■■ Undecim(ウーンデキム) 草案6 ■ 問題点  リソースを得ないアクションが全体的に弱い  入植はできるが、発展ができないケースが多い  共通場のリソース枯渇が問題。先手番の有利もこれに起因する。  共通場に一定枚数補充するようにする?  例えば6枚なら6枚固定とし、6枚以下になってたら6枚になるよう補充する。という感じが良いように思う。  共通場を枯らす、あるいはコントロールする、という要素がなくなるが、これは問題ないのか。  現状では先手番の有利を招き、また、結局残るカードに対して違いはないので、問題ないように思う。  常に6枚とした場合、手番順はあまり関係なくなる。ので、スタPから5巡という形でも良さそうだ。  この場合、リソースカードは6×4×5=120枚ということになる。これはいくらなんでも多すぎるので、5枚補充ということにして100枚でもいいような気がする。  基本的に獲得できる枚数は3、4枚とし、ボーナスで1枚という形にするのがよいだろう。  場が常に変わるというか、自分の手番のカードがほぼ刷新される形なので、計画性的なものはない。  そこで、マーケットを用意する? つまり、欲しい素材のカードが売っている。1枚すてて1枚得るみたいな、2→1交換で欲しいカードを手に入れる仕組みはあって良いかも知れない。  ただ、それにもカードが必要になるので、ちょっと考えものではあるが。  マーケットに売っているのは資源4種+金で5種とする。各4枚ずつで20枚用意し、120枚にするようなやり方もありか。  後、カード種類で、資源+土地の他に、資源+資源みたいなバリエーションを増やす?  現状のシステムだと、同じ資源が複数個あっても分割しては使えないので、特に意味がない。やるとしたら、異なる資源同士をくっつけるようなやり方か。  まぁ、これはマーケットのカードをそうするのが良いかも知れない。  ただ、任意で取ってくるカードの上下がどうこうというのは、反転する効果でもなければ意味ないのだから、ゲーム的には実質意味がない。仮に通常の組み合せで資源のみだった場合、それはまぁ、意味があるのかも知れない。  ただ、どちらにしろ反転効果がないとあんまり意味がない設定なので、これ自体なくて良いように思う。  後はカードの効果か。  レガシー系にするかどうかはまだ分からない。連続ゲームにする場合は、それに合わせた何らかの仕掛けがあるとよいのかも知れない。 (!--大まかな変更点--) ・リソースカードの配分変更 ・建築アクションを手番終了時に1回行えるように変更 ・建築の決算点を少し強化 ・金の基本点を1から建築数に変更 ■ 概要  お手軽ルールで4Xしよう! ■ コンポーネント  2?〜4人用 ◇アクションカード(11枚)  プレイヤーがゲーム中に行える、あるいは発生させることができる物事を表したカードです。 ◇アクションボーナスカード(1枚) ◇リソースカード(72枚)  上下で異なるリソースが設定され、大別して「土地&資源」と「敵&金」の2種類があります。  土地には「草原」「森」「沼地」「山」の4種、資源には「石」「木」「粘土」「鉄」の4種があります。  土地&資源は1種12枚で合計48枚、敵&金は24枚となります。 ◇パスカード(4枚) ◇スコアカード&マーカー(4セット)  各プレイヤーのVPを管理する為のカードとマーカーです。 ■ ゲームの準備  アクションカードをよくシャッフルし、各プレイヤーに2枚ずつ配って手札とします。  残りのアクションカードは表向きに置き、そこを【アクション置き場】としてください。4人プレイ時は3枚、3人プレイ時は5枚が【アクション置き場】に置かれます。  また、【アクション置き場】にアクションボーナスカードも置きます。  このアクションボーナスの下に置かれたカードは、選択することでボーナスを得ることができます(※後述)。  次に、リソースカードをよくシャフルして山にします。  パスカード4枚は、表向きにして邪魔にならない場所に置いてください。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定します。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行し、一定のラウンドが経過するとゲームが終了します。  以下の手順に従い、ゲームを進行させてください。 1:ラウンド開始  山から12枚引き、それらを表向きで並べて【世界】とします。  3人プレイ時は山から10枚引いて並べてください。 2:メインフェイズ  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行います。  