■■ Rise of Empire 草案1 ■ 問題点  大体問題ないように感じるが、各ジョブの効果に強弱があり過ぎるのでそこを調整する必要がある。  まず、基本的に現状自分を利する効果のないジョブは使わない。農民とか。これを何とかする必要がある。  蛮族、忍者についても、それぞれ限定的な修正が必要ではある。  また、基本的なシステムとして、最初に1枚持ち、引いた後に選択権を与えるようにすると戦略性が広がる。  後、供託金の最大値を決めておく必要がある。プレイ人数により供託金の排出量が異なるので、青天井の場合は5人プレイだと一部供託金を使用するジョブが強すぎることになる。  ただ、ダイナミズムも相当減る。あふれさせたら、VPに変換される。ぐらいあると良いのかも知れない。それがあると、農民もそれなりに使えるような気がするし、それがいいか。  供託金というのを「国庫」とする。  現在はプレイヤー毎の国が、という感じだったが、全てのプレイヤーが国の王を目指して頑張るゲームの方がいい気がしてきた。多分、プレイヤーは地方領主。王座を得る為に相争う、ゲームオブスローン的な感じとする。 ■ 概要  自分だけの国を造ろう! ■ コンポーネント  3〜5人用 ◇ジョブカード(56枚)  国を構成する人間の、役職を表すカードです。  7スートが各8枚ずつあります。 ◇コイン( 枚)  お金です。  1枚=1金を表し、ゲーム終了時は1VPに換算されます。 ■ ゲームの準備  ジョブカードをよくシャッフルし、山にしてください。  コインを各プレイヤーに5枚ずつ配り、さらに中央にも5枚置いてこれを【供託金】としてください。残りのコインは【ストック】に置いておきます。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定してください。 ■ ゲームの進行  本ゲームはスタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行い、全員が5回手番を行うとゲームが終了します。  それまで、以下の手順に従いゲームを進めてください。  手番プレイヤーは山から1枚引き、それを「ホールド」するか「プレイ」するか選択します。  選択したら、次の順番のプレイヤーに手番を渡してください。 〇ホールド  引いたカードを手札に加え、1金を【供託金】に支払います。 〇プレイ  引いたカードを表向きにして手元に置き、そのスキルを適用します。  忍者:自分の手札1枚を捨て札にし、山から1枚引いて手札に加える  農民:【供託金】を【ストック】から2金増やす  蛮族:プレイされているカード1枚を捨て札にする  騎士:次の手番まで、自分はスキル効果の対象にならない  商人:他のプレイヤー1人から2金を奪い、1金を【供託金】に支払う  司祭:【供託金】から2金を得る  烈士:他のプレイヤーに供託金から1金ずつ配り、自分は2VPを得る ※騎士のスキルは、最後手番(=5手番目)に使用した場合、決算時にも適用されます。  以上を繰り返し、全員が5手番を終えたらゲームが終了します。  ゲームが終了したら、手札が5枚になるよう補充を行います。  最も手札の少ないプレイヤーから時計回りで順番に、「自分以外のプレイヤーの」手元に置かれている好きなカード1枚を手札に加えてください。この時、1金を【供託金】に支払って、代わりに山から1枚引くこともできます。  手札枚数の同じプレイヤーが複数いたら、スタートプレイヤーから時計回りで近い方が優先されます。  これを繰り返し、手札が5枚になったら一斉に公開します。  各自手札を見て、最も枚数の多いジョブが「国王」となります。この時、同枚数なら数字の小さい方が国王になります。  国王が決まったら、次はその枚数の多い順(=国王となったジョブの枚数)に決算スキルを適用してください。  同数であれば、数字の小さい方が優先されます。それも同じであれば、スタートプレイヤーから時計回りで近い方が優先されます。  忍者(1):手札に忍者を持つプレイヤーから3金ずつ奪う  農民(2):”農民のカード枚数”の3倍に等しい金を【ストック】から得る  蛮族(3):全プレイヤーから持ち金を半分(端数切捨て)ずつ奪う  騎士(4):持ち金を全て【供託金】へ支払い、”支払い金”の2倍に等しいVPを得る  商人(5):”持ち金”の3倍に等しい金を【ストック】から得る  司祭(6):【供託金】を全て得る  烈士(7):”手札のスート数”の2倍に等しいVPを得る  最後に、手持ちの金を1金=1VPとし、最もVPの多いプレイヤーがゲームに勝利します。  複数いれば、国王の数字の大きい方が勝利します。それも同じなら引き分けとしてください。