CB250RS−Zのこと。


 さてはて、HONDA CB−250RS−Z。
さとるのが初めて乗った中型バイクです。

 RZ−50にしばらく乗ってて、まあいっちょ中免でも取るか、と何となく取ったのはいいが、金がない。
しかし、免許があると無性に乗りたくなるもの。(笑)

 で、知り合いからうまいことかっぱらってきたのがこのバイクでした。
「CBはコンチハンだから、スパローにしてあるRZに較べてポジション楽になるよな〜( ̄〜 ̄)」
 と、タカをくくっていたら、その知り合いはスパローに交換していたのでありました。(涙)
おかげで、今ではもうアッパーハンドルには乗れない身体になってしまったのです。(笑)

 XL系の4ストシングル250ccエンジンを流用したオンロードスポーツ。
26馬力とはいえ、線の細さを感じさせず、トルクフルにすんなりと回ってくれる素直なエンジン。
 ハンドリングは今のバイクなら50cc並の細いタイヤと相まって、ぱたぱたとよく寝てくれます。
結論として、ワインディングをフニョフニョと走って、サイコーに気分のいいバイクでした。

画像と文章とは(後略)

 流して走るときには全くストレス無く、いっちょ気合いを入れたときにはそれなりに呼応してついてきてくれる。
 シートがでかくて、充分なペイロードがあったので、ふと旅がしたくなったときなど、よくコイツと出かけてました。貧乏学生だったので、高速など乗れるはずもなく、ぱたぱたと下道を……
 金沢から埼玉の実家まで、まる半日かけて、いったい何往復したでしょうか。
いやいや、ホントに故障らしい故障もなくいってくれたものです。恐いもの知らずと言いますか(笑)

 就職して、お金が出来た頃にはさすがにかなり痛みもひどくなり、特にセルの空転がひどくなってきました。
 ここで、浮気性のさとるのはサトゥルノを買ってしまうのですが(笑)、サトゥルノのあまりの乗りにくさに街乗りにはまだまだ活躍しておりました。
 んで、サトゥルノにようやくなれた頃、CBは静かにその人生を終えたのです。

 いや、また機会があったらぜひ所有したいバイクですね。


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