■■ Undecim(ウーンデキム) 草案13 (!--大まかな変更点--) ・アクション効果の変更 ・各リソースの配分を変更 ・キャンペーンゲームを、テーマ毎のモジュールを組み込む形に変更 ・金の精算方法を変更 ■ 概要  お手軽ルールで4Xしよう! ■ コンポーネント  3〜4人用 ◇アクションカード(11枚)  プレイヤーがゲーム中に行える、あるいは発生させることができる物事を表したカードです。 ◇赤い月の夜(1枚)  モンスターを凶暴化させる、血のように赤い月の夜です。 ◇モジュールカード( 枚)  各テーマに合わせた、差し替え用のアクションカードです。 ◇リソースカード(100枚)  上下で異なるリソースが設定され、大別して「土地&資源」と「敵&金」の2種類があります。  土地には「草原」「森」「沼地」「山」の4種、資源には「石」「木」「粘土」「鉄」の4種があります。  土地&資源は1種18枚で合計72枚、敵&金は28枚となります。 ◇スコアカード&マーカー(4セット)  各プレイヤーのVPを管理する為のカードとマーカーです。 ◇タイムカウンター(10個) ◇サイコロ(1個)  6面体サイコロです。 ◇サマリーカード(4枚) ■ ゲームの準備  赤い月の夜を置いて【赤い月】とし、その上にタイムカウンターを10個置いてください。  アクションカードをよくシャッフルし、各プレイヤーに2枚ずつ配って手札とします。  残りのアクションカードは表向きで【場】に置きます。  リソースカードをよくシャフルして山にしてください。 ◎マリガンルール  初期手札の極端な有利不利をなくす為、マリガンを行うこともできます。  じゃんけんなど、好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。そして、スタートプレイヤーから時計回りで順に、手札1枚と【議会】にある好きな1枚を交換できます。これは強制でなく、必要なければ交換しなくても構いません。 ◎キャンペーンゲーム  モジュールカードを使用することで、通常とは違うゲームを楽しむことができます。  モジュールカードは1枚のテーマと複数枚のアクションカードで構成され、使用する場合はテーマカードを1枚選んで【場】に置きます。そして、指定された番号のアクションカードを差し替えてください。  複数のテーマを同時に使用することもできます。  通常モードだけでは物足りない場合、是非キャンペーンモードを遊んでみてください! ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行し、5ラウンドを終えるとゲームが終了します。  以下の手順で処理を行ってください。 1:ラウンド開始  スタートプレイヤーは、サイコロを1個振ってください。  そして、出目の分だけ【赤い月】からタイムカウンターを取り除きます(出目はこのラウンドのアクション効果にも影響を与えます)。タイムカウンターが足りない場合は、あるだけ取り除いてください。  次に、各自手札のリソースカードが5枚になるよう、山からカードを補充します。  補充したら、アクションカード2枚、リソースカード5枚で、手札は計7枚になっていることを確認してください。  それが終わったら、各自山から1枚引いてボーナスリソースを獲得(※後述)します。  最後に、各自手札から好きなアクションカードを1枚選び、それを伏せて場に出します。  全員出したら一斉公開してください。 2:アクションフェイズ  効果テキストが赤文字で書かれたアクションカードが出されていたら、まずその効果を適用してください(このラウンドでアクションから得るリソースは対象になりません。1ラウンド目の土地や資源などを奪う効果は、ボーナスリソースだけが対象となります)。  複数ある場合は、アクション番号の小さい順に処理を行ってください。  その後、各自自分が出したアクションカードの効果を適用します。 ・リソースの獲得  指定された場所から、指定された枚数だけ、リソースカードを獲得し自分の手元に置きます。  この時、上下好きな方を選ぶことができ、上部になっている方をリソースとして扱います(下部は参照しません。ないものとして扱います)。  また、一部アクション効果は、「資源」や「金」など指定して得るものがあります。  この場合、獲得したリソースは指定された種類が上になるよう配置してください。 ・土地  土地には4種類があり、ラウンド終了時に各種類を所持している毎にVPを得ることができます。 ・入植  同じ資源2〜3枚か、あるいは異なる資源2枚をまとめて横倒しにし、これを「入植地」としてください。  また、入植地に最大数はありません。いくつでも所持することができます。 ・発展  既にある入植地にカードを追加する形で枚数を増やします。  発展方法には3パターンがあり、資源で行う場合、同一資源の入植地であれば同じ資源が必要です。異なる資源の入植地であれば、被らない資源が必要となります。  金で行う場合、同一資源の入植地でも、異なる資源の入植地であっても行えます。 ・金  金は様々なアクション効果を高める為に使用されます。  また、ゲーム終了時に所持金に応じてVPを得ることができます。 ・敵  敵性生物を討伐して安全を確保します。  「赤い月の夜」で敵性生物が凶暴化した際、討伐数に応じてVPを得ることができます。 ・赤い月  【赤い月】からタイムカウンターを指定数だけ乗せるか、取り除きます。  ただし、タイムカウンターを11個以上乗せることはできませんし、ある分だけしか取り除けません。 ○オートアクション  アクション効果を適用後、資源があれば入植か発展を1回行うことができます。  これはアクション効果とは別となります。 3:アクション補充フェイズ  アクション番号の小さいプレイヤーから順に、【場】にある「自分が出した以外のアクションカード」を1枚選び、それを手札に加えてください。  プレイヤーの取り順が分からなくなりそうな場合は、アクションカードを自分の前に移動させて、全員取ったら手札に入れるなどすると良いでしょう。 4:赤い月の夜  【赤い月】のタイムカウンターが全て取り除かれていたら、「赤い月の夜」が発生します。  各プレイヤーは所持している「敵」を1枚捨て札にして5VPを得ることができます。  この時、最も多く「敵」を所持しているプレイヤー(複数いれば、その全て)は、好きなだけ捨て札にして1枚につき5VPを得ることができます。  以上の処理が終わったら、【赤い月】の上にタイムカウンターを10個置き直してください。 5:ラウンド終了  土地を所持しているプレイヤーは、土地の種類毎に1VPを得てください。  もしも土地を全種類2枚ずつ以上所持していたら、追加で2VP(合計6VP)を得ることができます。  これらの処理が終わったら、ラウンドが終了します。  以上を繰り返し、5ラウンドを終えたらゲームが終了します。 ■ 精算  各自が所持するリソースに応じて、以下のVPを得ます。 ◎建築  セット枚数に応じて、以下のVPを得ます。  レベル2(2枚)  : 4VP 2  レベル3(3枚)  : 9VP 3  レベル4(4枚)  :14VP 3.5  レベル5(5枚)  :20VP 4  レベル6(6枚)以上:27VP 4.5 ◎金  ”所持金の2乗”分のVPを得ます。  ただし、最大5枚分、25VP以上は得られません。6枚以上所持していても、5枚と同じ扱いになります。  その他、残っている資源については得点になりません。  最後に最も多くのVPを得たプレイヤーが勝利します。複数いたら、アクション番号のより小さい数字を持っていた方が優先されます。