さて。最初にさとるのの「良い車大原則」
1. 小さくて軽いこと。乾燥重量1t以下。排気量1.3l以下。でも例外多数。ベース車にスペシャルエンジン積んだ場合は1.6lくらいまで許容範囲が拡がるし、もともと範囲を軽くオーバーしてるボルボ240が大好きだったりする。だって、「車はボルボ」っすよ、やっぱり。(<−偏見^_^;)
2. メカニズムが単純なこと。パワステ、パワーウィンドウ、集中ドアロック、AT、エアコン、インジェクション……いらん、こんなもん。でも、カーステレヲだけは必要。なぜや。
3. 乗ってる実感があること。あの、音も何にも無しにスゥッと走り出して、ふにゃんふにゃんとしたサスペンションの動きをされて、室内にはプラスチックのかをり……さとるのはこんな車に乗せられると、一発で酔います。やはり、車内にはエンジンのサウンドとバイブレーションが心地よく響き、路面のギャップにはきちんと反応し……いやー、俺って今車に乗ってるんだよなぁー、っていう実感が必要なんすよ。これが。
あとは、ラリーやストックカーなどで活躍してること、とか……
とりあえず、本題。
「金が無くてもマイティボーイ」のCMコピーで一世を風靡した、(してねーって)スズキ製2シーターピックアップ。こう書くとかっこいいなあ。
スズキのベストセラー、F5Aエンジンは、550cc4スト3気筒で28馬力。おい、サトゥルノの350ccシングルエンジンより非力だよ。まあ、600kgを切る車体には必要十分という話もある。
でも、やっぱりどんくさい。
当時ミニに乗っていたさとるのでありましたが、諸般の事情により、車を乗り換えることにしたのです。ミニは維持費が結構かかるんですなあ、これが。すごく良い車なので迷ったんですが。
と、いうわけで、ターゲットは軽自動車。とにかく小さい車が好きなさとるのは、ミニより小さくないと気が済まないのだ。軽自動車と言えばスズキ。フロンテクーペか、RRセルボが、SJ10ジムニーか……んー、スズキといえば2ストだよねー、って、もうそんなん売ってねーって。あってもマニア価格だし。(スズキの2スト3気筒エンジンは、今でも欲しいラインナップなんですが……やはりフロンテクーペGXか)
そこで次点に上がったのがマイティーボーイ。まず名前がかっちょよい。(<−名前のインパクトは、さとるのポイントが高いらしい)荷台がイカス。この部分にポッケを載せて旅をするのが、ひそかなさとるのの野望だったりしたのだった。
しかし、マイティーボーイも、バブル期にマニア車として高値で取り引きされていたのであった。発売時は全然売れなかったくせに。しかし、探すうちに、前期型は結構値がこなれていることに気付く。ラッキー。角目の後期型よりファニーな丸目フェイスの、前期型の方が、さとるの好み。さっさと買う。
でも、さすが10年選手だけあって、割と壊れたりする。オルタネーター、ラジエーターのウォーターポンプ、次はクラッチぐらいかな。(笑)