手番になったら、【アクション置き場】の好きな1枚を手札に加えます。  この時、ボーナスから選んだ場合、山から1枚引いてそれをリソースとして獲得する(※処理の仕方は後述)ことができます。  その後、【アクション置き場】に残っているアクションカードを、アクションボーナスカードの下に移動させ「ボーナス」としてください。  以上の処理が終わったら、以下のどちらかを行います。 ◎アクション  手札から好きな1枚を選んで使用します。  選んだ1枚を【アクション置き場】へ表向きに出し、その効果を適用してください。これは、この手番で【アクション置き場】から得たカードをそのまま即使用することもできます。  その後、資源があれば入植を行うことができます。  同じ資源2枚か、あるいは異なる資源2枚をまとめて置き、これを「入植地」としてください。  入植は1手番に1回だけ行うことができ、どれだけ資源があっても通常は2回以上入植を行うことはできません。  また、次のアクション効果は以下のように処理してください。 ・リソースの獲得  指定された枚数だけ、【世界】からリソースカードを獲得します。  獲得したリソースは、手元に置く際に上下好きな方を選んで配置できます。そして、所持リソースを見る際は上部になっている方を参照してください。  一部アクション効果は、「資源」や「金」など指定して得るものがあります。  この場合、獲得したリソースは指定された種類が上になるよう配置してください。 ・土地  土地には4種類があり、各種類を所持している毎に手番終了時1VPを得ることができます。  従って、草原、森、沼、山の4種類をそれぞれ最低1枚ずつ所持していれば、手番終了時に4VPが入ることになります。  また、ゲーム終了時に各土地毎に最も多く持っているプレイヤーはマジョリティボーナスを得ることができます。 ・発展  既にある入植地にカードを追加する形で枚数を増やします。  発展方法には3パターンがあり、資源で行う場合、同一資源の入植地であれば同じ資源が必要です。異なる資源の入植地であれば、被らない資源が必要です。  金で行う場合、同一資源の入植地でも、異なる資源の入植地であっても行えます。 ・金  金は様々なアクション効果を高める為に使用されます。  また、ゲーム終了時に1枚”入植地数”分のVPに変換されます。 ・敵  敵性生物を討伐して安全を確保します。  なんの効果もありませんが、ゲーム終了時に最も討伐数が少ないプレイヤーはペナルティを受けます。 ○追加アクション  パスカードを所持していた場合、それを1枚手元にセットすることで、連続してもう1手番を行うことができます。 ◎パス  ゲーム中、1回だけ行うことができます。  手札から好きな1枚を【アクション置き場】へ置き、その効果を使用する代わりに、パスカードを1枚得てください。  以上の処理が終わったら、手番が終了します。  左隣のプレイヤーに手番を渡してください。 3:ラウンド終了  全プレイヤーが1手番ずつ終えたら、ラウンドが終了します。  【世界】に残っているリソースを捨て札にし、スタートプレイヤーを1つ左隣へ移して新しいラウンドを開始してください。  また、これが4ラウンド目の終了時(=1巡)なら、5ラウンド目のスタートプレイヤーは「この時点で最もVPの多いプレイヤー」となります。複数いたら、最初のスタートプレイヤーから時計回りで近い方を優先してください。  以上を繰り返し、5ラウンドが終わればゲームが終了します。3人プレイ時は6ラウンド(=2巡)したらゲーム終了となります。 ■ 精算  各自が所持するリソースに応じて、以下のVPを得ます。 ◎土地  各種類につき、最も多く持っているプレイヤーが3VPを得ます。複数いた場合は、その全員が1VPずつ得てください。 ◎建築  セット枚数に応じて、以下のVPを得ます。  2枚  : 4VP  3枚  : 8VP  4枚  :12VP  5枚以上:18VP ◎金  1枚につき”入植地数”分のVPを得ます。  入植地が1つもなければVPを得られません。 ◎敵  最も少ないプレイヤーは8VPを失います。複数いた場合は、その全員が4VPずつ失います。 ◎パスカード  パスカードをセットしている(=追加アクションを行っている)プレイヤーは、その内容に従ってVPを増減させてください。  その他、残っている資源については得点になりません。  最後に最も多くのVPを得たプレイヤーが勝利します。複数いたら、多く敵を所持している方が勝利となります。それも同じなら引き分けとしてください。