■■ 9 Peak 草案9 ■ 問題点  ちょっと9返しが遠いのと、手札15枚は厳しい。  手札13枚ぐらいまでに減らしたい。3・4・5で1枚余り、ぐらいのペースが良いだろう。  この数字幅でいく場合、プレイしてもエリアにカードが1枚増えるような感じにしたい。  単純に13枚にした場合、4人だと8枚余る。1人2セットぐらいまでなら、エリアに1枚追加しても問題なくできる。  あるいは、総枚数を増やすか。  カードをハーフサイズにして、枚数を増やす。仮に6を復活させるとして、13枚追加だから78枚になる。6枚を場に置き、13枚を手札にした場合、20枚の余裕がある。5人なら8枚。として、セット時も山があればそこから1枚が置かれる。という感じが良いだろう。  ジョーカーなしボーナスが強すぎたので前のバージョンに戻すのはよいが、1枚で出す価値が本当になくなってしまった。厳密には早出し目的なら、エリアに出すぐらいなら、自分で出して1点の方がまだ良いという噂もあるが。  現状、問題となるのはスートバラバラが簡単過ぎることかな。  あくまで同一スートが正義で、スートバラバラはそれから1段階ぐらい落ちるべきではある。感覚としては、全一なら枚数×アイコン数、バラバラなら、枚数×アイコン数−1ぐらいの感覚がよい。つまり、3枚なら3枚バラバラと2枚同一が同じ点数ということになる。これだと、ジョーカーの価値もちょっとだけ上がる。 (!--大まかな変更点--) ・手札を配り切りに変更 ・数字幅の最大値を9に戻す ・9達成の扱いを、凄く以前のフリーナンバーに戻す ・早出しメリットとして、上がりボーナスを追加 ・数だしメリットとして、ジョーカーなしボーナスを変更 ■ 概要 ■ コンポーネント  3〜5人 ◇ナンバーカード(65枚)  「スペード」「ダイヤ」「クラブ」「ハート」「ジョーカー」の5スートがあります。  これらには1〜5の数字があり、「ジョーカー」以外の4スートは各数字3枚数ずつ、ジョーカーは1枚ずつあります。 ◇レンジカード(7枚)  各数字の数値幅を表す2〜8のカードです。 ◇ピークカード(5枚)  ピーク状態を表す1〜5のカードです。 ■ ゲームの準備  レンジカードを数字順に縦に並べ、これを【エリア】とします。  ナンバーカードをよくシャッフルし、5枚を表向きにして【エリア】に配置します。  この時、各数字毎の最初の1枚は「その数字+1」のレンジカードの横に置き、以降は下へ配置していってください。もしも、これにより各数字の7以上の位置にナンバーカードが置かれる場合、それらは「1」のカードとして扱ってください。  ピークカードはまだ使用しません。【エリア】から離れた場所に置いておいてください。  次に、各プレイヤーにナンバーカードを等枚数ずつ配り手札とします(3人なら20枚、4人なら15枚、5人なら12枚)。  残ったナンバーカードはゲームに使用しません。中を見ないようにして取り除いてください。  最後にじゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。 ■ ゲームの進行  本ゲームはスタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、ゲーム終了時点で最も多くの得点を得ていたプレイヤーが勝利します。  自分の手番になったら、以下の手順で処理を行ってください。 1:メインアクション  「パス」か「プレイ」のどちらかを行います。 ○パス  【エリア】に手札を配置します。  その際、「好きな手札1枚を【エリア】に配置する」か、あるいは「好きな手札2枚を【エリア】に配置し、【エリア】から好きな1枚を得る」かの、どちらかを行うことができます。  配置後、ナンバーカードの数字は「”元値”〜”元値+【エリア】に配置されたその数字の枚数”」となり、その中の好きな値として扱うことができます。  例えば5のナンバーカードが2枚【エリア】に置かれていたら、5のエリアカードの数字幅は5〜7となります。これにより、以降5のナンバーカードは「5/6/7」のいずれかの数字として扱うことができます。 ○プレイ  手札からプレイしたい数字を選び、その”数字枚数”分だけ一纏めにし、表向きで手元に置いてください。これを「セット」と呼びます。  ただし、セットは昇順で行う必要があり、以前にプレイしたセットよりも少ない枚数のセットをプレイすることはできません。  例えば5をプレイしたければ、手札から5を5枚出してください。  この時、【エリア】の配置状況により、手札の数字幅が変化していることに注意してください。例えば3が2枚【エリア】にある時、3は3〜5のいずれかとして扱うことができます。なので、3・3・5・5・5のような組み合わせでもプレイ可能となります。 2:ピーク判定  数字幅の最大値が9以上になった数字があれば、【エリア】に配置されたその数字のカードを全て受け取り、そこに同数字のピークカードを配置します。  ピークカードの配置された数字は、以後1〜9の好きな数字として扱うことができます。  また、受け取ったナンバーカードは、ゲーム終了時に1枚1VPとして扱うことができます。  例えば【エリア】に5が3枚ある状態で、手札から5を2枚【エリア】に配置し5以外の数字を手札に加えた場合、5の数字幅は5〜10となります。なので、5に配置されたカード5枚を受け取り、5VPを獲得できます。そして5のピークカードが置かれ、以降5は1〜9の好きな数字として扱うことができます。  また、【エリア】に5が2枚ある状態で、手札から5を2枚【エリア】に配置し、かつ5から1枚取って手札に加えた場合、5の数字幅は5〜8となるので、ピーク状態にはなりません。手番終了時に、数字幅9以上になっていることがピークの条件となります。  以上の処理が終わったら、次の順番のプレイヤーに手番を渡してください。  この時、手札が全てなくなっていたら、【エリア】に配置されていないピークカードを受け取り、終了トリガーが引かれます。  そのままプレイを続行し、現在の巡目(=スタートプレイヤーの右隣まで)を終わらせるとゲーム終了となります。もしも手札をなくしたのがスタートプレイヤーの右隣であれば、即ゲームが終了します。 ■ 精算  ゲーム終了後、以下の方法で精算を行います。  各セット毎に、”枚数×同一スート数”分のVPを得ます。  この時、ジョーカーは他の好きなスートとして扱うことができます。複数のスートがある場合、その中で最も多い1つを見てください。  もしも、セットに含まれるスートが全て(ジョーカー含む)1枚ずつでバラバラだった場合は、それらを全て同一スートとして扱うことができます。  また、いずれのセットにもジョーカーが含まれていなかった場合、”最大枚数×セット数”に等しいボーナスVPを得ることができます。  例えば、3枚と5枚の2つのセットがあり、そのどちらにもジョーカーが含まれていなければ、5×2=10VPを得ることができます。  その他、ピークボーナスで受け取ったナンバーカードは1枚1VP、手札をなくした際に受け取ったピークカードは1枚2VPとなります。  最後に、最も多くのVPを得たプレイヤーがゲームに勝利します。複数いれば、プレイ順の早い方が優先されます。