■■ Valheim 草案2 ■ 問題点  カードの持ち殺しが強すぎるような気がする。  特に建築系カードを抑え、最後に1個だけ建てる。みたいなやり方が相当に強いと思われる。  場当たり的な対応策としては、コピーカードを作る。即ち、手札に保有しているカードをコピーして使うので、保持しても他のプレイヤーが使える可能性がある。が、その為には手札を1枚にする必要がある。建築とコピーを両方保持したら意味ないので。  また、使用したカードが場に出されて即使用できる場合、特定のカードのみ回るという可能性が高い。  例えば単純に場から3枚取るが、おそらく普通に回ると思われる。  解決法としては、一旦捨て札にしてリシャッフル補充ではあるが、リシャッフルが面倒なのと、めくり運の要素が強くなり過ぎる。  順番を変えて、例えば手札からプレイして効果を適用。然る後に回収(ただし、出したカードは回収できない)という感じなら成立しなくもないが、ちょっと面倒か。  後は、プエルトリコ方式でボーナスをつけるか。  即ち、場に残っているカードにはリソースカード1枚のボーナスがつく。裏向きかなんかで配置して、それを取るって感じになると思われる。  基本的な思想として、1手番に1枚しか使用できない場合、手札枚数の増加はコンボ狙いの攻撃系ではなく、使用されたら嫌なカードを抱え殺す防御系にしか働かないのではないかと思う。  そう考えると、置物にするか、1枚にするか。という感じ。  例えば置物にした場合を考える。  手札から使用せず、常に効果が出るようなものであるとする。となると、手札から使用したのと同じ効果であるのはまずい。また、オペレーション的にどうやるのかもちょっと不明。  1枚はちょっと選択肢が少ないかな。  一度計算する。  まず、プレイヤー人数×2枚が手札。つまり、最大8枚。で、場に並ぶカードは最大4枚として12枚。んで、使用されないカードが2枚で14枚。  どの時点で場がリセットされるのか。ウィドウが2枚程度あるのはよいことだと思うが、1ゲームから完全除外する程か、というのは疑問が残る。  妨害の強さについて、見積もりが甘いかも知れない。  相手が持つリソースがはっきり分かっているので、妨害はかなり効果的に行われる。ほぼ最大効率をもって適用される筈で、復帰もそれなりに容易でなければならない。  また、妨害が強すぎるとリセット効果が高すぎるので、どうバランスを取るのがよいのか。  リセットのかかるタイミングは、次ラウンドの2人目。そこで山が全部付きて、3人目からリシャッフル山になる。  これはちょっとどうか。  ラウンド毎に山はシャッフルしてよいように感じるが、結局の所、タイミングをずらして全部出るから、ウィドウなんてなくても良いのかも知れない。  あるいは、ラウンド毎に場のカードをリシャッフルするか。まぁ、山を作り直さないとどうにもならないので、それでいいか。  後、もう1枚ぐらいカードを増やしていいかも知れない。ウィドウ3枚で、場に出るのが4枚。  おまけはどうするか。  場から1枚取った時、場に残っているカードに1枚ずつおまけする。ただし、最大1枚。というのがいいかな。つまり、手札から出したカードにはおまけつかない。  連続手番をどうするか。  場から1枚引いた後、連続して2枚出すことで、手札上限を1枚削りつつ2手番行うことができる。  問題は、いつやってもよいなら、普通最後手番にしかやらないよな。という点か。  連続手番をすることで、効果的にシナジーを効かせることができる。例えば、最後の1人は連続手番が行えない。とか、最後に手札を2枚にしておくとVPがもらえるとか。  あるいは、オートカウンターか。  つまり、攻撃された時に1枚捨てるとカウンターできる。こっちのがスマートかな。 ■ 概要  お手軽ルールで4Xしよう! ■ コンポーネント  2?〜4人用 ◇アクションカード(14枚)  プレイヤーがゲーム中に行える、あるいは発生させることができる物事を表したカードです。 ◇リソースカード(96枚)  上下で異なるリソースが設定され、大別して「土地&資源」と「敵&金」の2種類があります。  土地には「草原」「森」「沼地」「山」の4種、資源には「石」「木」「粘土」「鉄」の4種があります。  土地&資源は1種16枚で合計64枚、敵&金は32枚となります。 ■ ゲームの準備  アクションカードをよくシャッフルしてアクション山にし、各プレイヤーは2枚ずつ引いて手札とします。  次に、リソースカードをよくシャフルして山にします。  最後に、じゃんけんなど好きな方法でスタートプレイヤーを決定してください。 ■ ゲームの進行  本ゲームはラウンドという単位で進行し、一定のラウンドが経過するとゲームが終了します。  以下の手順に従い、ゲームを進行させてください。 1:ラウンド開始  山から10枚引き、それらを表向きで【場】に並べてください。  3人プレイ時は山から8枚、アクション山から1枚引いて、【場】に表向きで配置してください。 2:メインフェイズ  スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行います。  手番を開始したら、まずアクション山から1枚引いて、【場】に表向きで配置します。  次に、【場】にあるアクションカードから好きな1枚を選んで手札に加えます。  最後に、手札から好きな1枚を選んで【場】に出し、その効果を適用してください。これは、【場】から得たカードをそのまま即使用することもできます。 ◎リソースの獲得  アクションカードによりリソースを獲得したら、それを手元に移動させます。  この時、上下を自由に選ぶことができ、所持リソースを見る時は上部の方を参照してください。 ◎建築  建築アクションを行ったら、指定された枚数のリソースを縦に重ねるなどして、1セットとしてまとめてください。  また、建築物は内容に関わらずセット枚数のみが得点となります。 3:ラウンド終了  全プレイヤーが1手番ずつ終えたら、ラウンドが終了します。  【場】に残っているリソースは捨て札にし、アクションカードはアクション山へ戻してシャッフルします。  それらが終わったら、スタートプレイヤーを1つ右隣へ移し、新しいラウンドを開始してください。  以上を繰り返し、8ラウンド(=2巡)が終わればゲーム終了となります。  3人プレイ時は9ラウンド(=3巡)したらゲーム終了です。 ■ 精算  各自が所持するリソースに応じて、以下のVPを得ます。 ◎土地  各種類につき、最も多く持っているプレイヤーが4VPを得ます。複数いた場合は、その全員が2VPずつ得てください。 ◎建築  セット枚数に応じて、以下のVPを得ます。  2枚  : 3VP  3枚  : 6VP  4枚  :10VP  5枚以上:15VP ◎金  1枚につき1VPを得ます。 ◎敵  最も少ないプレイヤーは6VPを失います。複数いた場合は、その全員が3VPずつ失います。  その他、残っている資源については得点になりません。  最後に最も多くのVPを得たプレイヤーが勝利します。複数いたら、最も数字の小さい手札を持っているプレイヤーが勝利となります。