■■ Fortuna 草案2 (!--大まかな変更点--) ・全面改訂 ■ 概要 ■ コンポーネント  3〜4人 ◇リールカード(78枚)  1〜6の数字が各13枚ずつあり、それぞれにアイコンが1つ設定されています。  アイコンは各数字につき5種類あり、その内4種(稲妻、小麦、兜、車輪)が3枚、1種(女神)が1枚あります。 ■ ゲームの準備  リールカードをよくシャッフルし、各プレイヤーに7枚ずつ配ります。  残ったカードは山にし、7枚引いて新しい山を作り、これをエンド山としてください。  最後にじゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。 ■ ゲームの進行  本ゲームはスタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、ゲーム終了時点で最も多く得点を得ていたプレイヤーが勝利します。  以下の手順で進行させてください。 ◎手札の数字について  リールカードの数字は、全て基本値〜”基本値+捨て札枚数”までの、好きな値として扱うことができます。  例えば6が2枚捨て札になっていたら、手札にある6のリールカードは、6〜8のいずれかの数字として扱ってください。  また、10を超えた場合は、10の位を無視して1の位のみとして扱います。  例えば、8が3枚捨て札になったら、手札にある8のリールカードは、8、9、1のいずれかの数字として扱うことができます。 1:メインフェイズ  自分の手番になったら、山から1枚引いて手札に加えてください。  次に以下のどちらかを行います。 ○プレイ  手札からリールカードをプレイします。  プレイしたいリールカードの数字を選び、その”数字枚数”分だけ一纏めにし、表向きで手元に置いてください(リールカードの数字が「0」の場合、プレイするのは1〜6枚で任意)。これを「セット」と呼びます。  ただし、同じ数字のセットを2つプレイすることはできません。  例えば5の数字をプレイしたければ、手札から5を5枚プレイしてください。この時、手札の数字は捨て札枚数に応じて加算することができ、それを利用して条件を満たすこともできます。  例えば3が2枚捨て札にある時、手札の数字は3〜5のいずれかとして扱うことができます。なので、3・3・5・5・5のようなセットでもプレイ可能となります。  また、必要枚数に足りなくても、手札を全てプレイできる場合は「オールインセット」を行うことができます。  プレイ後、セットに不足している分を【捨て札置き場】から「裏向きで」補充してカード枚数をあわせてください(ただし、【捨て札置き場】に必要枚数がなければ、オールインセットを行うことはできません)。  例えば、初期手札より多い8を通常セットすることはできません。ただし、手札が全て8だった時、例えば手札5枚が8だった時、捨て札置き場から適当なカード3枚を加えることにより、セットを成立させることができます。  セットしたら、山から”プレイした枚数−2”枚引いて手札に加えてください(つまり、プレイする毎に手札枚数が1枚ずつ減ることになります)。  1枚セットの場合は、手札から1枚を捨て札にしてください(この捨て札は、全プレイヤーの共通捨て札となります)。 ○パス  好きな手札1枚を捨て札にしてください。  捨て札は全プレイヤー共通の捨て札となります。  この時、捨て札にした数字(基本値+捨て札枚数)が10になった場合、「ホイールオブフォーチュン」が発生します。「捨て札にした数字」以外の数字を1つ選び、それらのカードを別の数字1つに好きなだけ移し替えることができます。  移動元にはカードが必要ですが、移動先は1枚もカードがなくても問題ありません。  例えば、4枚目の6を捨てた場合、6は10として扱えるようになるので「ホイールオブフォーチュン」が発生します。なので、5の数字に配置されている5枚中3枚を、1の数字に移し替えました。この時、以前の「ホイールオブフォーチュン」により、5の数字に3が配置されていましたが、これも問題なく移すことができます。 2:ゲーム終了  いずれかのプレイヤーがエンド山から1枚でも引いたら、終了トリガーが引かれます。  終了トリガーが引かれたら、プレイ後のカードの補充を行わないでください。  そのままプレイを続行し、現在の巡目(=スタートプレイヤーの右隣まで)を終わらせるとゲーム終了となります。  また、途中でエンド山が尽きたら、その時点で未手番のプレイヤーが残っていてもゲーム終了となります。 ■ 精算  ゲーム終了後、以下の方法で精算を行います。  各セット毎に、”セット枚数×同一アイコン数”分のVPを得ます。  この時、女神は他の好きなアイコンとして扱うことができます。  例えば、4枚セットで同一アイコンが3つあれば、そのセットは12VPとなります。  複数のアイコンがあった場合、その最も多い数1つを見てください。  以上を集計し、最も多くのVPを得たプレイヤーがゲームに勝利します。複数いれば、プレイ順の早い方が優先されます。