。  Wil     面体  0    4面体  1    6面体  2    8面体  3   12面体  4〜  20面体  そして、出目の内、任意のサイコロ1個(通常は、最も大きい目)を「アクションポイント(=AP)」とします。  その結果、APが”クライテリオン+各ルームの難度”以上になれば成功します。  それより小さければ失敗となり、”デンジャーレベル”分のダメージを受けてください(失敗しても探索した、という事実は変わりません。配置した探索マーカーはそのままにしてください)。 ◎アセンション  出目の内、ゾロ目2個を取り除くことで、APを”Pie”だけ増やすことができます(目の上限を超えて増やすことができます)。  例えば、3・3・4と振ったら、通常APは4。しかし、3を2個取り除いてアセンションすれば、4を5にできる(Pie1の場合)。 ◎スレート  スレートは、回避が非常に困難な、危険な攻撃を表します。  「スレート(=色)」が指定されていた場合、最大目でなく、その色のサイコロの目がAPとしてください。  そして、判定後に残った「指定色以外の色(白を除く)のサイコロ」1個につき”デンジャーレベル”分のダメージを受けます。  アセンションでサイコロを取り除くことで、スレートの被害を軽減することができます。  また、スレートで指定色以外の色が残ってダメージを受けたとしても、それが判定失敗となることはありません。判定が失敗するのは、あくまでAPが目標値に届かなかった場合のみとなります。 ◎ダブル/トリプル  難度に「ダブル(D)」「トリプル(T)」のアイコンがあった場合、複数の攻撃が同時に仕掛けられたことを表します。  この場合、出目の内、APにするサイコロをダブルの場合は2個、トリプルの場合は3個選ぶ必要があり、その全てで成功する必要があります。  1つでも失敗した場合、判定は失敗となります。 ◎スキルの使用  各スキルについて、1手番につき1回だけ使用できます。  スキルの使用には、スキル毎に設定された発動条件のアクションを満たしている必要があります。  各能力値の一番上のカードを見て、そのアクションが条件に合っているかどうかを判定してください。  満たしていなかった場合、スキルを使用はできますが、使用すると消耗してしまいます。  使用したスキルを横倒しにし、レストルームで縦置きに戻されるまで再使用できなくなります。 ◎サブイベント  判定に成功後、ルームカードにサブイベントがあればその効果を適用します。  サブイベントの効果は、以下の6つとなります。 ソーン:スキルレベルを1つ上げることができます。 記憶の花:イベントレベルを1つ上げ、生イベントを発生させることができます。 お菓子:プレイヤーのライフを1回復できます。 鍵:入室条件を無視して、キールームに入室できます。 デンジャー+:デンジャーレベルを1上げます。 デンジャー−:デンジャーレベルを1下げます。  「記憶の花」と「鍵」以外は、即効果を適用してください。  「記憶の花」と「鍵」については、イベントカードを手元に引き取り、自分の手番中であれば好きなタイミングで使用(=捨て札にする)ことができます。  「記憶の花」を使用したら、好きなイベントカード1枚に探索マーカーを1個乗せてください。1個乗せると上段の追加イベントが、2個乗せると下段の追加イベントが発動します。直ちに指定されたイベントカードを引いて、その効果を適用してください。  追加イベントについては、「記憶の花」を使用する前に事前に内容を確認することができます。  「鍵」はキールームに入室する際に使用できます。  能力値の条件を満たしていなくても、そのキールームに入室できます。  また、以下の特殊なルームに入室したら、通常の判定ではなく、以下の処理を行います。  ただし、キールームには条件を満たすか、あるいは鍵を消費しないことには入室できません。 ◯レストルーム  ライフを最大値まで回復します(通常6)。  消耗した(=横倒し)スキルを回復し、縦置きに戻します。  デンジャーレベルを1減らします(ただし、最低値は1)。 ◯デンジャールーム  デンジャーレベルを1増加し、”デンジャーレベル”分のダメージを受けます。 ◯イベントルーム  イベント山から1枚引いて、手元に置きます(引いたプレイヤーが所持)。  所持後、任意のタイミングで記憶の花を使用することにより、派生イベントが発生します。指定された番号の派生イベントを引き、その効果を適用してください。  この時、リンクアイコンが付けられていたら、その派生イベントの効果はプレイヤー全員に対して適用されます。 ○キールーム  セフィラ山から1枚引いて、【イベント置き場】へ配置します。  このセフィラの効果は、全てのプレイヤーに対して適用されます。 ◯ボスルーム  そのエリアのボスと戦闘を行います。  該当するボスカードに、ライフの値だけライフトークンを置き、3つあるボスアクションの一番上に探索マーカーを置きます。既に他のプレイヤーが入室している場合は、この処理を行う必要はありません。  また、一部のボスには「弱点」が設定されています。  入室しているプレイヤーの内、1人でも指定されたInsを満たしていたら弱点看破します。その効果を適用してください(条件を満たすプレイヤーが死亡するなどして、ルームから退出すると弱点看破は直ちに失われます)。  次に判定を行いますが、基本的な処理は同じです。  現在探索マーカーの置かれているボスアクションで判定を行ってください。  判定後、成功したらボスに1ダメージを与えます。  失敗したら”デンジャーレベル”分のダメージを受けます。  その後、探索マーカーを1つ下のボスアクションへ移動させてください。一番下のボスアクションだった場合は、一番上へ戻します。  途中、ボス戦でライフが尽きる、あるいは移動するなどして、入室しているプレイヤーが1人もいなくなった場合、次に入室した際はボスのライフが全快します。  これらの処理が終わったら、右隣のプレイヤーに手番を渡し、「2:アクションフェイズ」へ戻ってください。  そして、全てのプレイヤーの手番が終わったら、次のフェイズへ進みます。 4:レベルアップ  ボスを倒したら、「全プレイヤー」はレベルアップします。  アクション山から1枚引いて、好きなキャラクターカードに配置し、その後の処理を行ってください。 5:死亡  ライフが尽きたら、白き乙女は死亡し「S」のマスで復活します。  スキルを全て消耗状態にし、ライフを1だけ回復させます。 6:手番終了  左隣のプレイヤーに手番を渡します。  以上を繰り返し、狂王ウルザが倒されるか、24ラウンドが終わったら終了。