■■ エイリアン:アイソレーション 草案2 ■ 問題点  選択肢がなさ過ぎる。  エイリアン出現後の場所がマイナス1だと、結局そこへ行っても何も資源を得られないので行く意味がない。となると、ほぼ行く場所が限られてしまう。  まず、エイリアンに荒らされた場所はライフを1減らすようにする。  これで、医務室の価値も上がる。  後、アイテムについてだが、初期で何枚か公開されてないと、さすがにこれは作らないかな。という気分になる。素材も不明だし、用途も不明なのだからそりゃそうか。  通路については、本当にただ何もない。というのが厳しい。5回しかアクションがないのに、無駄に使わせるのはどうなのか。という話だ。  まず通路という性質上、隣接するエリアへ自由に行けるようにする。つまり、F=G=E、A=B=Cとなり、それぞれ最大2回行ける。という感じになる。また、臆病であればエイリアンのいない方を選択できる。としてもよいだろう。  通路で勇敢した場合は、両サイドに臆病で1回ずつ行ける。みたいな感じでよいだろう。  エイリアン判定は、あくまで通路、あるいは隣接部屋にエイリアンがいるか、いないか。  つまり、勇敢の場合、どちらにしろエイリアンに見つかるのでアクションはできない。問題は、Dにエイリアンがいた時どうなるか。  これは、あくまでB、Gでの判定なので、D、Hにエイリアンがいても失敗にはならないとする?  勿論、AかCのどちらかにいたら、勇敢なので失敗するのは通常ルール通り。臆病なら、エイリアンのいない方だけをアクションすればいい。  後は、事前準備系のアクションを入れると、もう少し戦略性が上がるかな。という感じ。  現在はキャラクタースキルである罠など、事前に何らかの仕掛けを行うことで、リスクを減らし勇敢しやすくするような感じが望ましい。  例えば、現状全く使われていない通信機。  エイリアンは音に敏感、という設定にしておき、通信機を事前に仕掛けておくことにより回避できる的な。  んー  通信機は資源なので、アクション消費なしで設置がいいだろう。具体的な処理としては、アクション後に通信機を置く。エイリアンが同エリアに出現した際、通信機があると襲われない。とする。勇敢もOKとするか?  基本的に、通信機が仕掛けてあれば勇敢はノーリスクでOKとなる。というのはややツライ。そうなると、通信機が配置されているエリアに全員で行って勇敢するだけのゲームになる。  まぁ、エリアエンチャントだから何人でも対応できるが、臆病だけ。という限定的な方法が良いだろう。  エイリアンの学習方法をちょっと変更  武器が1回で全く効かなくなるのはどうも微妙なので、基本的に学習は+1個出す感じでよいだろう。つまり、武器1個で撃退したら、次は2個必要になる。他の資源に関しても同じ。  資源名をちょっと変えたい。  単純に、レアメタルで逃げるとか、レアメタルを材料に使うとか、フレーバー的にピンとこない。もう少しフワッとした感じが望ましい。  レアメタル=宇宙塵  スクラップ=スクラップ  バッテリー=エーテル  エイリアン=ラーク(Lurk)  まぁ、こんな感じかなぁ。 (!--大まかな変更点--) ・色々変更 ■ 概要  同名ゲームのマルチ化  エイリアンをうまく避け、宇宙ステーションから脱出しよう! ■ コンポーネント  3〜4人? ◇キャラクターカード(4枚)  宇宙ステーションに取り残された4人の住人です。  それぞれ、特殊な効果を持つスキルを1つ保有しています。 ◇探索カード(32枚)  宇宙ステーションの各エリアを表すカードで、1セット8枚になっています。  特定のエリアを探索することで、資源を集めることができます。  また、探索は効果量の違う「臆病/勇敢」の2種類があり、それぞれカードの上下で指定できるようになっています。 ◇エイリアンカード(8枚)  エイリアンが出現するエリアを表すカードです。 ◇ドローンカード(8枚)  ガード用の暴走ドローンが徘徊しているエリアを表すカードです。  ドローンはサーモセンサーを用い、人間のみを襲ってきます。 ◇ミッションカード( 枚)  宇宙ステーションを脱出するのに必要な機材です。  資源を支払って作成することができます。  これを制限時間内に必要数だけ作り上げることができたら、ゲームにクリアできます。 ◇アイテムカード( 枚)  探索や戦闘を助けてくれる便利なアイテムです。  資源を支払って作成することができます。 ◇イベントカード( 枚)  各ラウンド毎に発生する特殊な状況です。 ◇ステーションマップ  宇宙ステーションの各ブロックの繋がりを表すマップです。  AABBCC  AA  CC  AADDCCHH    DD  HH  FFDDEEHH  FF  EE  FFGGEE  A:医務室  B:通路  C:研究室  D:制御室  E:備品室  F:廃棄場  G:通路  H:動力室 ■ ゲームの準備  各プレイヤーにキャラクターカードをランダムに配ります。  配ったら、対応する探索カード1セット8枚を受け取り手札とします。  また、ライフトークンを3個と、武器1個、通信機1個を受け取ってください。  エイリアンカード、ドローンカード、ミッションカード、アイテムカード、イベントカードを、それぞれよくシャッフルして山にします。  山にしたら、ミッションカードから”プレイヤー人数”枚引き、それを表向きに置いてください。 ■ ゲームの流れ  本ゲームはラウンドと呼ばれる単位で進行します。  1ラウンドは5ターンで構成され、4ラウンド以内(=20ターン以内)に”プレイヤー人数”枚のミッションを達成すればゲームに勝利します。できなければ、あるいはプレイヤーの内、誰か1人でも死亡したらゲームに敗北します。  