■■ Fortuna 草案4 ■ 問題点  ゲームに緊張感がないので、以下の制限を追加する。  9まで到達した数字は使用できなくなる。  9まで到達したら、その枚数分のVPを得る。以降、到達している数字を捨てる毎に1VPを得る。  セット枚数はより大きいで出す必要がある。つまり、最初に5枚で出したら、以降は6枚より多くないと出せない。  手番では、プレイするか捨て札にするかのどちらかを行う。つまり、全員プレイしたら場は変化しない。仮にこれが変化に乏しくてつまらないなら、何らかの方法で捨て札置き場に足されるような仕組みが必要になる。  さて、問題はテーマと内容が合わなくなってきたので、別のテーマを考える必要がある。  数字が成長し、かつ一定値まで成長すると使用できなくなる。  さらに、数字で強弱か個性か、何らかの区別がある。  例えば修行的なもの。仙人修行、数字は素質(実力)で、9まで到達すると解脱(尸解?)する。  ただ、セットで出す理由がない。し、セットで出す意味がわからない。あくまで主眼はセット出しという部分だろう。  とりあえず、テーマはモンスタージャズセッションとする。タイトルはモンスターズセッションとかでいいか。  数字は楽器の種類。数字幅=スケールで、同じ数字ならセッションできる。スケール幅は広げることが可能。ただし、9以上になるとバーンアウトする。あー、数字は楽器で人でないなら、なんだろう。  スートはモンスターの種類。理屈上、同じスートで同じスートは数が少ないので、必然的に異なる数字の同じスート、つまり楽器が異なる単一種族バンドが偉い。という感じになる?  現状のルールのままだと、ちょっと無理があるな。  役を作るのはどうだろうか。  つまり、同一アイコンで揃える、半々で揃える、全部バラバラで揃える。みたいな、最低3役があるとする。で、役基本値×枚数みたいな計算をする。オールマイティ要素はなし。  これで、数字をモンスター、アイコンを楽器とする。いや、まぁ、数字自体は数字でいいかも知れない。数字と種族の組み合わせ差分作るのものすごい大変だし。その代わり、アイコンを7か8ぐらい用意する。まぁ、8かな。これで、8枚、アイコン全部バラバラという感じのものが作れる。  ただ、アイコンが多すぎても扱いづらいので、プレイヤーの手札に合わせた数にするか。  何枚ぐらいが適当か。  1+2+3+4+5=15枚。これが、最低5セット出す為に必要な手札枚数になる。一応、4、5、6も出せると言えば出せる。まぁ、15枚が妥当か。  5人で遊べると仮定して、最低75枚。まぁ、6の倍数で84枚が妥当? もうちょっとコンパクトにしたい。  仮に60枚程度とする。数字を1〜5にする。各数字12枚、6アイコン各2枚という構成。  手札10枚程度にした場合、組み合わせが激減する? 1・2・3・4と4・5しかない。  対応人数を4人に減らす。  この場合、最低必要なのは60枚。ただし、初期捨て札なしとなる。66枚で1数字11枚とした場合、5スート各2枚、1スート1枚という感じか? 同一スートはかなり難易度高そうではある。  3人プレイの場合、15枚余剰が出るが、これはどうするのか。  なんか、全部配ってしまってもよい気がする。4人よりもダウンタイムは短いので、サクサク行ける可能性が高い。 (!--大まかな変更点--) ・全面改訂 ・配り切り&ゴーアウト方式。点数周りは最初に戻す ■ 概要 ■ コンポーネント  3〜4人 ◇リールカード(78枚)  1〜6の数字が各13枚ずつあり、それぞれにアイコンが1つ設定されています。  アイコンは各数字につき5種類あり、その内4種(稲妻、小麦、兜、車輪)が3枚、1種(女神)が1枚あります。 ◇ナンバーカード(8枚)  各リールカードの現在値を表す、2〜9の数字カードです。 ■ ゲームの準備  ナンバーカードを数字順に縦に並べ、これを【捨て札置き場】とします。  ゲーム中、捨て札になったカードはこの全プレイヤー共通の【捨て札置き場】に、各数字毎に配置されることになります。  次に、リールカードをよくシャッフルし、各プレイヤーに18枚ずつ配ってください(3人プレイ時は24枚、5人プレイ時は15枚配ります)。  残ったカードは【捨て札置き場】に表向きで配置します。この時、各数字毎の最初の1枚は「その数字+1」のナンバーカードの横に置き、以降は下へ配置していってください。  最後にじゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。 ■ ゲームの進行  本ゲームはスタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、ゲーム終了時点で最も多く得点を得ていたプレイヤーが勝利します。  以下の手順で進行させてください。 ◎手札の数字について  リールカードの数字は、全て基本値から現在値(=”基本値+捨て札枚数”)までの、好きな値として扱うことができます。  例えば6が2枚捨て札になっていたら、手札にある6のリールカードは、6〜8のいずれかの数字として扱ってください。  もしも、現在値が9を超えた場合は、1〜9の好きな値として扱えます。 1:メインフェイズ  自分の手番になったら、手札を1枚捨て札にしてください。  これにより、捨て札にした数字の現在値が9になった場合、”その数字の枚数”分のボーナスを得ることができます。例えば6なら、3枚目を捨て札にすると9になるので3VPを得ることができます。1なら、8枚目を捨て札にすると8VPを得ることができます。  次に、手札からリールカードをプレイすることができます(これは強制でありません)。  プレイしたいリールカードの数字を選び、その”数字枚数”分だけ一纏めにし、表向きで手元に置いてください。これを「セット」と呼びます。  ただし、同時に複数のセットを行ったり、同じ数字のセットを2つプレイすることはできません。  例えば5の数字をプレイしたければ、手札から5を5枚プレイしてください。この時、手札の数字は捨て札枚数に応じて加算することができ、それを利用して条件を満たすこともできます。  例えば3が2枚捨て札にある時、手札の数字は3〜5のいずれかとして扱うことができます。なので、3・3・5・5・5のようなセットでもプレイ可能となります。  以上の処理が終わったら、次の順番のプレイヤーに手番を渡してください。 2:ゲーム終了  いずれかのプレイヤーの手札が尽きたら、終了トリガーが引かれます。  そのままプレイを続行し、現在の巡目(=スタートプレイヤーの右隣まで)を終わらせるとゲーム終了となります。 ■ 精算  ゲーム終了後、以下の方法で精算を行います。  各セット毎に、”セット枚数×アイコン数”分のVPを得ます。  この時、女神は他の好きなアイコンとして扱うことができます。また、複数のアイコンがあった場合、その最も多い数1つを見てください。  プレイしたいずれのセットにも女神が含まれていなかった場合、”セット数”分のボーナスVPを得ることができます。  以上を集計し、最も多くのVPを得たプレイヤーがゲームに勝利します。複数いれば、プレイ順の早い方が優先されます。