■■ Sedecim(セーデキム) 草案4 ■ 問題点  一部人気カード以外に使われないのがやはり難点。  ついでに言えば、アクションカードが多すぎるような感じもするし、そこを少なくすることでテンポアップできそうな感じもある。  手札2枚、場札2枚と仮定すれば、最低限必要なのは10枚となる。場札を3枚にした場合、11枚。3人時は2枚抜くことで再現できるといいだろう。  11枚だとundecim、ウーンデキムということになる。  山があると場札が増えたり増えなかったりでオペレーションがちょっと不安になるので、とにかく場札は3枚。手札は2枚でなんとかしろ。という感じで良いと思われる。  3人時は、場札5枚からランダムで3枚使えるとかそんな感じか。  おまけシステムは復活させた方がいいか。  不人気カードは売れ残りやすいので、1枚ドローはあってよいと思われる。ただ、オペレーションはちょっと面倒くさい。場から1枚取って、残り2枚に1枚セットだが、要は前のプレイヤーが出したカードを取らなければ1枚ドローで良いという話ではある。  次にパスと連続手番周り。  アクションカードを取るとオペレーションが複雑になり過ぎるので、パスしたらパストークンをもらい、それを使って連続で2回手番できる。で良いと思われる。ただ、それだと強いカードを連続で2回使えるのでどうか。やっぱ手札が1枚減るぐらいあって良いと思われる。  つまり、場から1枚取ってプレイし、さらに手札から1枚プレイする。結果として、手札は1枚になり、場札は4枚に増える。  1人パスすると場札が1枚減る場合、2人まではパスできるとする。どうせ連続手番は最後にしかやらないのだから、ゲーム途中で連続して場札が解消されるようなことはないと推測される。  うーん  専用のパスカードを4枚用意する。  つまり、場札からとらず、このパスカードを取る。で、このパスカードを捨てると連続でアクションできる。という仕組み。そして、このパスカード4枚にはそれぞれ独自の効果が1つ設定されていて、一応早い者勝ちであるとする。  リソースカードについては、12枚前後増やすとして72枚? かな。 (!--大まかな変更点--) ・全面改訂 ■ 概要  お手軽ルールで4Xしよう! ■ コンポーネント  2?〜4人用 ◇アクションカード(16枚)  プレイヤーがゲーム中に行える、あるいは発生させることができる物事を表したカードです。 ◇リソースカード(60枚)  上下で異なるリソースが設定され、大別して「土地&資源」と「敵&金」の2種類があります。  土地には「草原」「森」「沼地」「山」の4種、資源には「石」「木」「粘土」「鉄」の4種があります。  土地&資源は1種9枚で合計36枚、敵&金は24枚となります。 ◇スコアカード&マーカー(4セット)  各プレイヤーのVPを管理する為のカードとマーカーです。 ■ ゲームの準備  アクションカードをよくシャッフルしてアクション山にし、各プレイヤーは2枚ずつ引いて手札とします。  アクション山から2枚引き、表向きに置いてそこを【アクション置き場】とします。  次に、リソースカードをよくシャフルして山にします。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定してください。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行し、一定のラウンドが経過するとゲームが終了します。  以下の手順に従い、ゲームを進行させてください。 1:ラウンド開始  山から12枚引き、それらを表向きで並べて【リソース置き場】とします。  3人プレイ時は山から10枚引いて並べてください。 2:メインフェイズ  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行います。  手番になったら、【アクション置き場】の好きな1枚か、あるいはアクション山の一番上を引いて手札に加えます。ただし、アクション山が尽きていたら、アクション山を選べません。  次に、以下のどちらかを行います。  また、アクション後にコストとして手札1枚を捨てることで、追加アクションを行うこともできます。 ◎アクション  手札から好きな1枚を選んで使用します。  選んだ1枚を【アクション置き場】へ表向きに出し、その効果を適用してください。これは、この手番で【アクション置き場】から得たカードをそのまま即使用することもできます。  また、次のアクション効果は以下のように処理してください。 ・リソースの獲得  指定された枚数だけ、【リソース置き場】からリソースカードを獲得します。  獲得したリソースは、手元に置く際に上下好きな方を選んで配置できます。そして、所持リソースを見る際は上部になっている方を参照してください。  一部アクション効果は、「資源」や「金」など指定して得るものがあります。  この場合、獲得したリソースは指定された種類が上になるよう配置してください。 ・土地  土地には4種類があり、各種類を所持している毎に手番終了時1VPを得ることができます。  従って、草原、森、沼、山の4種類をそれぞれ最低1枚ずつ所持していれば、手番終了時に4VPが入ることになります。  また、ゲーム終了時に各土地毎に最も多く持っているプレイヤーはマジョリティボーナスを得ることができます。 ・建築  建築アクションを行ったら、指定された枚数のリソースを重ねて1セットとし、横倒しにしてください。  建物自体に特殊な効果はありませんが、その構成枚数に応じて、ゲーム終了時にVPを獲得することができます。 ・金  金は様々なアクション効果を高める為に使用されます。  また、ゲーム終了時に1枚1VPに変換されます。 ・敵  敵性生物を討伐して安全を確保します。  なんの効果もありませんが、ゲーム終了時に最も討伐数が少ないプレイヤーはペナルティを受けます。 ○追加アクション  アクション後、手札1枚を捨て札にする(これは、【アクション置き場】には置かれません)と、手札からもう1枚を選んで【アクション置き場】に置くことで、そのアクションも追加で行うことができます。  つまり、連続アクションを行うと手札が2枚減ることになり、また手札がどれだけあっても1手番で2回以上追加アクションを行うことはできません。 ◎パス  手札を使用せず、手番を終了します(=手札が1枚増えます)。  以上の処理が終わったら、手番が終了します。  左隣のプレイヤーに手番を渡してください。 3:ラウンド終了  全プレイヤーが1手番ずつ終えたら、ラウンドが終了します。  【リソース置き場】に残っているリソースは捨て札にします。  【アクション置き場】と捨て札になっているアクションカードは、アクション山へ戻してシャッフルしてください。  それらが終わったら、スタートプレイヤーを1つ左隣へ移し、新しいラウンドを開始してください。  また、これが4ラウンド目の終了時(=1巡)なら、5ラウンド目のスタートプレイヤーは「この時点で最もVPの多いプレイヤー」となります。複数いたら、最初のスタートプレイヤーから時計回りで近い方を優先してください。  以上を繰り返し、5ラウンドが終わればゲーム終了となります。  3人プレイ時は6ラウンド(=2巡)したらゲーム終了です。 ■ 精算  各自が所持するリソースに応じて、以下のVPを得ます。 ◎土地  各種類につき、最も多く持っているプレイヤーが3VPを得ます。複数いた場合は、その全員が1VPずつ得てください。 ◎建築  セット枚数に応じて、以下のVPを得ます。  2枚  : 3VP  3枚  : 6VP  4枚  :10VP  5枚以上:15VP ◎金  1枚につき1VPを得ます。 ◎敵  最も少ないプレイヤーは8VPを失います。複数いた場合は、その全員が4VPずつ失います。  その他、残っている資源については得点になりません。  最後に最も多くのVPを得たプレイヤーが勝利します。複数いたら、多く敵を所持している方が勝利となります。それも同じなら引き分けとしてください。