その辺をふよふよ飛びまわっては、面白そうな事に首を突っ込む風の精。
どうやら森精のグロリアーナや水精のヲトと知りあいのようだ。
呼びかけが届く限りの鳥を配下に出来るらしく、その光景はかなり怖かった。
当時の夜中、木立で歌い、こちらを覗いていた少女。
幽霊？
の割には妙な存在感があった……と、目撃したものは語る。
礼拝堂に時々出没する魔女。
左半身にひどい火傷跡がある。
常緑亭のメンバーには知られていない、謎の存在。
なんだか小難しい説教が好きらしい。
二周年記念の夜、常緑亭がなかった時に現れた森の精。
口は悪いが、いい奴だった……と、会った者は語る。