Manifest Destiny 【名】《米》自明の運命(説)《19世紀中ごろ,米国は北米全土に拡大する運命を与えられていると主張した説》. トップページ ゲームインデックス 通信販売
ゲーム概要
プレイ人数(推奨人数)
2〜4(4)
推奨人数でのプレイ時間
20分
ゲームスタイル
Germany
販売価格
500円
ゲームマニュアル
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Pariah // 更新履歴【最新3件】
2013/10/13ゲーム紹介(最終回)を掲載しました。
2013/10/12ゲーム紹介(第1回)を掲載しました。
2013/09/24サイト/マニュアルを公開しました。



『Pariah(パリア―)』紹介 第1回
 今回は『Pariah』の簡単なゲーム説明をさせていただきたく思います。
 本ゲームは「全プレイヤー共通となる6枚の手札の中から、好きな1枚をプレイして処理」を5回繰り返して1ハンドとし、3ハンドが終わった段階で得点を数えて勝利者を決める、ごくごくオーソドックスな流れとなります。
 カードには全7種類の役職の内、1つが描かれていて、基本的にはこのプレイした役職の強弱によって得点を得ることができます。その内訳は、最も強い王様が1枚。その他の平民が5枚。そして、平民に負けるが、王様に勝つ事ができる道化が1枚。要は王様と道化をどこで出すかがポイントとなります。



 1枚目からいきなり王様を出す、それを読んで道化を出す、さらにその裏をかいて平民を出す、みたいな心理戦がメインとなります。
 互いに勝負を保留して残り枚数が少なくなると煮詰まって来ますが、いきなり勝負を仕掛けて勝った!負けた!では、残りが消化試合となってどっちらけというもの。ただ、それができないのも面白くない。

 そこで、本ゲームの最も大きな特徴となりますが、「手札をプレイする前にサイコロを1つ振って、その目以下である数字の手札しかプレイできない」というルールを設けました。
 最も強いカードである王様をプレイするには「6」の目を出さなければならない。逆に道化は「2」以上の目ならいつでも出せる。と言った感じです。
 そして、振った目が低すぎて手札の中に出せるカードがなかった場合、タイトルにもなっている7番目の役職Pariah(最下層民)となってしまいます。最下層民は文字通り最弱の存在で、道化にすら負ける誰にも勝てない役職なのです!

 例えば、「6」を振った際に王様を出すか否か。
 いつでも王様を出せるのに比べて、5回の試行の中で再び「6」をもう1回振るチャンスはないかも知れない。そうした焦りから王様をプレイすると、目は全プレイヤーの公開情報なので、当然の如く道化をプレイされて負けてしまう。でも、中には深読みして平民を出すプレイヤーがいるかも知れない……
 でも、他のプレイヤーを見渡してみると、中途半端に高い目が多い。手札の中に高い数字の役職を残しておくと、後々目が悪かった時にPariahなんて悲惨なことになるかも知れないので、この機会に目が高めの平民をきっと処理する筈! でも、そう思わせること自体が罠なのかも知れない……

 ……みたいな、思考の堂々巡りを楽しむことができます。
 プレイに敢えて制限を付けることによって勝負所を明確にし、かつランダム要素を付け加えることで「お約束」を排除し、手軽に何度でも遊べるように調整してみました。
 また、元にした『Eカード』は2人用の対戦ゲームですが、本ゲームは何人でも遊べる所がポイントの1つとなっています。



『Pariah(パリア―)』紹介 最終回
 今回で最後になります。
 各役職には身分に応じた強さがある、というのは前回ご紹介させていただいた通りなのですが、それとは別のもう1つの特殊な効果について紹介させていただきます。
 特殊な効果、それが「スキル」です。

 スキルはその役職をプレイすると自動的に適用されるもので、強さ的に同じカードをプレイして引き分けになったとしても、そのスキルの有効度によって有利不利が発生し戦略に幅が生まれます。
 例えば「6」を振り、王様を出すか、あるいは平民を出すかで迷った際、残っている平民の中に司祭があれば状況を保留して様子を見ることができます。司祭のスキルは「振った目1つを次ターンに持ち越す」効果な為、次ターンは振らずとも「6」が保証され、もしもこのターンに道化がプレイされていたとしたら、安心して次のターンに王様を出して2回連続して勝つ事ができる訳です。

 その他にも、例えば公爵なら他のプレイヤーと手札交換が行えるので、まだ王様や道化を使っていないプレイヤーを狙い撃ちしてそれらを得たり、あるいは使い所のない自分のカードを押しつけたりできます。
 また、最下層民であるPariahのスキルは「次ターンの目を好きな値に変更する」となり、Pariahをプレイしたターンは確実に負けるものの、次ターンは好きな役職をプレイできるなど、サイコロの目だけでは測れない戦略性を秘めています。

 やる事はとっても簡単。
 6枚の手札から1ターンに1枚ずつ、計5枚のカードをプレイするだけなのですが、サイコロの目によるランダム性、そして役職毎のスキルによって状況は二転三転。シンプルながら考えることは多く、何をプレイするのか悩ましいゲームになっています。



印刷オフセット印刷
内容物クラスカード 24枚
マニュアル
カードサイズ
5.4×8.6cm

Staff
ゲームデザイン
kuro
マニュアル監修
グラム
ロゴ&台紙
ECHSE
クラスイラスト
かりん

Story
 富める者あれば、また貧しき者あり。
 封建社会を形成する残酷な身分制度は、今やその領分を個人の尊厳にまで広げ、奴隷と殆ど変わらない制度外の最下層民、パリアーを生み出していた。

 しかし、新たなイノベーションは固定化した階層に打撃を与え、王権でさえも、これまでのような神にも等しい絶対的な力の象徴ではなくなっていた。

 中世から近代へ。
 その過渡期の動乱は、体制に組み込まれた多くの人を巻き込みながら、深い轍を刻みつつ転がりはじめていたのだった……

制作後記




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