以下の手順に従ってゲームを進行させてください。 1:ラウンド開始  イベント山から1枚引き、それを表向きに配置して効果を適用してください。  次に、ドローン山から”現在のラウンド数”枚引いて表向きに配置し【危険エリア】とします。  これはドローンの徘徊しているエリアを表し、このラウンド中にこの危険エリアを探索すると、ドローンから攻撃を受けることになります。  最後に、エイリアン山から1枚引き、それを表向きに配置して【エイリアン目撃エリア】としてください。 2:探索  全プレイヤーは手札から好きな1枚を選び、それを伏せて場に出します。  探索には「臆病/勇敢」の2種類があり、伏せて出す際に行いたい方を上側にして出してください。  全員がプレイしたら、表向きに一斉公開します。  この時、上下が反転しないよう、必ず横から表に返すようにしてください。 ◎通信機の使用  プレイヤーが通信機を所持していた場合、それを1つ消費することで手札を表向きに出すことができます。  他のプレイヤーはそれを見てから、自分が出す手札を選択してください。  また、通信機は同時に複数のプレイヤーが使用することもできます。 3:判定フェイズ  エイリアン山から1枚引いて公開します。  これが、このターンでエイリアンが出現したエリアを表します。  これを踏まえて、それぞれの探索の成否と結果を判定します。  探索に失敗した場合、次の「4:遭遇フェイズ」で処理を行ってください。また、危険エリアを探索した場合は、武器1個を支払うか、ライフを1つ支払ってください(支払った挙句、エイリアンと遭遇して探索が失敗することもあります)。 ◎臆病  エイリアンと同ブロックでなければ探索は成功します。  探索効果を適用してください。  ただし、エイリアンが既に訪れたエリアは荒らされています。  全ての効果量を1つ減らしてください(これにより、マイナスになることはありません)。 ◎勇敢  エイリアンと同ブロックでなく、かつエイリアンが隣接エリアにもいなかった場合、探索は成功します。  探索効果を適用してください。  ただし、エイリアンが既に訪れたエリアは荒らされています。  全ての効果量を1つ減らしてください(これにより、マイナスになることはありません)。  また、探索に失敗した場合でも、エイリアンの出現エリアは変わりません。  エイリアンは非常に高速で移動する為、出現エリアと、その隣接エリア(=勇敢で探索失敗したエリア)の複数のエリアに同時に存在するとして扱ってください。  例えば、「C:研究室」で勇敢探索をした場合、エイリアンが「B:通路」「C:研究室」「D:制御室」のいずれかにいると探索が失敗します。  複数のプレイヤーが「C:研究室」を選んだ際、誰か1人でも探索に失敗すると、全員失敗(臆病探索であっても)となりますので注意してください。 ◎合流  複数のプレイヤーが同じエリアを選択していた場合、探索が成功したらプレイヤーが得ている資源(ライフは除く)を「合計3つまで」自由に移動させることができます。交換ではなく、移動であることに注意してください。  これは、探索の効果を適用する「前」に行うことができます。特に「研究室」でアイテムなどを作成する際は、まず資源を移動させてから探索効果を適用しましょう。 ◎各エリアの効果 ・医務室(A)  傷の手当を行います。  以下を1回適用します。勇敢なら2回適用します。  「ライフを1回復」 ・通路(B)  何も効果はありません。 ・研究所(C)  役立ちそうなアイテムの設計図を探したり、ファブリケーターでアイテムを作ったりします。  以下の中からいずれか1つを適用します。勇敢なら2回適用します。  「アイテム山から1枚引く」「資源を支払いアイテム/ミッション1つを作成」 ・制御室(D)  以下の中からいずれか1つを適用します。  「武器1個を得る」「通信機1個を得る」  勇敢なら、以下の効果も含めて2回適用します。  「【危険エリア】の好きな1枚を捨て札にする」 ・備品室(E)  以下を1回適用します。勇敢なら3回適用します。  「レアメタルを1個得る」 ・廃棄場(F)  以下を1回適用します。勇敢なら3回適用します。  「スクラップを1個得る」 ・通路(G)  何も効果はありません。 ・動力室(H)  以下を1回適用します。勇敢なら3回適用します。  「バッテリーを1個得る」 4:エイリアンフェイズ  探索に失敗してエイリアンと遭遇した場合、エイリアンをどうにかして撃退する必要があります。  所持している資源(ライフ以外)1種を選び、その内1個を【エイリアン目撃エリア】に置き、残りを全てストックへ戻してください。  ただし、エイリアンは高い学習能力を持つ為、以後同じやり方は通用しません。【エイリアン目撃エリア】にまだ置かれていない資源(ライフ以外)を選ぶようにしてください。  できなかった場合、勇敢探索であればライフを2個、臆病探索であればライフを1個失います。  以上の処理が終わればターンが終了します。  「2:探索」に戻り、5ターンが経過したらラウンドが終了します。 5:ラウンド終了  ラウンドが終了したら、以下の処理を行ってください。  まず、【危険エリア】のカードと捨て札を全てドローン山に戻し、リシャッフルします。  エイリアンカードも同様に、【エイリアン目撃エリア】からエイリアン山に戻してリシャッフルしてください。ただし、【エイリアン目撃エリア】に置かれた資源は戻されませんので注意してください。  最後に、各プレイヤーは手札を全て回収し、新しいラウンドを開始します。  この時、ミッションが”プレイヤー人数”枚達成されていたら、ゲームクリアとなります。  ゲームクリアできず、4ラウンド目が終了してしまったら、タイムオーバーとなりゲームに敗北します。