■■ The地方創生 草案2 ■ 問題点  全体として淡々としている。  大まかに問題点は2つ。まず、動的要素が少ない。連動というルールはあるものの、基本は配置したカードの処理を行うだけで、つまるところ人の移動にダイナミズムがない。  次に問題なのは計算法。そもそも16個と決まっているのだから、最高効率がほぼ2個ずつ8点となる為、点差がつきにくく、工夫のしようがない。まぁ、これも移動のダイナミズムさがないのが問題とも言える。  1回の移動数を劇的に増やすか、連動的な感じの要素を増やすか、あるいは常に少量移動し続ける形にするか。  イメージとしては、制御しきれずに人民が勝手に動いてしまった方がテーマ的に合ってるし、面白い。つまり、行政による強制移動とは別に、人民が勝手に流出する、あるいは大都市に回帰する、なんらかの自動処理を挟めば良いかも知れない。その場合、行政の移動は大人数とし、自動処理で移動する数はごく少数という形にする。  どれぐらいの量が適正か。  16に対して、半分の8とか? 実は細かく決めるよりも、最大数を設定して、それ以下ならいくつでも良いとしてしまうのもありか。その場合、都市パワー的な数値を決め、都市パワー以下の任意数だけ、隣接したエリアから引っ張ってくる。という形になる。  そうなると、基本ピックの際に都市パワーは低くなければよい、ぐらいの重要度になるので、ピック要素をなにかつける必要は出てくるか。  となると、トリガーをどう設定するか。  考えられるのは、カードを配置する、ラウンド開始か終了に自動発生する、この2択か。カードの配置をした際に処理するのは、複数の処理が複合するのでちょっと難しいか。ラウンド終了時に機械的に処理できた方が良いとは思う。  ただ、機械的な処理でランダム要素がないと、先の展開が読めてしまうのでかなり淡々としたゲームになる。というか、移動も全て計画性を持たせることができるので、制御不能感はない。  なんかランダム要素をつけないと無理だな。  現状のコンポーネントでランダマイザをつけることはできない。  チットのいくつかをランダマイザに回すか、あるいはカードでなんとかする他ない。カードでなんとかならないか。ピック以外に操作はないのだから、自分以外のプレイヤーのピックを見るとか? 例えば、右隣のプレイヤーがピックしたカードの数字とか。  現状、カードの数字は通し番号なので関連するのはプラスマイナス1とかそんな感じになる?  現状、エリアの色分けをしている。色で見るとか?  数字よりは連動させやすい。  3色程度に絞り、同色のカードを配置。をトリガーとする。で、専用のトリガーアクションを用意して、その処理を機械的に行うとする。トリガーアクションは、基本的に人を隣へ動かしたり、大都市へ戻したり、なんかそんな感じとする。  人口移動について、方向をなくしてしまったのは正しいのか。  まぁ、結局の所都合の良いカードしかピックしないのだから、その部分を簡素化することは悪いことでない気はする。  点数計算をどうするか。  まず、ベース点数に差が出ないので、そこから考える。  基本を、人が乗ってるカードの枚数にする。まぁ、最大9枚で9点。そこに同数ボーナスとして加える。最大8点ぐらい? うーん、単に面倒なだけだな。  まぁ、トリガーの導入により、人数の偏りが極端になるならベース点はそれで良いような気がしてきた。  特産品についてはどうだろうか。  正直言えば、そんなに気にする所ではなかった気がする。まぁ、あれば選ぶかぐらいだが、そもそも3つで1点だから、最大2点だし殆ど影響しないとも言える。  だが、ベース点より大きくすることはできんしなぁ。  ベース点を人数x枚数にしてみる。2x8、3x5、4x4、5x3、6x2となるが、まぁ、大体15点前後になるか。だが、これだと4x4の効率が良すぎるな。なるべく分散させるのがテーマなのに、ある程度の塊を効率よく配置するのが正解になっている。  なら、無人口のカードを−1とかにするか? その場合、4x4だと−5されるから11点になる。3x5なら12点となる。2x8で15点を目指すゲームとなるが、これで良いんじゃなかろうか。  ベース点が2桁になったなら、ある程度自由が利く。  だが、単純にアイコン集めるだけってのも味気ない気がする。タイル配置ゲーみたく、なんか配置の妙によって点が稼げるシステムにしてみる?  トリガーがない代わりに、ゲーム終了時の得点系とか? でも、それって普通に考えてファーストピックしちゃうよなぁ。仮にゲーム終了時得点系を、トリガーなし、都市パワー激低にする? いや、どっちかと言えば不利なトリガー付きの方がまだいいか? だが、どちらの方向性でも最後の1枚として取るだけな気がしないでもない。  都市パワー激低はいいかな。流動性はないが、点数になる。  都市パワーに絡められないか。  都市パワーと同じ人数が乗ってたら、+1点のボーナスとか。でかい都市パワーにも欠点ができるし良い気がする。  なんかそれに絡めたアイデアはないか。  例えば産業育成的な側面から考える。