あらら、鍵かかかってない。


 ルネッサは、たしかバーにいたよな……
ってことは、この部屋の中にはいないって事だ。

 なんて事を考えながら、ドアノブに手をやる。

 OUCH! −POISON NEEDLE− 


などという貼り紙がしてあったが、あるわけないだろう、そんなの。(^^;)

 かちゃ。
……ノブはあっさり回った。
 いくら何でも不用心だろう?
いや、もしかしたら、この間にも泥棒が……

 君は、中を覗いてみることにした。

ふろふろるる。


ルル「を? ぬしも湯を使うのか?」
……(・_・;)
ルル「ちと待たれい。ルルはもうあがるぞ」
…………は!  いかん、あまりの事に、思わず固まってしまった……
 ルルは君のことなど意にも介さず、髪を手櫛でざっと整えると、着替えに手を伸ばした。
ルル「何だ、下着がないではないか。……ぬし、もしや持ってはおらぬか?」
……ぶるぶる。君は大きく首を横に振った。
ルル「そうか。それでは仕方ない、ルルが取りに参ろう」

 すたすた。ルルはその格好のまま、君の横を通り過ぎて部屋を出ようとした。

……それはまずいだろう、いくらなんでも。
 君はルルを押しとどめた。
ルル「ちょいと、じゃまだぞ」
 いやいや、邪魔と呼ばれても……ドア口の所で、もみ合う形になる。

ルネッサ「ルル〜! ジェイドが下着を忘れてたでしょ、まったく役に……え? (・_・;)」

 最悪のタイミングで、最悪の奴が来たよ……(−−;)


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