■■ 金枝篇 草稿4 ■ 問題点  システム的な不満点は特になし。  とりあえず、各カードのボーナスをどう調整できるか、のみか。 (!--大まかな変更点--) ・テーマ変更 ・伏せカードに加点要素をもたせ、複数回ゲームに変更 ■ 概要  太古より伝わる<王殺し>の伝承。  森のディアナをたたえる聖地は、1人の偉大な王の力により守られていた。  王は強者であり、民も敵も等しく殺す。王は不可侵。王は神権の代行者である。  それ故に、力の衰えた王は殺さなければならない。  王は殺せ。そして聖なるヤドリギの枝を最も多く持つ者が、新たなる王となるのである。 ■ コンポーネント  3〜5人 ◇金枝カード(40枚)  聖地に生える、聖なるヤドリギの枝を表すカードです。  5つのスートと、枝の本数を表す1〜8の数字があります。  また、各数字毎にボーナスが設定されています。 ■ ゲームの準備  プレイ人数に応じてカード枚数を調整します。  プレイ人数分のスートを使用してください。なお、スートについてはどれを選んでも違いはありません。  ゲームに使用するカードをよくシャッフルし、全プレイヤーに8枚ずつ配って手札とします。  その後、全プレイヤーは手札から好きな1枚を選び、それを伏せて手元に置いてください(この伏せたカードは、ゲーム中いつでも好きなタイミングで中を確認できます)。  次に、じゃんけんなど、好きな方法で親を決めます。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドと呼ばれる単位で進行し、7ラウンドが終わるか、いずれか1人が脱落した時点でゲーム終了となります。  ゲームが終了したら得点計算を行い、新たなゲームを開始します。そして、いずれか1人のプレイヤーが10点に到達したらゲームが終了します。  以下の手順に従って、ゲームを進行させてください。 1:メインフェイズ  親は手札から好きな1枚を、表向きにプレイします。  そして、プレイされたカードのスートを「伝承スート」としてください。  次に、親の左隣りのプレイヤーから、時計回りで順番に手札を1枚プレイしていきます。  その際、以下のルールを守る必要があります。 ・伝承スートと同じスートであれば、数字に関わらずプレイできる ・伝承スートと異なるスートの場合、プレイされている最も大きい数字より、大きい数字であればプレイできる  もしもプレイできる手札がない時は、ゲームから脱落します(プレイできる手札があれば、必ずプレイする必要があります)。  脱落を宣言し、得点計算を行ってください。 2:ラウンド終了  全員の手番が終わったら、ラウンドが終了します。  プレイされたカードの中で、「スートに関わらず」最も小さい数字を出したプレイヤーが新しい親となります。複数いたら、「伝承スート」を優先してください。  プレイされたカードは、表向きのまま自分の手元に置き、全てのプレイヤーがスートと数字を確認できるようにしてください。  以上の処理が終わったら、新しいラウンドを開始します。  これを繰り返し、いずれか1人のプレイヤーが脱落するか、7ラウンドが終わればゲームが終了します。 ■ 得点計算  以下の点数を得ます。  脱落したプレイヤーは0VPです。  脱落しなかったプレイヤーは、最後のラウンドのプレイ順がそのままVPとなります。  次に、最初に伏せたカードを公開し、そのボーナスも適用してください。  ボーナスは数字固定で以下のように設定されています。 1:”7−ゲームの終了ラウンド”分のVPを得る 2:最終ラウンドに自分がプレイした数字が2なら、3VPを得る 3:このゲームで、いずれのプレイヤーも脱落しなかったら2VPを得る 4:最終ラウンドで、自分が親なら1VPを得る 5:自分が親の時、いずれかのプレイヤーが脱落したら1VPを得る 6:このゲームで自分がプレイした、”最も多い数字の枚数(最低、2枚以上)”分のVPを得る 7:自分が脱落したら3VPを得る。脱落しなかったら、このゲームで得たVPを全て失う 8:このゲームで自分がプレイした、”スート数(最低、2種類以上)”分のVPを得る  点数計算を終えたら、新しいゲームを開始します。  以上を繰り返し、いずれか1人のプレイヤーが10VP以上になったらゲームが終了します。複数いればVPの多い方、それも同じであれば最後のラウンドのプレイ順の早い方が勝利します。