■■ Throne of Empire 草案3 ■ 問題点  隠し要素が多くなりすぎると判断がつかない。  共通場は常に1枚隠しにして、配置は裏向き。裏向きのが残っていたら、古い方を表向きにする。という感じがよいだろう。  全体的なバランスの問題と、バッティングしない感じが問題。プレイ枚数を6枚から変更するか、あるいはスートを1減らすか、その複合技か。スートを1減らし、7枚としてみるか。  デッキ枚数が多過ぎる。  未使用枚数が増えると、未使用カードの比率が偏った場合、何を残すかの意味が殆どなくなる。  全体的なバランスの悪さもあるが、それをシステム面である程度フォローできないだろうか。  まず、コントローラブルな要素を付加する。具体的には、自分の場も見る。最低限、自分の場から点数を計算できるよう調整する。  相性関係的なものを作る。  基本的な増減要素をカード自体に持たせ、特殊な効果とは別に+カード、−カードを設定する。例えば、農民は騎士+、商人−。みたいな感じで、特殊効果適用とは別に場にあるカードで基本値増減を行う。で、最後の決算効果を少し弱めにする。  枚数は1+6=7枚とする。それに共通場の3枚が加わる。  従って、3人なら21+3、4人なら28+3、5人なら35+3となる。これに、+1セットぐらいのランダム要素がある程度がベストだろう。  基本は5スートであるとして、3人:30枚、4人:35枚、5人:45枚が目安。これに特殊なカードを2枚3セット、つまり6枚足す。  3人:25+6  4人:35+6  5人:40+6  うーん。人数によってラウンド数を調整した方がよくないですかね?  人数が増えればバッティング対象が増える訳で、ラウンド数を減らしてもそんなに問題ない気が。  後、基本計算にプラスマイナスが入る場合、5よりは6の方がやり易い。なので、1セット6枚にするのがいいだろう。  つまり、全体を36(6セット)+6=42とする。  4人プレイの場合、8=1+7。5人プレイの場合、7=1+6。3人プレイの場合、10=1+9。ぐらいが適正ではあるか。3人だけ飛びぬけて多いが、そこはそれという感じ。 (!--大まかな変更点--) ・全体的な改変 ■ 概要  周辺諸国を武力によって併呑し、戦乱の世を終わらせたチルダーズ1世。  黒竜帝とも呼ばれた英雄の死は、熱き血の冷めやらぬ広大な帝国領に新たなる動乱を引き起こした。  次なる竜の王座の主は誰なのか。  帝位を簒奪すべく、有力な名家同士の争いが始まる。 ■ コンポーネント  3〜5人用 ◇クラスカード(60枚)  様々な特技(スキル)を持つ人物です。  一族として招くか、あるいは派遣して働かせることにより、各クラスに応じた栄誉(VP)を獲得することができます。  クラスには6種類のコモンクラスが9枚ずつと、3種類のスペシャルクラスが2枚ずつあります。 ◇コイン(25枚)  帝国で流通する貨幣です。  1枚=1金を表し、ゲーム終了時は1VPに換算されます。 ■ ゲームの準備  クラスカードをよくシャッフルして山にし、各プレイヤーは山から1枚ずつ引いて手札とします。  次に山から3枚引いて、それを【共通場】に表向きで配置してください。  それが終わったら、コインを各プレイヤーに5金ずつ配り、残ったコインを中央に置いてこれを【国庫】とします。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。 ■ ゲームの進行  本ゲームはスタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、全員が5回手番を行うとゲームが終了します。  それまで、以下の手順に従いゲームを進めてください。  手番になったら、まずプレイヤーは山から1枚引いてください。  そして、引いたカードをそのまま手札に加えるか、あるいは【共通場】にある好きな1枚を手札に加えるかを選択します。【共通場】にある1枚を手札に加える場合は、引いたカードを「裏向き」にして【共通場】に配置してください。  次に、「ホールド」か「スキル」のどちらかを選択します。 〇ホールド  【国庫】に1金を支払い、そのまま手番を終了します。  もしも金が支払えない場合、強制的にスキルを使用する必要があります。 〇スキル  手札から好きな1枚をプレイし、そのスキルを適用します。  プレイした手札は、表向きで手元に置き、処理を終えたら手番を終了してください。  以上を繰り返し、全員が5手番(手札と、手前にプレイされたカードの合計が6枚になる)を終えたらゲームが終了します。  【共通場】に裏向きのカードがあれば表向きにし、各自山から2枚ずつ引いて手札を補充して決算処理を行ってください。 ◇決算  決算は各クラス毎、数字の小さい順に行われます。  そして、「そのクラスを最も多く手札に持つプレイヤー1人」が、各クラス毎の決算条件に従って処理を行い、VPを得ることができます。複数いる場合は、誰もその処理を行うことができません。  条件を満たしていれば、1人のプレイヤーが複数のクラスで決算処理を行うこともできます。  また、清算時に参照できるカードは、【共通場】のカードと、「他のプレイヤー(=自分以外)の」手元に置かれているカードのみです。  自分の手元に置かれている(=自分がプレイした)カードは参照できません。  全クラスの決算処理が終わったら、手持ちのコインを1金=1VPとして加算します。  そして、最もVPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。  複数いれば、手持ちのコインの多い方が勝利します。それも同じなら引き分けとしてください。