■■ 7 Peak 草案8 ■ 問題点  7返しはちょっと短すぎる。9返しで良いような気がする。  現状、ピークに達した後に全リセットは盤面が変わり過ぎて厳しい感じがする。ストレスを減らす方向性なら、単にピークで得点を受け取った後、リセットなどは発生しない。でいいかも知れない。  コンポーネントと処理を簡潔にするにはどうするか。  ピークカードを設定し、スコアとしてカードは回収。ピークカードを置き、以後は1〜9の好きな数字として扱えるとする。  この場合、とにかく粘った方が事態が好転する可能性が高い。  その場合、現状ほぼ意味がなくなっている1枚出しなどを含めて、小さく早く出すことにメリットを盛る必要がある。  一番効果があるのは、セット数に応じたボーナスか。  例えばジョーカーなしボーナスを、最大数×セット数とかにする。つまり、4、5と出したら10VP。1、3、5と出したら15VPということになる。  早く出す意味付けはちょっと難しいかな。  早出し有利にすると、先手番が有利になる。  うーん、例えば出したら1枚引くみたいな要素を考える。この場合、まぁ、普通は初手1枚出しになる。それを止めることはできない。  出し切りボーナスを設定ぐらいかなぁ。  手札を全部出しきったらボーナス点が入る。順位に応じた感じ? 1番手なら1VPみたいな。ちょっとセコ過ぎるか。この点が比較的大きいなら、マークを揃えず出し切りを目指す考え方もありにはなる。  ピークに達していない数字1つにつき、2VPとかそんな感じ? 最大10VP。まぁ、普通にやると6VPぐらいになりそうではある。ピークカードにVPを書き、上がった時点で残っているピークカードを引き取る形にすればいいかな。 (!--大まかな変更点--) ・数字幅、構成枚数などを変更 ・抜けていた昇順セットを追記。 ・ジョーカーなしボーナスを強化 ■ 概要 ■ コンポーネント  3〜5人 ◇ナンバーカード(65枚)  「スペード」「ダイヤ」「クラブ」「ハート」「ジョーカー」の5スートがあります。  これらには1〜6の数字があり、「ジョーカー」以外の4スートは各数字3枚数ずつ、ジョーカーは1枚ずつあります。 ◇レンジカード(6枚)  各数字の数値幅を表す2〜7のカードです。 ■ ゲームの準備  レンジカードを数字順に縦に並べ、これを【エリア】とします。  ナンバーカードをよくシャッフルし、5枚を表向きにして【エリア】に配置します。  この時、各数字毎の最初の1枚は「その数字+1」のレンジカードの横に置き、以降は下へ配置していってください。もしも、これにより各数字の7以上の位置にナンバーカードが置かれる場合、それらは「1」のカードとして扱ってください。  次に、各プレイヤーにナンバーカードを12枚ずつ配り、手札とします。残ったナンバーカードはゲームに使用しません。中を見ないようにして取り除いてください。  最後にじゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。 ■ ゲームの進行  本ゲームはスタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、ゲーム終了時点で最も多く得点を得ていたプレイヤーが勝利します。  以下の手順で進行させてください。 1:メインフェイズ  自分の手番になったら、以下のどちらかを行います。 ○パス  【エリア】に手札を配置します。  その際、「好きな手札1枚を【エリア】に配置する」か、あるいは「好きな手札2枚を【エリア】に配置し、【エリア】から好きな1枚を得る」かの、どちらかを行うことができます。  配置後、ナンバーカードの数字は「”元値”〜”元値+【エリア】に配置されたその数字の枚数”」となり、その中の好きな値として扱うことができます。  例えば5のナンバーカードが2枚【エリア】に置かれていたら、5のエリアカードの数字幅は5〜7となります。これにより、以降5のナンバーカードは「5/6/7」のいずれかの数字として扱うことができます。  これにより、数字幅の最大値が7以上になった場合、直ちに【エリア】に配置されたその数字のカードを全て受け取り、それらを1枚1VPとして扱うことができます。  例えば【エリア】に5が1枚ある状態で、手札から5を2枚【エリア】に配置した場合、5の数字幅は5〜8となります。なので、5に配置されたカード3枚を受け取り、3VPを獲得できます。以降手番では、5はリセットされて再び6の位置から配置されることになります。  また、【エリア】に4が2枚ある状態で、手札から4と5を出し、かつ4から1枚取って手札に加えた場合、4の数字幅4〜6のままなので、4の数字を得点化することはできません。 ○プレイ  手札からプレイしたい数字を選び、その”数字枚数”分だけ一纏めにし、表向きで手元に置いてください。これを「セット」と呼びます。  ただし、セットは昇順で行う必要があり、以前にプレイしたセットよりも少ない枚数のセットをプレイすることはできません。  例えば5をプレイしたければ、手札から5を5枚出してください。  この時、【エリア】の配置状況により、手札の数字幅が変化していることに注意してください。例えば3が2枚【エリア】にある時、3は3〜5のいずれかとして扱うことができます。なので、3・3・5・5・5のような組み合わせでもプレイ可能となります。  以上の処理が終わったら、次の順番のプレイヤーに手番を渡してください。 2:ゲーム終了  いずれかのプレイヤーの手札が尽きたら、終了トリガーが引かれます。  そのままプレイを続行し、現在の巡目(=スタートプレイヤーの右隣まで)を終わらせるとゲーム終了となります。 ■ 精算  ゲーム終了後、以下の方法で精算を行います。  各セット毎に、”枚数×同一スート数”分のVPを得ます。  この時、ジョーカーは他の好きなスートとして扱うことができます。複数のスートがある場合、その中で最も多い1つを見てください。  もしも、セットに含まれるスートが全て(ジョーカー含む)1枚ずつでバラバラだった場合は、それらを全て同一スートとして扱うことができます。  また、いずれのセットにもジョーカーが含まれていなかった場合、最大枚数のセットの”枚数×2”に等しいボーナスVPを得ることができます。  例えば、3枚のセットと5枚のセットがあり、そのどちらにもジョーカーが含まれていなければ、5×2=10VPを得ることができます。  最後に、最も多くのVPを得たプレイヤーがゲームに勝利します。複数いれば、プレイ順の早い方が優先されます。