日本の各県には独自の産業があり、人数がいればそれが振興されるとする。産業は農業だったり、漁業だったり、伝統工芸だったり。つまり、同じ産業を3つ集めるとかではなく、産業のある県に人を集中させるのが良い、と仮定する。  あー、ダメだ。考え方はいいが面倒臭いな。単純に3種のアイコンで、各1つについてトップが点を得る。という分捕り形式だと点差ができてよいか。  で、どれだけの点が取れるかは人口次第とする。つまり、各アイコンでトップ数のプレイヤーは、そこに乗ってる人口分の得点を得る? なんか一撃8点とか取れそうなのが気になるが。ピックするだけでなく、ちゃんと人を配置させないと点にならないのは良いと思う。タイだった場合は、人数割り。2人なら人口数の半分得られる。 (!--大まかな変更点--) ・ドラフト部分強化の為、全面改修 ■ 概要  集まりすぎた人を地方へ飛ばし、地方創生を成し遂げよう! ■ コンポーネント  2〜3人用 ◇大都会カード(3枚)  人口が集中している「東京」「大阪」「愛知」の3つの行政区画を表すカードです。 ◇地方カード(27枚)  人口減少が危惧される、地方行政区分(県名)を表すカードです。  1〜27の通し番号と、その県が属する地方がベースカラーで色分けされている他、カードの上下左右には、転入を表す黒矢印、転出を表す赤矢印が数字と共に記載されています。  その他にも「工芸品」「名産品」「郷土料理」の3種類が、あればアイコンで記されています。  また、カードによっては、イベント(伝統的な行事、など)が設定されている場合もあります。 ◇人トークン(48個)  人口を模式的に表したトークンです。 ■ ゲームの準備  プレイヤーは、大都会を1つ選んで担当行政区としてください(どれを選んでも、ゲーム的に違いはありません)。  次に、人トークンを16個ずつ配り、これを各自の大都会カードの上に乗せてください。この人トークンの数が、その行政区分に住んでいる人の数を表します。  次に、地方カードをよくシャッフルし、各プレイヤーに9枚ずつ配り手札とします。  残った人トークンや地方カードは、ゲームに使用しませんので取り除いておいてください。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドと呼ばれる単位で進行します。  各ラウンドで手札1枚をドラフトし、8ラウンドが終了(=残り手札が1枚になる)したらゲームが終了します。  以下の手順でゲームを進行させてください。 1:ドラフトフェイズ  各自、手札から好きな1枚を選んで手元に置き、残りの手札を左隣のプレイヤーに渡してください。 2:人口移動フェイズ  手札から選んだ1枚を配置します。  既に自分の場に配置されている、いずれかのカードに縦か横で隣接するように並べます。この時、カードを回転させたり、半ずらしにして配置することはできません。  配置したら、転入/転出の処理を行います。  まず、転入(黒い矢印)があれば、そこに隣接するカードから数字分だけ人トークンを移動させます。移動させる人トークンが不足していても、ある分だけ移動させます。  次に、転出(赤い矢印)があれば、このカードに乗せられた人トークンを、数字分だけ隣接するカードへ移動させます。指定された方向にカードが隣接していなければ、この処理を行う必要はありません。また、転出が複数あった場合は、転出先の通し番号の小さい順に処理を行ってください。 ◎連動  カードを配置した際、それと同色のカードが隣接していたら「連動」が発生します。  配置したカードの転入/転出処理を終えたら、隣接する同色のカードの転入/転出も行ってください。もしも同色のカードが複数隣接していた場合は、通し番号の小さい順に処理を行います。 ◎イベント  既に配置されているカードにイベントがあれば、(各カードにつき)1手番中に1回だけ、それを使用することもできます。  イベントを使用する際は、そのカードに乗せられた人トークン1個を、大都市カードに戻してください(人トークンがない場合、イベントを使用することはできません)。  そうしたら、イベント効果を適用します。 3:ラウンド終了  以上の処理が終わったら、新しいラウンドを開始します。  これを繰り返し、8ラウンドが終わればゲームが終了します。  ゲームが終了したら、精算を行ってください。 ◎人口ボーナス  各カードの上に乗せられた人トークンの個数を見て、最も多い1つを「集計対象」とします。  次に、集計対象となるカード枚数を数えて得点とします。  例えば、8枚のカードに2個ずつ人トークンが乗せられていたら8点となります。1枚に6個、10枚に1個ずつ乗せられていたら10点になります。  要は、人口が均されていたらエライ! です。 ◎アイコンボーナス  配置されたカードを見て、各アイコンにつき3個以上あれば1点を得てください。  以上の点数を合計し、最も多いプレイヤーがゲームに勝利します。  複数いたら、1枚のカードに乗せられた最大個数が少ない方が勝利します。それも同じなら、引き分けとしてください。