風にまかせて。


 ばさばさばさ。


……

ばさばさばさばさ。

……(−−;)

ばさばさばさばさばさ。

風精「んぉ〜? (.△.)\」

 ……逆さから人の顔覗き込むなぁ! d(>▽<;)
っていうか、さっきからなんでまとわりついてるんスか!!

ふよふよ風精。

風精「なんだ、気づいてるんじゃない。人が悪いよ、キミ。 (.ー.)」
……だから、逆さで覗き込まないでって。(−−;)
 っていうか、羽根生えたニンゲンが、周りわさわさ飛んでたら、普通気づくでしょ!!
風精「だから、よっぽどニブいんだなぁって(^▽^)」
 けらけら。
……( ̄〜 ̄;)

 今日も、通せんぼに来たの?
(実は以前、彼女(とその配下の鳥軍団)に、散歩の邪魔をされた事があったのだ)

風精「いや? 違うね」
 用が無いなら、他の所で遊んでて下さい。( ̄ー ̄;)
風精「用? なら、あるよ?」
……じゃあ、なんすか、一体。
風精「キミ、今あそこ湖の水精にちょっかいかけられてる子だろ? d(^▽^)」

……ブゥ? ( ̄ε ̄;)

風精「しかも、ここの森のチビ森精に、目ぇつけられてるって」

……ガホ。 (ToT川)

 って言うか、なんで知ってるんスか?!
風精「だって、二人とも知り合いだも〜ん。<(^▽^)
 友人として、お相手が気になるのは当然だろ?」

……お知り合いでしたら、あの二人何とかしてください。(−−;)
風精「やだ」
……なんでやねん。
風精「私が面白くないから♪ (^▽^)
 キミ、人間より妖精に好かれる性質かもよ?」

……うれしかないわ、そんなん!! G(T▽T)


戻る。