■■　9 Peak　草案７


■　問題点

　９返しはちょっと遠い。
　ゲーム自体にそんなに問題は感じないが、１スート９枚なので、低い数字が戻されるのはちょっと現実的ではない気がする。また、１つの数字に対して枚数がやや少ないので、そこも調整の必要があるか。

　まず、１〜５幅にして、４スート３枚ずつだと６０枚。ジョーカーを５枚足して６５枚になる。
　３人なら４スート２枚ずつにして、４５枚。６枚場に置き、１３枚配り。

　んー
　ちょっとセットアップが面倒なので、とにかく６枚場に配置し、１２枚ずつ手札にし、残りは使わない。という感じが良いかも知れない。ウィドウが多くてもシステム的には問題ない。なら、５人まで対応させるなら６６枚必要になる。１のジョーカーを１枚だけ増やすか。

　で、６枚配置し、１２枚配り、残りは山にしておく。
　４人プレイだと１２枚程度余るが、３人プレイだと２４枚余る。

　で、peakを９から７に変更。５は２枚で２点ということになるが、やるかどうかは微妙な所。

　ジョーカーなしボーナスが弱いので、２倍に変更するぐらいがいいだろう。



（!--大まかな変更点--）
・全面改訂


■　概要



■　コンポーネント

　３〜５人

◇ナンバーカード（５４枚）
　「スペード」「ダイヤ」「クラブ」「ハート」「ジョーカー」の５スートがあります。
　これらには１〜６の数字があり、「ジョーカー」以外の４スートは各数字２枚数ずつ、ジョーカーは１枚ずつあります。

◇レンジカード（８枚）
　各数字の数値幅を表す２〜８のカードです。


■　ゲームの準備

　レンジカードを数字順に縦に並べ、これを【エリア】とします。

　次に、ナンバーカードをよくシャッフルし、６枚を表向きにして【エリア】に配置します（５人プレイ時は４枚）。
　この時、各数字毎の最初の１枚は「その数字＋１」の頭数カードの横に置き、以降は下へ配置していってください。

　そして、残ったナンバーカードを全プレイヤーに等枚数ずつ配り手札とします。


　最後にじゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定してください。



■　ゲームの進行

　本ゲームはスタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、ゲーム終了時点で最も多く得点を得ていたプレイヤーが勝利します。

　以下の手順で進行させてください。


１：メインフェイズ
　自分の手番になったら、以下のどちらかを行います。


○パス
　【エリア】に手札を配置します。
　その際、「好きな手札１枚を【エリア】に配置する」か、あるいは「好きな手札２枚を【エリア】に配置し、【エリア】から好きな１枚を得る」かの、どちらかを行うことができます。

　配置後、ナンバーカードの数字は「”元値”〜”元値＋【エリア】に配置されたその数字の枚数”」となり、その中の好きな値として扱うことができます。

　例えば５のナンバーカードが２枚【エリア】に置かれていたら、５のエリアカードの数字幅は５〜７となります。これにより、以降５のナンバーカードは「５／６／７」のいずれかの数字として扱うことができます。

　これにより、数字幅の最大値が９になった場合、直ちに【エリア】に配置されたその数字のカードを全て受け取り、それらを１枚１ＶＰとして扱うことができます。

　例えば６のナンバーカードなら、３枚目を【エリア】に配置すると９になるので、【エリア】に配置された６のナンバーカード３枚を受け取り、３ＶＰを獲得できます。以降、６のナンバーカードを【エリア】に配置する際は、リセットされてまた７の位置から配置することになります。


○プレイ
　手札からプレイしたい数字を選び、その”数字枚数”分だけ一纏めにし、表向きで手元に置いてください。これを「セット」と呼びます。

　例えば５をプレイしたければ、手札から５を５枚出してください。
　この時、【エリア】の配置状況により、手札の数字幅が変化していることに注意してください。例えば３が２枚【エリア】にある時、３は３〜５のいずれかとして扱うことができます。なので、３・３・５・５・５のような組み合わせでもプレイ可能となります。


　以上の処理が終わったら、次の順番のプレイヤーに手番を渡してください。


２：ゲーム終了
　いずれかのプレイヤーの手札が尽きたら、終了トリガーが引かれます。
　そのままプレイを続行し、現在の巡目（＝スタートプレイヤーの右隣まで）を終わらせるとゲーム終了となります。


■　精算

　ゲーム終了後、以下の方法で精算を行います。

　各セット毎に、”枚数×同一スート数”分のＶＰを得ます。
　この時、ジョーカーは他の好きなスートとして扱うことができます。複数のスートがある場合、その中で最も多い１つを見てください。

　もしも、セットに含まれるスートが全て（ジョーカー含む）１枚ずつでバラバラだった場合は、それらを全て同一スートとして扱うことができます。


　また、いずれのセットにもジョーカーが含まれていなかった場合、最大枚数のセットの”枚数”に等しいボーナスＶＰを得ることができます。
　例えば、３枚のセットと５枚のセットがあり、そのどちらにもジョーカーが含まれていなければ、５ＶＰを得ることができます。


　最後に、最も多くのＶＰを得たプレイヤーがゲームに勝利します。複数いれば、プレイ順の早い方が優先されます。